プーケットに行く飛行機はキャンセルされていた(大阪経由でタイへ・2日目その1)

翌朝でございます。

今回は朝食なしプランで泊っています。ここのバイキング評判いいけど、ちょっと朝食にしては高すぎるんですよね。おまけに来てからわかったけど、これまで朝食会場だったカフェ、フロント前にあったから一緒に工事で取り壊されてますしね。

そんなわけでホテルの横の横丁をそこそこ回って飯が食べられるところを探すことにします。

ここは実際にはソイ12

この横丁、ソイ・パヤナークって言ったような気がするけど、この通りと、そこを少し奥に入ったところで繋がっているソイ・ペップリー10の通りが相変わらずで、歩いていて楽しいんです。

猫もいます。

そうそう、朝食会場を調べるついでにコインランドリーや洗濯屋さんも探しています。着替え3日分しか持ってきてないんですよね。たぶん2回は洗濯する必要があります。幸いにして、少し高いけど使いやすそうなコインランドリーがありました。24時間営業らしいのはありがたいです。

ソイ・ペップリー10はそこそこの距離がありますが、けっこうにぎやかな商店街です。この界隈では唯一、パートンコーの食べられるお粥屋があると聞いていたので、その存在だけを確認して戻ってきます。さすがにこの距離を朝食のためだけに往復するのはつらいわ。

というわけで、候補は2,3軒に絞られました。1つはホテルからほど近いところにあるぶっかけ飯屋です。

Google Maps ストリートビューより。

いちおう看板はありますが、「ぶっかけ飯屋、南部地方」としか書かれていません。まあ最大限好意的に見て「ปักษ์ใต้ (南部地方)」ってのが店名なんだと思うことにします。

もう1つは、カーオーディオ屋(推定)の前にあるクウェティオ屋台です。

Google Maps ストリートビューより。

ここは過去にも何度か使ったことがあります、たぶん。

とは言うものの、ここは混んでいました。座席があれば少しぐらい提供が遅くても待つのですが、椅子がないところで待つのはちょっとアレです。というわけでまずはぶっかけ飯屋に入ります。というか、店頭で食べるものを受け取って中に入ります。

このシステムはだいたい共通です。ご飯に何をかけるか2つくらい選ぶ、それだけです。1種類だと少しだけ安いですが、まあ2種類くらい選びたいですからね。いちおうここは特別に3種類まではかけられるようです。

頼んだのはこんな感じ。

ここでは何を飲むかは聞かれません。こんな掲示があるからです。

飲み水はタダだけどセルフだよ、って書かれている

安定した美味しさがありますが、まあ、言うほど量は多くありません。というわけで、会計後、先ほどの店に行くことにします。


メニューがあります。ここ、ただの麺屋だと思ってましたが、実はイェンタフォー(発酵豆腐スープ)の店だったらしいです。でも今回はふつうの麺を頼むことにします。

唐辛子、砂糖など追加済

砂糖を入れるのを見られて、同行者には若干ヒかれますが、タイの麺は砂糖入れるものでしょ、とかなり無視します。


ぐちゃぐちゃにからまった電線は少しずつ撤去の動きがあるようですが、ここではまだ健在です。


食べ終わったら、帰り道にあるセブンイレブンで水の買い足しなどをしてホテルに帰ります。画面内に見えるオレンジの端末、これはけっこう重要で、おそらく後ほど使うことになるでしょう。

買った商品の1つがこちら。

偽ヤクルト

ドンムアン空港へ移動

予定している飛行機は13時台発です。国内線ですからまあ1時間前に空港についていれば間に合うでしょう。ところが、早め*1に食事を終えてしまったためすることがありません。しょうがないので、移動することにします。

ドンムアン空港へは電車とA1バスの組み合わせが王道です。BTSでモーチットまで行き、そこのバス乗り場に発着するA1バスに乗れば、終点がドンムアン空港です。この辺からは渋滞もほぼありません。なので時間が読めます。

バス停的には、ここはモーチットというより、チャトチャック公園らしい。

というわけで、予定より1時間ほど早い11時頃に空港に着きました。想定外だったのは、国際線ターミナル前で全員降ろされたことくらいです。今は国際線と国内線の両方に止まったりしないのね。まあ構内を歩いて、国内線カウンターに向かいます。

さて、受付カウンターはどこかな。

PDFの電子チケット受け取りを見ながら、DD530便の運行を確認しますと、赤字で[CANCELED]と書かれています。え?欠航?

よくわからないので、チケット販売カウンターに向かって聞いてみます。
「チケット買った便がキャンセルになっているんだけど」
「お客様のご予約した便はキャンセルになりましたね。あら、こちら、帰りの便もキャンセルになっています」
「それは困る。今日どうしてもプーケットに行きたいんだけど」
「それでしたら、30分後の便に振り替えますね。帰りの便もこちらで選びましょうか?」
「(まあ帰りはそれほど時間に厳しくないから同日ならそれでいいか)お願いします」
「これが新しい予約です。荷物預かりはプライオリティカウンターでどうぞ」
「ありがとう」

私はタイ国内の移動では預け荷物になるくらいの大きい荷物は最近持たないようにしているので、そのままボーディングブリッジに向かえますが、同行者はデカいスーツケース持ってますからね。これを預けます。あ、タイまで持ってきた荷物は昨日泊ったホテルに預けています。「ここの荷物預かり今工事中で狭いから当日預かりしかしてないんだよ」というのを拝み倒して預かってもらいました。「トップの俺が通すわけに行かないから、彼に頼んでくれ、チップもよろしくな」という謎のプロトコルを挟んでいます。まあ、今回の便にはオプションで預け荷物事前に可能にしてありますけどね。

それはともかく、預け終わって、セキュリティチェックを通過したのが搭乗開始5分前です。これ間に合うのかな、と思いつつ現地に到着した結果がこれです。

乗り遅れたわけではない

まだ飛行機が到着していません。どおりで待合室がガヤついているわけだ。

そもそも、この便、本来なら10時30分の便だったようです。いつ遅れたのかはわかりませんが、既に1時間以上遅れているわけです。
まあ、待っていたら来ましたけどね。

NOK AIRのNOKとは「鳥」という意味なので、機体にはくちばしが描いてある

最終的に搭乗時刻は1時間遅れました。まあ今日は移動のためだけに確保しているのでそれほど困りません。ただ、乗客が待ちくたびれていたのか、全く統率が効きません。アナウンスで「優先座席買った人入れたら、後ろの席から入れていくよ」と言っているのにみんな並びだします。まあ、アナウンスも聞き取りづらかったけどね。

さらに、機内での行動も民度が低い。飛行機が動き出してからも動画見ているファランがいます。

左1つ前の青いシャツの人

電話で話し続けている人もいます。
結果としてCAがチェックに2往復していました。無事飛ぶことを祈るのみです。

ま、これ書けているってことは、無事着いたってことですよ。

*1:と言っても8時台