さて、エビセンターからの帰り道を検索します。当然のように目の前の道路を南下するのですが、さてここからどうやって右折してアユタヤ市内に入るかです。
どうも、来た道の脇に実はくぐる道があったようで、あとは行きとほぼ同じ道を通ることになるようです。これはわかりやすい。
さて、目的地はこちらです。
ワット・ヤイチャイモンコンです。
ここは大きい仏塔(右に少し見切れている)で知られていますが、これまでの遺跡に比べると荒れていません。これは、ビルマに侵攻されていたタイが独立を回復したときに、それを記念して建てられたのがこの仏塔だからだそうです。この独立回復をしたのがナレスワーン大王。この人の生涯の話は5部作だか6部作で映画化されましたね。全巻セット手に入れたのはいいんだけど、字幕*1が入っているのが最初の2部作だけということが買ってからわかってまだ見られていません。さすがにまだ字幕なしでタイ語を理解できるほどではないしなあ。
それはさておき。ここも観光客が多いです。駐車場が大きいからか、時間のせいか、ツアー客が多いようです。中でも多いのが韓国人観光客。実際ハングルの案内を多く見ていますからね。
それはこの涅槃仏の写真にも写り込んでいます。
スト2サガットステージのモデルになったと言われている*2屋外涅槃仏の1つですが、この写真を人入り込みなしで撮影するのが難しいほど混んでいます。この人たちは記念写真のためにこういうポーズをしているので簡単にはどきそうにないので撮っちゃいました。まあ、それほどマナーが悪くはないようです。
気になるのは、涅槃仏の着ている布が色褪せていることです。修行僧ならそれでいいけど、仏像はそれでいいのかしら、と思っていたら、
ちょうど別の人が布を掛けているところに逢いました。おそらくこれを掛けてから古い方を外すのでしょう。
もちろん、大きいお寺ですので、仏像は他にもいくつもあります。
そのいくつかにも参拝します。
そして、本題、大仏塔です。先ほど見切れていた仏塔を全体でみるとこんな感じです。
階段が着いているのが見えますよね。
ここの階段は登れます。そして中に入れるのですね。
とは言え中に撮影するほどの物はありません。ただ、やっぱりそこそこの高さはあります。
これあれだな、正面のお堂が修復されてから見たら綺麗だろうな。
お土産はお菓子と決まっている
さて、アユタヤには名物のお菓子があります。ロティ・サイマイ(โรตีสายไหม)といいます。ロティというのはバンコクの屋台ではおなじみのお菓子で、なんていうか、クレープです。バンコクではバナナが入ることが多いかな。他にも具があって、軽食になるものもあります*3。
ちなみに、これはマレーシアの方のムスリムが持ち込んだ可能性が高いようです。少なくともバンコクでは。そう言われてみると、実際ムスリムの多いところではロティの屋台を多く見るような気もします。
アユタヤのやつはよくわかりません。よくわからない上に見た目もよくわからないのです。
実は、ロティ・サイマイはアユタヤ近辺では売っているのをよく見かけるお菓子です。
この屋台に、ビニール袋に入ったパステルカラーのものがありますよね。これがロティ・サイマイを構成するパーツの1つです。
こちらは先ほどのエビセンターを囲むようにして建っている屋台の1つです。で、ロティ・サイマイを売っているのはこの店だけではありません。
正直な話、ここだとエビ以外のものを売っている屋台2,3軒に1軒はロティ・サイマイを売っているのです。
ほらね。
で、ロティ・サイマイを売っている店はこれで簡単に区別できるのですが、問題はその次です。この袋、どう見てもクレープには見えませんよね。じゃあなんでロティと言っているかというと、いちおう先に挙げたほうの屋台でそれがわかるのですが、クレープを焼く焼台があるのですね。まあそういうことなのだろうと。
先ほどの場所にも屋台があったにも関わらずそこで買わなかったのは、まあお土産にするものだからあまり持ち運びたくないというのもありましたが、最初に買うならその原点として一番有名な店で買いたいというのがありました。その味知ってたら次買ったときに「どこで買っても同じ」と言えたり言えなかったりしますからね。
というわけで向かったのはこの店です。
ロティ・サイマイ・アビジン。目立つ青い横断幕にはこうは書いてありません。いちおう最初の部分に「アビディン」とは書いてありますけどね。何て書いてあるんだろうな。辞書で調べると順番に、対応する動詞と目的語になりそうな言葉が書いてあって、キャッチコピーになりそうな気もしますが実際はただの名前かもしれません。あ、店名は上の方にある看板に書かれています*4。
店の前は路駐地帯ですので空いていれば駐車可能です。写真は撮りませんでしたが、店の右端に値段表があります。全部タイ語で書いてありますが、上から「巨大袋」「1kg袋」「500g袋」「小袋」の値段です。
例えばあるサイトに貼られていたこの価格表の場合は、巨大袋が300バーツ、1kgが100バーツ、500gが50バーツ、小袋が30バーツになりますね。