運河ボートを乗り継いでプラトゥーナムに向かう(大阪経由でタイへ・8日めその7)

さて、次はモノレールの終点まで行きます。このモノレールの現在の終点はミンブリーです。先日見た映画にも出てくるように、ミンブリーはバンコクの郊外としてけっこう知名度のある名前なのですが、私自身来たことが全くありませんでした。まあ別に見どころがあるとは聞いていませんが、せっかく近くまで来たので少し足を伸ばして行きたいところです。

実は、ミンブリーにはもう1つ行く理由があります。プラトゥーナムを起点に運河の両側に走っている運河ボート、ミンブリーが終点のようなのです。ということは、ミンブリーの船着き場からフェリーに乗れば、プラトゥーナムまでは戻れるということです。これは試してみる価値があるなと。

モノレール、ピンクラインに乗ります。今回は車両先頭近く。

無人運転なので先頭から前が見渡せます。実際誰かが中央に陣取ってますね。

個人的に気になったのは、途中駅の向こうにある施設です。

半分くらいしか写っていませんが、「Grand Station」というショッピングモールのようです。
帰ってからGoogle Mapsで調べてみると、結構安くて評判のいいモールで、中に飾ってある蒸気機関車で記念撮影をする人が多いようです。
今回は行きませんが、そのうちまた来てみたら面白いかも。

さて、陣取ってたおじさん*1がいなくなったあとで、自分も先頭を覗いてみます。

先に見えるのは終着駅、ミンブリー市場駅です。「Ichiba Station」とは別ものですよ。

実際市場が駅に隣接しているのですが、それがミンブリー市場でないところがミソです。

Google Street Viewより

チャトゥチャック2市場なんです。

話に聞くところによると、例のウィークエンドマーケットことチャトゥチャック市場が好評なので、それを真似した市場を各地に作ったんだとか。ここじゃないけどチャトゥチャック3市場もあるらしいです。ただ、ここは園芸特化で、あまり海外観光客が見て楽しいものはないらしいですけれどね。

ミンブリー市場はこの少し先にあるらしいです。広くて買い食いできる食べ物もあるらしいけれど、今回は寄りません。

終点から少しレールが延びているので、それに沿って歩きます。

これは振り返って眺めるミンブリー市場駅

少し歩くと、見渡す限り直線の小路(ソイ)があります。

Google Mapsによると、ここのメイン通り(タノン)のソイ20に当たる道路だそうです。ちなみにミンブリー市場はこのソイの反対側にあります。

その反対側はこんな感じ。

Google Street Viewより

市場はメイン道路には面してなくて、少し奥の方にあります。

更に奥にはバスの巨大車庫があるそうで、バスマニアの聖地になるとかならないとか。

Google Street Viewより

それはともかく、ソイを南下します。

行き先は突きあたり。このソイは運河のところで曲がるUの字状をしています。そのUの左下にあたるところに船着き場があります。

Google Street Viewより

行ったところ、ちょうど南下する船が到着したところでした。とりあえずこの時点ではここに来る船は全部南下するので乗ればそれでオーケーです。

ということで乗り込むと船が出発します。

船は電動で、けっこう遅いですが、かなり静かです。

波もほとんど発生しません。

それから、ちょっと大事なこと。この船無料なんです。

もちろんエアコンはついていませんが、いちおう屋根はあるので日陰です。

そこから見る水の綺麗さはそこそこですが、空はきれいです。

もちろん運河沿いには寺もいくつかあります。

実はここは寺というよりは、水上マーケットとして有名なところです。

クアンリアム水上マーケットを運河側から見ています。今回はここも通過します。たぶん今日は営業してないだろうしね。

なんか運河端で写真を撮っていました。

うまく撮れるといいですね。

で、ここを通過した少し先でこの船を降りる羽目になります。理由はこれ。

運河を隔てる水門があるのです。

下流に別のフェリーが待っているので、少しだけ歩いてそっちに乗り換えます。

乗り込んですぐに、フェリーボートは出発しました。

水門を後ろ向きで撮っておきます。

このボートも、いくつかの船着き場を寄って行きます。

そのうちの1つ。

光景は非常にのどかです。

しかし、この船に乗るのも途中で終わります。

この船着き場でさらに乗り換えなのです。

実は、この船着き場には先ほどの水上マーケットに関する説明がありました。

おそらく、あの水上マーケットに行きたいなら、今降りたボートを乗ったところから向かえばいいのでしょう。でも、土日祝日だけの営業です。

こういうところにいつもいるやつも。

おそらく彼も夜には元気になるのでしょう。

こちらの船は、プラトゥーナム船着き場でよく見るエンジン付きのやつです。

でも、時間帯のせいか、やっぱり空いています。

こっちの船はちょっと速い。飛沫を上げて走ります。

外がくすんで見えるのは飛沫よけにビニールを上げたからです。

で、外の景色も都会っぽくなってきました。

そろそろプラトゥーナムに到着です。

こちらの船は有料でした。まあ、BTSに比べれば大した料金ではありません。

さて、最終日ですし、プラトゥーナムまで来たので、ここで例のアレを食べますよ。

*1:女性の姿に見えたかもしれませんがおそらく男性です