バンコク1泊して、向かう先はチェンカーンです。
チェンカーンはタイ東北部の北西部にある町で、ルーイ県の国境沿いにある小さな町です。前にも来たことがあってたぶんここのどこかにも書いています。ナイトマーケットと早朝の托鉢が名物で、長らくのインバウンド時代にも関わらずタイ人ばかりが観光に来るという町でもあります。
ホテルを出て空港に向かう
チェンカーンに空港はないので、近くの空港から陸路を使う必要があります。前回チェンカーンに行くときにはウドンタニーからバスとソンテウを乗り継いで行くことにしましたが、今回はリムジンつきのチケットでルーイ空港から行くことにしました。リムジンなしだと、トゥクトゥクでバスターミナルに行き、そこからソンテウもしくはバスに乗ることになると思ったのですがリムジン料金が予想される料金の倍くらい。それならドアツードアが楽かな、という発想です。
タイの国内線のほとんどはLCCです。特にルーイみたいなひなびた空港にはLCCしか飛んでいません。そうするとバンコク発はドンムアン空港になります。現在新しい都市鉄道が建設中ですが、当分のあいだはBTSモーチット駅から連絡バスに乗るのが一番楽でしょう。
今回もそういう形でドンムアン空港へ。
着替えの半分は宿に置いていきました。もともと衣類カバンはお土産を入れるためのカバン的な要素があるので置いていって構わないのですが。LCCですから預け荷物は持ちたくない、との形で今回はなんとか中身を調整しました。足りない着替えは途中で洗濯することで補おうと思います。
朝ごはんは空港で。落ち着いて見てみると、とても高い、というほどの金額ではなかったです。
いや街中よりは高いんだけどね。
今回はNOK AIR。
さらにプロペラ機です。プロペラ機乗るの20年ぶりくらいかなあ。タイでは初めてです。
ルーイからチェンカーンへ。
到着した
空港をひと回りウロウロします。なんとなく様子を収めたところで、レンタカーらしきカウンターへ。チケットのプリントを見せて「ルーイへのリムジンってここ?」って聞いたところ、乗用車が1台。ロットゥーみたいなバンを想像していたのですが、客は私1名。普通の乗用車になったようです。
こういう時の常識なのかどうかはわかりませんが、私はタクシーでは率先して助手席に乗ることにしています。今回もそうしました。
さすがタイ、エアコンに「あったかーい」がない。
助手席から見る道路って、ソンテウで横から見た道路と違ってそこそこ新鮮です。
道路の雰囲気もなんとなくアウトランあたりを思い出しそうな雰囲気です。
1時間ほどして到着するのですが、運転手が行き先のホテルを知りません。いや今回は民宿なのですが、イマイチ違う場所に連れて行かれました。これ実は違う場所ではなかったのですが、それがわかるのは1時間ほどあとのことになります。
街中を一周回って国道*1沿いの民宿に到着。声をかけると中学生くらいの住人っぽい娘が出てきたのでバウチャーを見せると2階に案内されます。あ、今回の宿泊場所はホームステイ、つまり民宿でした。
木造の家の2階に荷物をおいてしばらくすると、ホームステイの主人であるおばさんがやってきました。タイ語しか話せないのですが「ここは眺めがよくないし、川のそばに行く」という話になりまして、広げた荷物をまとめなおして移動することになります。ついでにここで「バイクを借りたい」と話すと、なんやかやで2日で400バーツ、という話になります。相場が1日250バーツってところですし、一番バイクを借りたいのは店も開いてないかもしれない早朝なのでありがたいことです。
バイクで移動するとたしかに川のそばの建物に入ります。でもって借りたバイクは「5時までに元の場所に置いてくれ」と言われます。よくわからないのですが了承します。
ちなみに予告しておくとこのレンタルバイクの話でこのあと少々トラブります。(続く)
*1:といっても細い