記念写真とおみやげと(いつの間にか台北・4日目その1)

明けました。朝です。
例によってU-Bikeで朝食を食べに出かけます。

向かったのは四海豆漿大王です。宿泊先からは歩けないこともないけどやっぱり自転車を使いたい。

ちょっと多めですが、シェア前提で豆花と小籠包も頼んでみました。しかしあれですね。こうやって食べ比べてみると、鼎泰豊の小籠包の皮の薄さがよくわかります。食べ比べなければたぶんこちらでも満足はできると思いますが、味はこういう細かいところで変わってきますね。とは言え値段はこちらのほうが確実に安いです。

さて、今日は迪化街に行くことになっていますが、個人的にはちょっとだけそれとは別に行きたいところがあります。かなりマイナーな場所なので同行者とは別行動でいいのですが、結局一緒に移動することになりました。

まずは中山から民権西路に行きます。

で、中和新蘆線に乗り換えます。乗り換えたら蘆洲線方面に向かいます。で、三民高中駅まで行きます。

この辺は既に新北市で、ベッドタウンな雰囲気が少しずつ出てきています。

で、少し歩くと目的地です。

こちらの書店。まだ開いていないのか定休日なのかはわかりませんが、まだ閉まっています。

ただ、看板の文字で「ここだ」ということはわかるようになっています。

こちらの映画「私の少女時代」のロケ地です。不良の"徐太宇"が主人公"林真心"に「そんなにアンディ・ラウのファンなら、そのうち俺がお前のためにアンディ・ラウに歌を歌わせてやる」と約束した場所。既に10年は前の映画なのでいくつかのロケ地は失われていますが、こちらはまだ残っていたわけです。

まあ、閉まっているので外観の写真を撮ったらここの用事はもうありません。
ただ、来る時にちょっと気になる場所がありました。

かなり賑わっている朝市があったのです。ちょっとこの中を散策してみます。

生鮮食品はけっこう売られています。

バイクの通行がちょっと多いのでそこは注意が必要です。

ところで、公衆トイレに隣接した立体駐車場にはこんな壁画がありました。

村上春樹は全世界で知られていますね。ただ本文はともかく、この写真は「ノルウェイの森」じゃない気がする。

この朝市はただ歩いてみただけですが、本格的にはもう少し下調べしていくつか目的地を決めたほうが良さそうです。さてそろそろ次の場所に向かおうと思います。次の場所は同行者の1人がリクエストしたスーパーマーケット。ここはここでまたちょっと微妙な場所にあるのですが、でもここからだとバスで1本で行けそうです。

というわけで乗ります。行き先は終点、善導寺駅前です。

無事着きました。台北101が遠景に見えています。

この道路を1本裏に回ると、そのすぐそばが目指すスーパーです。

スーパーというほど大きくはないんですが、自然食品というか"ていねいな暮らし"的な商品が多い印象です。

商品、たぶんパンの原材料の原産地表示。

色んなところから買ってるのがわかりますね。
せっかくなので自分も意麺の乾麺を買ってみたりします。

さてこの次も同行者のリクエストで。過去に酒蔵だったところのリノベーション施設です。

古い建物をリノベーションして、おしゃれな雑貨店がいくつか入居しています。
まあとりあえずは休憩です。

この店で頼むものと言ったら決まっています。タピオカミルクティーです。

それにしてもたかがこれだけのものが出てくるのに30分かかるとは思わなかった。おそらくこの店がタピオカミルクティーの元祖な店ですから、こちらも裏庭でタピオカの実を1つ1つ手摘みして作っているのでしょう*1

まあ、あとは入居しているお店をいくつか冷やかします。
たぶんこれはアニメショップ。

もしかしたら「ダンジョン飯」に特化したポップアップストアかもしれません。


ペーパークラフト、これはこれで面白いですね。

台湾にないはずのハンバーグ定食、

ここにありました。

コピックの店とかもあります。

いい感じにたむろせる場所もあります。

酒蔵の歴史についての記載もありました。

ところで、これとは別に探しているものがあります。

こちら「華山1914文化創意産業園区」を調べると最初に見つかるのが「ツタに覆われた建物」なのですが、それが見つかりません。
しょうがないので端から端までうろうろします。

日本人芸術家「佐久間あすか」の展示即売会にも出くわします。

けっこう遺跡的なものは身近に見つかるんですけどね。

と思ったところでやっと見つけました。

この場所は「華山文創園区東2X館」な一帯らしいです。このXにはAからDのアルファベットが入ります。南側から東2A館, 東2B館, 東2C館, 東2D館となっているようで、この風景を見たい人はこの名前を使って地図を検索したほうが良さそう。

ここも一通り見て回ったので、そろそろお土産買いに向かいます。

道路を渡って、バス停で待ちます。

ちょうどいい待ち時間でバスが来ます。

バスに乗ります。

降りてすぐのところを少し歩くと、

目的地です。

早速試食品をいただきます。

まあ、今となっては帰りの空港ターミナルにもポップアップストアがあるので、ここで全部のお土産を買う必要もないんですよね。なんとなくいい感じで、という感じに買います。

ちょっと荷物が重いので、一旦バスでホテルに戻ります。

途中のこの公園。ここも先程の映画のロケ地なんですよね。大人になった主人公がドリンク屋台で偶然アンディ・ラウに会うシーンがここの公園で撮られています。ただ、ドリンク屋台は撮影のために一時的に建てられただけっぽいのですけどね。

帰り道にスシローも見かけました。

こちらはこちらでけっこうな行列のようです。

さて、おみやげ荷物をホテルに置いたら、迪化街に向かいますよ。

*1:タピオカはそういう風には作りません

ムール貝を食べて、ビールを飲んで、ウイスキーもついでに(いつの間にか台北・3日目その3)

対岸。バリと言うそうです。もちろんインドネシアの離島とはなんの関係もなく「八里」と書きます。

いちおう観光地だそうですが、その観光にはあまり興味がありませんで、興味があるのはグルメです。孔雀蛤という貝で有名なんだそうです。

まずはフェリーの往復チケットを買って乗り込みます。

どうもチケットは買わなくても悠遊カードでも乗れるっぽいですが、不安なのでね。

降りると目的地は眼の前にあります。

このレストランです。

夕飯が近いので孔雀蛤1品だけ頼みます。

この伝票の左上かその右側にあるやつがそれ、炒めるか煮るかの違いで、いちおうシグネチャーメニューは炒める方らしいですがこっちはピリ辛らしいです。

今回は頼みませんでしたがビールもありました。

こんな感じの値段です。

ほどなくして料理がやってきます。

孔雀蛤とはいわゆるムール貝のことなんだそうです。
確かにピリ辛ですが、これは食べに来た甲斐がありました。

こんな感じで、

ガイドブックかパンフレットにも紹介されているらしいです。

さて、これが食べられれば八里の目的は果たしたも同然で、淡水に戻ることになります。行きの船は混んでいましたが、帰りの船はそれほど並んでいません。

さらに、夕日の時間にうまく間に合ったようです。

こんな感じで、船内から夕日がいい感じで撮影できます。

そして、この船からの撮影はもう1つ利点がありました。実は今、淡水は河口に架橋工事中なのです。

淡水の川辺から夕日を撮影すると、この橋が邪魔になるんですね。

そう言えば、以前地元に台湾関連の書籍で有名な片倉佳史氏が来たことがありまして、その時講演で言っていたのが「台湾にはハンバーグライスとソフトクリームがない」だっのですが、

ソフトクリームは売っているのをとうとう発見しました。ちなみにハンバーグは進出した松屋で売っているのを確認しています。まあこれらは地元の有名チェーン店「びっくりドンキー」に絡めての話なのでそこまで正確な話ではないのだとは思いますが、まあ美味しければそのうち誰かが取り入れますよね。

淡水の駅そばの公園。

いい感じに混んでます。

さて、これから台北市内に戻って行くつもりなのは熱炒です。行き先は長安東路一段のあたり。実はここMRTの最寄り駅が微妙です。とりあえず中山で降りて、U-Bikeを使って向かうことにします。難点は、近くのU-Bike置き場が既に自転車でほぼいっぱいだったこと。しょうがないので1台だけ止められた人には店の座席を確保してもらい、残り2人は少し離れたところに停車することにします。

その自転車置き場のそばにあった日式焼き鳥店。

これはこれでいいね。

こういう路地を歩くのも好きです。

とりあえず、10分かからずに合流します。

最近の熱炒は日本語メニューが充実しています

まあ、書いてある料理名を100%信用できないんですけれどね。

まあ、熱炒の定番、アサリの醤油漬けは頼んでおきます。

あとは炒飯も。

ビールはこちら。あまり台湾っぽく内容に見えますが、

実は生ビールではないのですね。

あとは、ナスの炒め物に、厚揚げの炒め物。

個人的にはこれも外せません。

トマトと卵の炒め物。なぜか日本ではこれが食べられないんですよね。


全部残さず食べるとなると、3人でもこのくらいの量なのですが、

隣の2人グループはけっこう残していました。

もう少しアグレッシブに頼んでもいいものなのかしら。

さて、飲み会はこれで終わりません。もう1軒ほどいくつもりです。今度はUberを使います。

で、行き先はこちらです。

結局何時に行けるのかわからなくて、予約なしのウォークインでした。誰も食事をしていない隣の焼肉店で空きを待ちます。最初に店員には1時間待ちと言われましたが20分くらいで入れました。

さて、KAVALANのバーですから、置いてあるのはKAVALANのウイスキーばかりです。

ここでやるのは飲み比べでしょうね。

きちんと飲み比べメニューも用意されていたりします。

頼んだウィスキーによってはこの樽から注いだりしてくれるらしいです。

今回はそれはなかったですけれど。

で、注文した結果がこんな感じです。

違いはわかるような、わからないような。

まあ、美味しければいいのです。そこそこ高かったけどね。

さて、楽しんだ後はやっぱりUberでホテルに戻ります。こちらは戻った後にすることがあります。

洗濯です。
いちおうランドリーはホテルにもあることがわかったのですが、ちょっと小さい上に全台埋まっていたのですね。こちらで洗います。コインだけの受付ですがちゃんと両替機も存在します。

洗濯が終わったら乾燥機に移して乾燥です。さて、明日はどこに行きましょうかね。

リバーサイドだけどウォーターフロント(いつの間にか台北・3日目その2)

温泉を出て、新北投駅に歩いて戻ってきました。

MRTの内装は完全に観光地仕様です。

北投でまたMRTの本線に乗り換えて北に向かいます。

途中で見かけた「軍隊に入ろう」な勧誘広告。この給料は高いのかな、安いのかな。

もうそろそろ付きそうです。

はい、行き先は淡水です。

昼ももう少し過ぎましたが、淡水に来たら食べておきたいものがありました。阿給です。こうかいて「あげ」と読むそうで。

こちらの店の左上のメニューがそれですね。厚揚げにひき肉を詰めて茹でた料理なんだそうです。

この店では伝票に欲しいものの数を記入します。

やっぱり人数分の阿給と、それ以外に2品ほど頼みました。

魯肉飯と、


イカ団子スープです。

阿給はこんな感じ。

軽食としてはちょうどいい量です。

さて、昼食も終わったので淡水の街を少し歩きます。

お店は観光客向けに、微妙にはしゃいでいる感じです。「日本で例えたらどこだろうね」と話しましたが、なんとなく鎌倉とか熱海に雰囲気が似ているような気がしないでもありません。日本はどっちも海沿いで、淡水は川沿いですけどね。

まあ、どこもかしこも観光地観光地ではなく、

たまにこういう路地が見えるのもいいところです。

それにしても、

これは何を置いている店なんでしょうね。

路地経由で一本裏に入って歩きます。

この先に、日本の警察官の官舎があるというので寄ってみます。

こちらです。

床の間に飾ってあるのは、補修の際に取り外した鬼瓦だそうです。

まごうことなき日本家屋ですが、

現在はエアコンが入っているのでちょっと涼しいです。

阿給は名物なのか、ゆるキャラになっていました。

残りの2つも淡水名物なのかもしれません。

さて次の場所までは少々離れているので、U-Bikeを使おうと思います。ただこうして歩いていても淡水は微妙に高低差があるので、今回は少し高い電動自転車を使うことにしました。使って早速急坂を登ることになったので洗濯は正解になったみたいです。

着いたのは紅毛城、西洋人が拠点として使った施設らしいですが、入って早々怒られました。施設内には自転車が入ってはいけないらしいです。
しょうがないので、

隣にあった自転車置き場に置いておきます。

チケットは80元でしたが、

淡水にあるあと2つの施設にも入れるらしいです。

ところで、紅毛城、「西洋人」と曖昧に言ったのには理由がありまして、

ここを拠点にしたの、最初はスペイン人だったようなのですが、その後日本を含む8ヶ国くらいがここを拠点にしたらしいのですね。この国旗はその変遷を描いたものです。確かに奥にはスペインの国旗が見えていますね。

こちらは砲台になったスペースみたいで、居住区は少し離れたところに建っています。

こちらはこちらで、インスタ映えするらしく写真を撮ろうとするカップルがあちこちにいました。

確かに眺めはいいです。

こちらの建物は英国副領事館として使われたこともあるようですね。

なんとなく残っている施設に英国風味を感じさせました。

台所とか。

調度品とか。


こういう施設に比べると、


メイドの部屋はかなり質素ですね。

実はダイニングルームは、

先程の台所から少し離れていました。給仕は意外と大変だったかも。

そんなこんなで領事館を見終わりまして、先程の自転車置き場の方まで戻ってきます。この隣に喫茶店がありまして、ちょうどいいので休憩します。

マンゴースムージー美味しいです。

自転車は少し行ったところに返せるスタンドがありまして、ここで返したらあとは川沿いを歩きます。

川沿い、なんだけど雰囲気は完全に海沿いです。

ここは夕景がきれいだ、とか言ってたかな。

金曜日、ということで一応平日ですが、台湾現地の観光客も多いスポットです。

いちおう夕日を見たいな、とは思っているのですが、まだ日は高いです。

淡水の港を作るのに貢献した外国人、だったかな。

とりあえず、このへんで一旦留まります。

この辺から対岸にいくフェリーが出るんです。対岸にちょっとだけやりたいことがあるのです。

台北の温泉地へ(いつの間にか台北・3日目その1)

朝です。

6時起きしないとBSの朝ドラは見られません。

ホテルの朝ご飯はこんな感じ。

いちおう日替わりみたいですね。今日はお粥です。まあこれは味見程度に。

7時集合して、近くの朝食店にやってきました。

台湾クレープこと、蛋餅です。しかし元の商品名にクレープ要素あんまりないよな。

これと蘿蔔糕、つまり大根餅を注文しました。

よく見ると、店のおじさんが大根をおろしていました。

ちなみに味は普通です。ごく普通なのがありがたい。日常感に溢れています。

さて、今日は台北の北の方に行くつもりです。朝食を食べた後は例によって中山駅に向かいます。

まず向かったのはこちらです。

新北投。当然MRTの赤線は直通していません。となりの北投駅で乗り換えて1駅です。

新北投は温泉地です。ですからこんなものが駅前にあります。

手湯です。手を付けてあったまることができる施設です。もちろん無料。

なにせね、ここの温泉地は日本統治下に日本人が温泉を求めて開発したんだとか。

そのために線路まで敷かれたそうで、駅の跡地が記念館的に残っています。

プラットフォームと鉄道の旧車両も。

まあ、復刻はけっこう新しいようではあります。

さて、新北投には巡回バスが1本走っています。

時刻表はこんな感じ。

35分から40分で1周するということは、たぶん1周の実時間はせいぜい30分だろうな、ということで試しに乗ってみることにします。

バスは山道を登り、

源泉地と思える場所を通過してまた戻ってきます。

途中で枝の刈り取りと思える現場に遭遇しましたが、

まあ何のトラブルもなく戻ってきます。

これで大人1人15元です。

まあ、乗った後にはトラブルはありませんでしたが、実はトラブルがあったのは乗る前でした。このバスに、同行者の1人が乗り遅れました。まあ40分に1本のバスを途中で降りるわけにもいかないし、どうせ元の場所に戻って来るしで待っていてもらいましたが。

さて、気を取り直して温泉地の方に向かいます。

いい感じに手入れされています。と思ったら、またいい感じの建物がありました。

ちょっと気になるので、正面に回ってみると、これが市立図書館でした。

入口に模型がありました。

全体的にはこんな感じの建物です。

開架式で、当然本のほとんどは中国語で書かれています。

さすがにFLASHの技術はもう要らないだろうなと思いつつ、

Pythonの技術本はけっこうたくさん置かれています。

太極拳の本と野球の本が同じ棚に置かれているのは、勘違いなのか、それともそういう分類なのか。

なにせ野球の本といっても、王貞治の半生を書いた話の翻訳ですからね。

こうなってくると気になるのが日本文学ですが、意外とたくさんありました。

ひらがなの「の」は普通に使われているのがよくわかります。

坂口安吾村上春樹井伏鱒二が同じ棚に並ぶのも興味深いです。

そうそう、ある意味当たり前ですが、番号の分類方法は日本の図書館とはけっこう異なっていますね。少なくともNDAとは違う分類のようです。

ちなみに、この図書館で一番の見どころはここです。バルコニー。

本来の今日の最初の目的地はあの右側の建物でした。温泉博物館。

温泉博物館は土足厳禁で、下足箱に靴を預けます。

銭湯のそれと同じ札で預けます。

もちろん博物館なので歴史的な写真も飾ってあります。

大広間ではアニメ風に新北投の歴史が語られています。

この映像の場所で外を撮ると現在はこんな感じ。

夕日があんなふうに見えるかは微妙かもしれません。

大広間から下に降りると

浴場があります。

ここの大浴場は「若おかみは小学生!」の台湾編の舞台のモデルになった場所でもあります。

まあ小説のほうでは「北投温泉」ではなく「北桃温泉」でしたけど。

食事や牛乳瓶も展示してあります。

畳に囲碁将棋盤の展示もありましたが、

将棋盤は正確には象棋盤でした。

歴史もいろいろと。

一番暗い時代がこの辺でしょうか。この建物は一時期映画撮影の物置に使われていたそうなんです。

さて、歴史の振り返りはこの辺にしておきまして。

温泉に浸かりたいと思います。

日帰り入浴はけっこうどこのホテルでも対応しているんですが、たぶん半日くらい滞在することを前提にしてるんだろうな、という食事に部屋付きの高額なものばかり。ということで、日帰り入浴だけに対応しているこちら「滝の湯」にやってきました。


こちらは銭湯と同じくらいの金額で入れます。

入場料を払うと鍵を1つ借りられまして、

ロッカーを使えます。

洗い場はちょっと離れたところにあり、浴槽は大きめ。ただお湯が熱いんです。45℃くらいある。なので湧出口から離れたところでみんな半身浴しがち、で中途半端に混みます。

台湾の公衆浴場は水着着用のところが多いのですが、ここは水着なしで入れます。これはありがたかった。

さて、新北投の後はさらに北に向かいますよ。

台北観光の王道を回る(いつの間にか台北・2日目その2)

1Fのフロアを横から出て、前の階段下に回ります。
既に正面は簡単な柵で区切られています。この場所が衛兵交代式、正確には儀仗隊の屋外行進の行われる場所でしょう。柵の横に場所どりします。

13時過ぎに兵士がやってきます。

一部を動画撮影してみました。
youtube.com

見終わった後は、次の見物場所に移動します。今度はU-Bikeではなく地下鉄を利用します。

中正紀念堂駅。御堂筋線を思い出させますね。

地下鉄車中、次に行くところは入場券が必要なので、慌ててチケットを購入します。
当日券は並ぶらしいのでね。

で、着きました。

目的地は展望台ですが、地下1Fからそこまでの通路は大規模なショッピングストリートになっています。実は地下1Fが一番無難かな。有名どころのお菓子屋さんが並んでいます。

そこから上に上がるとわけがわからなくなります。

いや、高級ブランドの店だってことはわかるんですけれどね。聞いたこともないブランドの店すらあって。

そこを上がったら花畑になっていました。

休んでいる地元の人々がいます。まあこの周りもブランドショップですけどね。

ここを通り過ぎてさらに1Fほど上がると展望台に向かうエレベータ乗り場とチケット売り場です。チケット売り場は通過してエレベータ乗り場に向かいます。
いちおう前売り券は30分刻みで入場時刻が記載されているんですが、乗り場に着いたのはそれより15分ほど前でした。でも乗れちゃいました。

エレベータに並ぶ前に、係員が写真を撮りました。まあこれはこういう施設に馴染みがある人はなんだかわかりますよね。帰りにこの写真を少し加工したやつが展示してあって、それをお土産に買えるってやつです。たぶん少しばかし高いと思う。

でも普通に写真撮ります。こういうの記念にしたほうがあとあといいんだわ。

で、上がります。89階まではあっという間です。

そこそこいい感じで景色が見えます。

写真はここの階で受け取れました。2種類のポーズを事前に撮って、夜景とか花火とかの姿に合成したものが6種類だか8種類、1種類だとプリントで買えて、全種類だと倍の値段でデータで買える、って感じです。データで買って全員に配ることも検討しましたが、まあ記念には1種類あれば、ということで1種類だけプリントを買って、残り2人分は再撮で配ることになります。

ここの階から1つだか2つ階を上がると屋外に出られます。まあ風が強いし、飛び降り防止のためかフェンスが張り巡らせされていてあんまり眺めはよくありません。

ただ多分、屋外は「ここ風強いよ」を示すためにあったんでしょうね。

風よけのボールが展示されていましたので。

あと今は展望台で「ロボットフェア」が開催されていたらしく、あちこちのフィクションに登場したロボットが展示されていました。もちろんドラえもんもありますし、マジンガーZもありました。あと、スター・ウォーズとかね。

でもちょっとだけ思った。

真ん中のあんたはロボットじゃないだろ。

あとは降りるだけです。

降りるのも昇るのと同じ速さです。

さて、時刻は15時過ぎですが、地下鉄で数駅戻って昼食と行きます。確か求める店は駅前にあったはず……と思って鼎泰豊の信義店に行くと、入れません。
いつの間にかこの店はテイクアウト専門店になっていたようです。

仕方がないので東に数百m歩いた先にある新生店に向かいます。
15時過ぎということで少しは空いているかと思いましたが、全然でした。

受付の札を見る限り65分待ちとか書かれています。

まあ、待っている間にスマホ経由で注文ができるのはありがたいです。それに、待ち時間も若干多めに言われていただけで、20分ほどで入ることが出来ました。

案内に沿って階段を上がり

奥の部屋に入ります。

注文は終えているので、いい感じに出てきます。

前菜として、鶏肉の紹興酒漬け。

いつも撮るのを忘れて食べてしまいます。

小籠包。

サツマイモの葉も食べたかったのですが、

ここは保守的に空芯菜炒め。

反省してこちらは食べる前に撮影しました。

トリュフ入り小籠包。

麺類も欲しいので乾麺を頼みました。

たしか担々麺。

炒飯も頼みます。

エビチャーハン。

絶対頼みたいのがスープです。

鶏肉蒸しスープ。

正直、昼がかなり遅くなったので、これにビールを数本足すと結構な量になりました。
まあ複数人で来ているからこそ頼める数とも言えます。

食べ終わったら駅の方に戻り、腹ごなしも含めて永康街を歩きます。ここはここで小吃がいろいろありますが、さすがに目に入らないようです。
まあ雑貨もいくつかあるのでそんなものを冷やかしながら。

気になったのはこの「抹茶ポッキーを持つ猫のペンケース」でした。そのうち再訪したら買うかもしれない。

見に行くところは他にもあります。これはリクエストで。中山に戻って誠品生活のビルに行きます。
ここの上の階の神農生活を一回り。コーヒーとか漁師バッグとかここで買い溜めます。実は他にも欲しいものがあって、ホテルにスリッパがないので「サンダル」を買いたいんだとか。なんだかんだで1軒そこそこの店を見つけて買うことになります。

さて、正直朝は全般的に早すぎ、昼はちょっと遅すぎになりました。歩き疲れたところにビールが入ったこともあって、これ以上動く気になれないようです。自分としては、ホテルから徒歩圏内にある寧夏夜市を冷やかして雞肉飯か豆花でも食べられれば、と思っていたのですが今回は各自部屋で休むことに。

こちらも1時間ほど休んでから出かけます。1つはホテルの隣にあるスーパーの視察。1つは翌日あたりに予定している洗濯のためのコインランドリーを下見。こちらはホテルから数十mのところに無難にみつけます。

こちらは帰り道に見つけた食堂の看板。これはこれで余裕があれば試したいなあ。

で、もう1つはやっぱり諦められない寧夏夜市。

まあ、こちらもそれほど食べ歩きは出来ません。

孤独のグルメ」の映画ポスターが貼ってある豆花店に並びます。

で、冷やした豆花を食べます。

こんなん、別腹ですからね。

というか、落ち着いてきたので部屋飲みしようかと思い立ちます。

こちらで牡蠣オムレツを購入します。

コンビニでビールを買って部屋に戻ります。

うん、美味しそうです。

で、実は豆花店に並ぶ前に胡椒餅も買っていました。

こちらはちょっと冷めてた。

いずれ、歩き回った台湾2日目が終わりです。明日はこれよりは歩かないはず。

ちなみにサンダルですが、

ホテルの部屋にないだけで、ロビーに「ご自由にお使いください」が存在してました。これには気がつかなかったな。

多く回るつもりでも、早すぎる来訪は意味がない(いつの間にか台北・2日目その1)

翌朝です。

ホテルには窓がありませんが、TVではNHKを始めとしたBS各局が映ります。

ホテルの廊下

窓なしの部屋と合わせてラブホみたいです。

いちおう、簡単な朝食が無料ですので、味見だけしてみます。

まあまあ。食事にこだわりがない人だったらこれで十分かもしれません(これ以外にパンとかあります)。

問題は、朝食会場に座る場所がほとんどないことです。

ソファーと机の組が1つくらいしかありません。これはあれかな、部屋に持ち込んで食べろということかな。

奥に見えるのは自動販売機です。

どうみても台湾UFOキャッチャーですが、自動販売機と書いてあるのだから自動販売機ですよね。

ロビーにはポケモンがいます。

ただいるだけですけどね。

とりあえず、雨は降らなそうです。

さて、朝食はここホテルでは食べません。少し遠いですがU-Bikeを使って行こうと思います。

少し遠いと言っても自転車で10分も走りません。

こちらの油飯の店です。

油飯とは「おこわ」のことらしいです。

入口に台所があって、そこで注文して中に持ち込んで食べる感じの店です。

注文したのはこんな感じ。

油飯は40元、その他いろいろつけて100元代だったかな、あまり値段は気にしていません。
美味しいです。

食べ終わった後、少し西側に移動します。
youtube.com

こちらを見に来ました。

話によると、今日はメイデーなので、一部の会社は休み、たぶんそこまで混雑していない気がします。滝と言うにはちょっと足らない感じでしたが、まあいい感じです。

この見物できるあたりから南側が迪化街で、今回の同行者の1人が散策したがっていましたが、まだそうするにはちょっと早い時間です。

まあ外観くらいは見てもいいかな、と思いましたが、残念ながら迪化街は一方通行で、こちらからだと反対方向になるみたいです。
しょうがないので1本隣の道を南下します。

で、永楽市場にやってきました。

なんか行列ができています。

中に入って確かめてみると、油飯の店でした。

先程の店とは違って、テイクアウト専門店のようです。
なるほどね、と理解してホテルに戻ります。

さて、今日は台北市内をいくつか回っての観光予定です。ホテルからの最寄り駅は中山で、まずその近辺まで移動します。これももちろんU-Bikeです。

中山駅のそばに、迪化街とは別に古い建物が有名な路地がありまして、赤峰街といいます。

ただ、9時台に来ても店はあまり空いていないようでした。

しょうがないので、駅に戻ります。

ここから2駅ほど南に向かいます。向かったのはこちら、

西門町です。

個人的に20年ほど前に食べたものが食べたくてここまでやってきました。

麺線です。

朝早くから混んでいますが、まあ20年前に比べれば全然空いています。ここで小を注文します。

写真を撮る前に食べ始めてしまって、ほぼ食べ終わりの光景しか残っていません。いやまあかつおだしが非常に美味しい細麺です。

さて、西門町に来たのにはもう1つ目的があります。西門紅楼です。

「タイル博物館」に行きたいとリクエストがありまして、ただ本家の台湾花甎博物館は嘉義市にあるのですね。今回の行き先からは少し外れています。ただ、西門町の西門紅楼にはその分館があるというので、ここで目的地に行けるなら、とやってきたのですが……まだ空いていません。

どうもこの建物がオープンするのは11時からのようです。ここで1時間近く待つのも微妙なので、MRTでもう1駅ほど南に移動します。

龍山寺です。

お参りというか、ここで売られているお守りを留守番の家族に頼まれたのですね。

ついでに無料のおみくじも引きます。何のお願いで問い合わせたかは省略しますが、回答は97番でした。

97番の内容解説を撮影して後で読もうと思います。

そんなこんなで龍山寺を後にして、

西門町に戻ります。

11時も30分ほど過ぎたので西門紅楼もオープンしています。

穴守稲荷の分社があった関係で、ゆるキャラは狐の姿をしています。

キャラグッズもあります。

LEGOで当時の稲荷神社が再現されています。

それにしても微妙なのが、どこにもタイル博物館の分室がないことです。

どうも古い情報で、既に閉館したのかもしれません。まあ、お土産売り場に一部タイルがあったのでいいということにします。

今回はもう1人のリクエストで、中正紀念堂に行きたいということがあったので、ここからまたU-Bikeで移動します。
途中で総統府を通過します。

で、12時過ぎに中正紀念堂にたどり着きます。

広い広場です。

中に入って大きな蒋介石の坐像など眺めます。昔はここで衛兵交代式をやっていましたが、今はここでは行われていません。

ここも下層階に行くとお土産屋さんがあります。

名字と犬とタピオカミルクティーがデザインされたスマホスタンド。デザインは気に入りましたが自分に関連する漢字がなかったので購入を諦めました。

犬の尻尾をデザインしたスプーン。

たまに台湾にはこういう気になるグッズがあります。

さて、グッズはさておき、衛兵交代式はまだ行われているそうです。そろそろ時間なので実施場所に向かいますよ。

機内食を食べずに夜食に牛肉麺を食べる(いつの間にか台北・1日目)

年末年始とGWとお盆には旅行しない質(たち)でした。なんとなく混雑してて、料金も高い感があるから。

そういうときには家からあんまり離れない、という生活をしていたのですが、今年は年越しを7年ぶりにタイでやっちゃってます。

実は今回のきっかけは2ヶ月以上前に遡ります。佐原にいくさらに2週間ほど前のこと。定例の飲み会で「GWの予定を決めかねている」という話が出たので「だったら台湾行けば位いいじゃん」と言ったのがきっかけでした。正直、この時期に予約するとGWでも航空料金がそこそこ安かったのですね。

で「行くから随行してくれ」と言われて、「そちらが行くなら同行したい」と言われて3人旅行が決まってしまいました。今年のGWは微妙な日程のうえ、自分は4/30に通院予約まで入れていますのでそれほど祝日の恩恵を受けられそうな日程は建てられませんが。4/30から5/4までの日程が組めてしまった。

若干ルートは変則的です。行きは最寄りの空港から出発しますが、週2便の日程だと帰りには飛行機がありません。帰りは隣県の空港への便になります。とはいえ、これが安い。困ったことですが、空港からの移動費を追加しても隣県のほうが安くなるんですよ。だったら最初から往復ともそっちでいいじゃないか、とならないのが料金設定の難しいところです。

往路と復路が違う、となると困るのが空港までの移動手段です。最寄りの空港には実は1週間無料で駐車できる駐車場が併設されています。ここまで自家用車で来るのがちょっと楽なんですね。でも今回は帰りにここまで来ないといけない。そんなわけで今回は空港まではバスで移動です。

なお、帰りには新幹線に乗ることになるので、Suicaを1枚追加で用意しました。オンラインで(スマホ経由で)新幹線チケットを買うと自然とeチケットになるんで、発行にSuicaとの関連付けが1人に1枚必要になるんですね。財布の奥の方から古いSuicaを出して、使用可能かどうかをみどりの窓口で確認したところ「少し古いようなので新しいのと交換したほうがいい」とのこと。無料で交換できるようだし、持ってたSuicaは別に記念品でもなかったので交換をお願いしました。いちおうこちらもチケット販売サイトの方に事前登録しておきます。

さて空港です。良い時間で、空港はかなり混雑しています。台湾便で、9割くらいが台湾人かなという人気具合い。まずチェックインして、必要な人はその後で荷物預けも行います。自分は今回は台湾だけの旅行なので機内持ち込みのリュック1つでやってきましたので行きの荷物預けはありません。

保安検査場を通って出国手続きが終わって、制限区域で待ちます。もちろん空のペットボトルを持ち込んで給水するのも忘れません。

少し前に到着便は着いていて、現在帰りの便に切り替えている最中でしょう。

ちなみに今回は座席指定もなしでした。そうしたら席が余っていたみたいで、ほぼ先頭の座席が割り当てられました。この辺の座席、予約しようとすると数千円高めの金を払う必要があったのでちょっとラッキーです。

LCCなので座席間は狭いです。

ただ、3列の中央席でしたが通路側席には人が来ませんでした。これもラッキーです。

LCCですから機内食は別売、機内エンタメもありません。ちなみに機内食は、台湾の人は躊躇なく購入しがちです。こちらもそうしてもいいのですが、やっぱり駅弁程度のものを3000円くらいで買うのには少し躊躇しがちです。

エンタメはまあわかっていればいくらでも対処可能です。今回はAmazon Prime Videoで映画を事前ダウンロードしておきました。
Amazon.co.jp: 新幹線大爆破を観る | Prime Video
飛行機が水平飛行しているのが3時間弱と考えると、このくらいの長さがちょうどいい感じです。まあ過去にBSで放送していたときに一度見てはいるんですけれどね。

高倉健千葉真一宇津井健の活躍を見て楽しみます。

なおリメイク版は数日前に見ていました。こちらもピエール瀧能年玲奈斎藤工、それに草彅剛がよく活躍している映画でした。ただ、1ヶ所だけ地名の誤記が気になったかな。

ちょうど見終わったあたりで飛行機は下降姿勢に入り、桃園空港に着陸します。

半年ぶりの第一ターミナルです。

前回と違うのは、今回私は常客証を持っていることです。これを持っていると入国審査が特別レーンになるという特権で、1年に3回入国すると取得資格が得られます。この年末年始に2度台湾に入国したので、その前の10月の旅行とあわせて年間3回を達成しましたので申請していました。

まあ、持っていたからといってすぐに通過できるわけではありません。通過できるレーン数も少ないので、ここを通る人が多いと結局待たされます。とはいえ、速いことは速い。結果的に同行の他2人よりも20分近く速く入国審査を通過しました。混雑しているときにはありがたいです。

入国審査を通過して下の階に降りるとバゲッジクレームがありますが、桃園空港の第一ターミナルにはここにもう1つ別のものがあります。

自動両替機です。

日本語対応しています。

本人確認はまあパスポートを選ぶしかないですよね、大抵は。

規約に同意すると、パスポートの読み取りが行われます。

読み取った情報が間違っていた場合には再試行が必要です。

で、お金を入れて両替、なのですけれど、この機械については1つ制限があります。2025年5月現在、日本円は旧札のみ対応なのです。1000円札は野口英世5000円札樋口一葉、1万円は福沢諭吉鳳凰の方のやつ。これがないと有人カウンターでの両替となります。でもって、有人カウンターは100円程度ですが両替手数料がかかるのですね。なので、台湾旅行が決まったら定期的にATMでお金を出金・入金して旧札を集めておくといいです。

てなことをしていても残りの2人はやってきません。荷物受け取りはすでに入国を済ませた台湾人でいっぱいです。まあ入国審査は自国人にはどこの国も優しいからね。

さらに少し待ったところで、2人が降りてきました。両替を行って、預け荷物を手にして、制限区域から出ます。

出て最初にするのはラッキーランド抽選です。運が良ければ5000元、つまり25000円分のプリペイドカードが当たる、という抽選。自分は4度目か5度目の抽選ですがまた外れました。しょうがないです。

まだすることが1つあります。現地でのSIMカードの購入です。
これまではKKdayとかKlookとかの旅行サービスサイトでSIMカードを購入していましたが、最近はもっぱらこちらです。
*1
第一ターミナルの制限区域を出て右折したところに正規のキャリア窓口があるのですね。まあ値段はほぼ一緒ですが、こちらは代理店のSIMカードと違うことが1つあって、こちら経由だとeSIMが同額で買えるのです。

代理店でも台湾で使えるeSIMは売られています。ただ、これは全て他国*2のキャリアのローミングなんですね。そういうものなので電話番号が付きません。これが1つはあるのがありがたいんです。

SIMを購入したら、空港の反対側に廻ります。MRT乗り場は到着口からは反対側にありますからね。地下に降りて、持っていない人の分の悠遊カードを買って、台北車站までの料金が払えるくらいのチャージをして、MRTに乗り込みます。

MRTの中ではU-Bikeの登録です。悠遊カードをU-Bikeのサイトに登録しておくのですが、これには台湾の電話番号が必要なのですね。さてここで私はやらかしました。

一度登録したらそのままにしておけばいいものを、新しいeSIMの電話番号に変更しようとしたんですね。そうしたらこの電話番号がすでにU-Bikeに登録されていたんです。まあこういうことはよくあります。eSIMに限らず、旅行者用のSIMは使用期限がありますからね。ある程度したら番号は使い回されるはずです。使い回されていて、前の使用者がU-Bikeに登録していたんでしょうね。こういうこともあるのか。

追記: 帰ってから調べてわかったのですが、こういうときは「パスワードを忘れた」で登録パスワードを再発行すればいいらしいです。再発行の際には改めて電話番号を聞かれるので、今回のSIMカードの番号を入れれば、SIMカードの番号登録と同じように、この場合ワンタイムパスワードの含まれるSMSが自分のSIMカードの刺さっているスマホに送られてくるので、それを入力すれば登録は無事に済むようです。なるほどそれはそうだわ。

まあ、しょうがないので今回は3000元のデポジットを払って一時利用をすることにします。乗るときにスマホが必要で少し手間がかかるけど、まあ似たようなものだし。

台北車站に着いたら駅の裏口に行くように歩きます。今回のホテルは中山との間、台北円環のそばにあります。ちょっとタクシーを呼ぶにも微妙な距離なので歩きます。

途中の路地。

23時過ぎにホテルに到着します。なんとなく予想していましたが内装が微妙です。

荷物を置いたらすぐにとってかえして、夕食、というか夜食を食べに出かけます。

車が全くないわけではないですが、交通量は減っていて自転車が走りやすいです。

さて、行き先は、台北車站と西門町の間にある24時間営業の牛肉麺です。

牛肉入り、牛モツ入り、両方入りとありますが、今回は、

牛肉入りを食べることにします。卓上にある牛脂と辛味、そして酢で味変しながら食べるのが美味しいです。そしてたぶんこの場で我々が最高齢です。なんというか若者向けの店ではありますね。

遅い夜ではありますが、この後別に飲みに行ったりはしません。またU-Bikeで円環まで行ってホテルに戻ります。いや、U-Bike乗り場が近いホテルでよかった。

*1:写真は2024年のものです

*2:大抵は香港