さて、チェックアウトしてU-Bikeを確保して、とりあえず台中駅に向かいます。最小限の荷物以外はロッカーか荷物預かりに預けておきたい。
通り道の建物を眺めながら南に向かいます。
昨日着いたときとはうってかわって、けっこうあっさり台中駅に到着します。
この旧駅舎は東京駅のデザイナーの弟子が作ったとかいないとか。
いちおう中を見学できるらしいのですが、今回はスルーします。
駅舎近辺にはいろいろオブジェやら見学施設やらあります。
まず荷物を預ける
コインロッカーは台中駅の東の端にありました。けっこう歩きましたがまあしょうがない。東の端、と言ってもいいくらいの場所にあります。なお本当の東端には行李房、つまり有人の荷物預かりがあります。コインロッカーはその手前、2Fのコンコースに見えています。そのコインロッカーにたどり着いてから回れ右すると別のコインロッカー群があったりします。どうもこれが通称「4番出口のコインロッカー」のようです。まあ台中駅の東端にあるってことですね。
実はこのコインロッカー、昨日のU-Bike駐輪場の直上にあります。そういう意味ではまあ使いやすいかもしれない。荷物を預けたあと、2ヶ所ほど行ってみたいところがあるので自転車を借りようとします。しかしここで同行者にトラブルが発生しました。
「ミニリュックのファスナーが壊れた」
まあ、ミニリュックのファスナーは両側に開くタイプなので、片側の使用を諦めればなんとかリカバー可能です。
無料の博物館へ
というわけで最初の目的地「太陽餅博物館」へ。
実はここは「博物館」とは名付けられていますが、菓子店の一部です。一部に台中と太陽餅についての歴史を書いたパネルが展示してあるくらい。
大した中身でもないですが、たぶんGoogle翻訳とか併用すると勉強になります。
せっかくなので、太陽餅を1箱買います。
白いのがオリジナル味。麦芽糖の控えめな餡が入っています。黄色いのはハチミツ入り。実はパイナップルケーキもお勧めされたのですがあまり好みじゃなかったので買いませんでした。パイナップルケーキは台北に行ってから買えばいいや。
さて、店を出ると同行者がさらに青い顔をしています。どうも、もう片方のファスナーも壊れたとか。蓋が閉まらないカバンは、それはそれで問題です。
リュックを買いに
この場所で今後どうするかを考えます。まあ、解決策はこの写真の右側にありそうです。
こちら。
「東協広場」、英語では「ASEAN SQUARE」というようです。実は台中の第一市場があったのがこの場所。建て替えしてこういう建物になったんですね。入口近辺にはチムチュム屋台まであって、確かに東南アジアの雰囲気で溢れています。
この建物は4Fまではショッピングモール、ということで、バンコクのMBKみたいなショッピングモールを期待して入ってみます。だいたいその通りでしたが、予想外だったのは10時まではまともにオープンしていないことでした。実際ちょうど行ったのが10時くらいだったしね。
ただ、カバン店が全く開いていないことを確認してエスカレーターを降りようとした時に、スーパーマーケット「Big King」が開店したことに気が付きます。ダメ元で入って調べてみると、ちょうどいい大きさのリュックが存在しました。そういや、自分も20年くらい前にミニリュックが壊れた時に、台北の夜市で買い直したっけな。
値段は399元。まあ日本のホームセンターで売っているリュックとあんまり値段が変わりませんが、そんなものでしょう。いちおう「台湾人によるデザイン」って書かれていて、どうもリュックにはUSBの接続コネクタがついていますが、まあたぶんモバイルバッテリーをつけるだけの機能だろうな。
観光を再開
さて、台中に来たからには是非とも寄っていきたい場所があります。「宮原眼科」です。
もう先に画像だけ貼り付けておきますね。
こういうところの下で、お菓子屋さんがお菓子を売っています。
で、この店で有名なのはアイスクリームです。これはこの風景の中ではなく、外側の販売コーナーで売られています。
たどり着いてみるとそこそこの行列。
まあ、サーティーワンアイスクリームに負けずとも劣らない量の選択肢がありますし、メニュー表は中国語だけでなく英語メニューや日本語メニューもあって、並びながら迷っていればあっという間です。
同行者と1つのアイスをシェアすることにして、3スクープを選びました。で、それを選ぶとトッピングがスクープ数の数だけリクエスト出来ます。
さすが本業がお菓子屋さん。パイナップルケーキだけで3種類から選べたりします。試食は出来ませんけどね。
で、ここの店にはイートインがないので、隣の河原にやってきます。
頼んだのはこんな感じ。ミルクにお茶に、イチゴかな。実際にはもう少し細かい説明があるアイスクリームです。トッピングはパイナップルケーキを2種類に、乾燥ベリーを1つ。まあ観光で食べる分には全然お勧めのアイスクリームです。
食べながら、これからの鉄道ルートの予約を考えます。思ったより台中を早く回れたので、事前に考えていた予約より1本早い特急に乗れるかもしれません。というか、2名が乗れる特急がそれしかありません。さすが日曜日。もう特急券は売り切れ間近か*1。
まあ慌ててチケットをネット購入して、台中駅に戻ります。
途中にあった白バイ原付*2。
新しい方の台中駅。
アプリで購入したチケットはアプリで分配可能なはずです。ところが、うまく分配出来ません。今はあまり試行錯誤している余裕がないので、窓口に並んでリアル切符と引き換えます。
コインロッカーの荷物を引き取って、プラットフォームへ。
暑い地域の造作はある意味シンプルですね。横方向には吹き抜けています。
自強3000がやってきます。
自強号ですが、日立製の新型車両で、全席指定席です。そのせいで悠遊カードでは乗れないそうです。
さて、台中を出て、次の場所に向かいますよ。