渡し船を降りた先はソイの行き止まりです。
タノンまで行くまでもなく、途中に目指すバイクレンタルショップがあります。
December House。
上記の写真はコロナ最盛期の2021年に撮られたものなので無人の通りですが、今は行けばすぐに大きい立て看板があるのでわかります。この写真だとうすいイエローの壁のあるあたり。
実際に行ってみるとこんな感じです。
バイクを2台借りる交渉をします。ありがたいことに、こちらはパスポート預けではなく現金デポジットでのレンタルが出来るようです。口コミでは1000バーツとありましたが、借りた時は2000バーツでした。まあデポジットは1000バーツ単位で上がるよな。3000バーツだとちょっと持ち歩くのを躊躇する額になりますね。
ちなみに、おまけ、というかサービスとして、アユタヤの地図がついてきました。
サービスと言っても、電話連絡先も書かれていますし、レンタルが18時で閉まることも明記してある必須書類のようなものです。
このルートを回ればアユタヤ中心部の主な遺跡は見て回れる、ってことではありますね。
早速1ヶ所目、もうアユタヤ行く人はみんな行くところに向かいます。
ここです。
どこだか分からないかもですね。こっちの写真だとすぐにわかります。
ワット・プラ・マハタートです。
なんだかんだで、少なくとも3回、おそらくは4回くらいは来ているような気がします。
ちなみにこの写真は、横から撮ってるからあまり注意されませんが、記念写真を撮る時には正面から撮るのが常です。そして、写真に写る時には、この仏頭よりも高い位置に自分の頭を持っていかないことを注意されますね。まあおそらくそれはここに来る人にはけっこう有名なはずなのですが、旅行で気が大きくなっているのか、そこまで気を使わない異教徒がいるのか、現在ではこれを監視する監視員がいて、それを守らないと笛を吹かれます。ここにいる10分くらいで2,3回笛が鳴っていたので、そういう人結構多いみたいですね*1。
まあ、写真を撮る場所には座れる場所もあるので少しずつ変化はしています。
写真を撮る順番を待ち、こちらも交代で写真を撮ります。
まあ、この仏頭も戦争で壊されてこうなったわけで、ここの遺跡はそういう感じで壊されています。
この建物の復元模型が入口には飾ってあります。
ただ、気になったのはこちらのほうでしたね。
トイレのサイン。アユタヤの遺跡にあるトイレのいくつかはこのマークで男女を分けているみたいです。
さて、ここの次は、地図では隣接している、けどちょっと移動する隣の寺です。ワット・ラーチャブーラナ。
こちらも寺の名前はわからなくても、見たことがあるような気がすると思います。
屋根がないのが残念です。
そういう遺跡だから、ないのが当たり前なんですけれどね。
ちなみに、この場所を反対から見ると、
こんな感じです。
ここには仏塔(だったはず)の跡地もあり、この中も少し見られます。
さて、地図ではこの次も寺の遺跡ですが、今回は見ません。
外からちょっとだけ覗きます。
もちろん、アユタヤにも遺跡じゃない寺はあります。
この隣です。というか、実は仏塔を覗くほうがおまけ。バイクはこっちの寺の方に置いてあります。
ウィハーン・プラモンコンボーピットです。
いちおうこの寺もアユタヤ時代からある寺なんだそうです。で、他の寺同様壊されたようです。しかし1900年代以降に修復され、幾度化の修復を経てこうなっているわけです。
私は見たことがないのですけれど、この仏像も1990年までは黒かったんだとか。
さて、使われている寺に来て何をするかというと、それはもちろんお参りです。
まあ、とりあえず、この仏像の前で膝ついて拝みますが、それとは別に。
この写真に写り込んでいますけれど、
タイのお参りにはお参りセットがあります。これはたいていお寺の入口付近に置いてあり、少額のお金*2を寄付することで分けてもらえます。どこでも貰えるのは、蓮の花、というか蕾と、線香にろうそくがついたセットと、金箔。これらを対応する場所にお供えしていきます。
蓮の花は他にもたくさん備えられているところに差し込みます。
線香とろうそくも、大きいろうそくに火が点いているところがあるので、そこで火を分けてもらって、その周辺に。
そして、金箔はそのそばの仏像に貼り付けます。
自分が良くなって欲しいところに貼るのが定番らしいので、私はこのあたりに貼ることにしました。さて、何らかの改善がみられるといいのですが。
この付近にはエレファントキャンプがあって、観光客向けに象乗りがあります。
その象がいるのが見えますね。
今回は、そこには行きません。これから昼ご飯を食べに行きますよ。