あと2つくらい遺跡を見て、ついでにお土産も買いたい(大阪経由でタイへ・6日めその6)

さて、エビセンターからの帰り道を検索します。当然のように目の前の道路を南下するのですが、さてここからどうやって右折してアユタヤ市内に入るかです。

Google Mapsより

どうも、来た道の脇に実はくぐる道があったようで、あとは行きとほぼ同じ道を通ることになるようです。これはわかりやすい。

さて、目的地はこちらです。

Google Street Viewより

ワット・ヤイチャイモンコンです。

ここは大きい仏塔(右に少し見切れている)で知られていますが、これまでの遺跡に比べると荒れていません。これは、ビルマに侵攻されていたタイが独立を回復したときに、それを記念して建てられたのがこの仏塔だからだそうです。この独立回復をしたのがナレスワーン大王。この人の生涯の話は5部作だか6部作で映画化されましたね。全巻セット手に入れたのはいいんだけど、字幕*1が入っているのが最初の2部作だけということが買ってからわかってまだ見られていません。さすがにまだ字幕なしでタイ語を理解できるほどではないしなあ。

それはさておき。ここも観光客が多いです。駐車場が大きいからか、時間のせいか、ツアー客が多いようです。中でも多いのが韓国人観光客。実際ハングルの案内を多く見ていますからね。

それはこの涅槃仏の写真にも写り込んでいます。

スト2サガットステージのモデルになったと言われている*2屋外涅槃仏の1つですが、この写真を人入り込みなしで撮影するのが難しいほど混んでいます。この人たちは記念写真のためにこういうポーズをしているので簡単にはどきそうにないので撮っちゃいました。まあ、それほどマナーが悪くはないようです。

気になるのは、涅槃仏の着ている布が色褪せていることです。修行僧ならそれでいいけど、仏像はそれでいいのかしら、と思っていたら、

ちょうど別の人が布を掛けているところに逢いました。おそらくこれを掛けてから古い方を外すのでしょう。

もちろん、大きいお寺ですので、仏像は他にもいくつもあります。

そのいくつかにも参拝します。

そして、本題、大仏塔です。先ほど見切れていた仏塔を全体でみるとこんな感じです。

階段が着いているのが見えますよね。

ここの階段は登れます。そして中に入れるのですね。

とは言え中に撮影するほどの物はありません。ただ、やっぱりそこそこの高さはあります。

これあれだな、正面のお堂が修復されてから見たら綺麗だろうな。

お土産はお菓子と決まっている

さて、アユタヤには名物のお菓子があります。ロティ・サイマイ(โรตีสายไหม)といいます。ロティというのはバンコクの屋台ではおなじみのお菓子で、なんていうか、クレープです。バンコクではバナナが入ることが多いかな。他にも具があって、軽食になるものもあります*3

ちなみに、これはマレーシアの方のムスリムが持ち込んだ可能性が高いようです。少なくともバンコクでは。そう言われてみると、実際ムスリムの多いところではロティの屋台を多く見るような気もします。

アユタヤのやつはよくわかりません。よくわからない上に見た目もよくわからないのです。
実は、ロティ・サイマイはアユタヤ近辺では売っているのをよく見かけるお菓子です。

この屋台に、ビニール袋に入ったパステルカラーのものがありますよね。これがロティ・サイマイを構成するパーツの1つです。

Google Street Viewより

こちらは先ほどのエビセンターを囲むようにして建っている屋台の1つです。で、ロティ・サイマイを売っているのはこの店だけではありません。

正直な話、ここだとエビ以外のものを売っている屋台2,3軒に1軒はロティ・サイマイを売っているのです。

Google Street Viewより

ほらね。

で、ロティ・サイマイを売っている店はこれで簡単に区別できるのですが、問題はその次です。この袋、どう見てもクレープには見えませんよね。じゃあなんでロティと言っているかというと、いちおう先に挙げたほうの屋台でそれがわかるのですが、クレープを焼く焼台があるのですね。まあそういうことなのだろうと。

先ほどの場所にも屋台があったにも関わらずそこで買わなかったのは、まあお土産にするものだからあまり持ち運びたくないというのもありましたが、最初に買うならその原点として一番有名な店で買いたいというのがありました。その味知ってたら次買ったときに「どこで買っても同じ」と言えたり言えなかったりしますからね。

というわけで向かったのはこの店です。

Google Street Viewより

ロティ・サイマイ・アビジン。目立つ青い横断幕にはこうは書いてありません。いちおう最初の部分に「アビディン」とは書いてありますけどね。何て書いてあるんだろうな。辞書で調べると順番に、対応する動詞と目的語になりそうな言葉が書いてあって、キャッチコピーになりそうな気もしますが実際はただの名前かもしれません。あ、店名は上の方にある看板に書かれています*4

店の前は路駐地帯ですので空いていれば駐車可能です。写真は撮りませんでしたが、店の右端に値段表があります。全部タイ語で書いてありますが、上から「巨大袋」「1kg袋」「500g袋」「小袋」の値段です。
例えばあるサイトに貼られていたこの価格表の場合は、巨大袋が300バーツ、1kgが100バーツ、500gが50バーツ、小袋が30バーツになりますね。

「激旨!タイ食堂」より
gekiuma.net こういう時は一番下ではなくて下から2番目を頼んでしまうのが自分の悪い癖です。まあ、特にトラブることもなく、あっさり買えてしまいました。しかし、1人で食べるのに小袋でいいかもしれないのにその10倍の巨大袋はどのくらい入ってるんでしょうね。本当に1つの袋に入っているのかしら。

周る遺跡を、あと1つくらいは

さて、まだもう少し時間がありますので、最後にもう1ヶ所くらい行きましょう。 本当はアユタヤの郊外にある丘の上の寺院*5に行きたかったのですが、もうそこまで往復する余裕はありません。 そうすると、あれですね。先ほどのところよりもスト2サガットステージのモデルになったとよく言われているところへ。 ワット・ローカヤスターです。 こちらも屋外にある涅槃仏の遺跡?です。遺跡と言っても首が残っていますからね、タイ独立回復後の建立だとは思います。 で、まあ屋外のロケーション的にはさっきのところよりも似ているのですけれど、涅槃仏の大きさとか荒れ具合がちょっと微妙です。 参考までにスト2のサガットステージのスクリーンショットを引用しておきますね。 とりあえず、ここでコスプレして撮影してもその雰囲気にはならず、ただ悪ふざけになるだけっぽいですね。 ここまでたどり着いて16:30。17時には帰りのロットゥー乗り場に着いていたいので、そろそろバイクを返さないとですね。

*1:タイ語

*2:諸説あり

*3:ここまで書きましたが、実は自分はバンコクで買ったことがありません。

*4:タイ語

*5:バンコクの同名の寺院から思っていたが、実は別に丘の上でもなんでもないらしい