思ったよりも映画に時間がかかりました。まあ、それほどきついスケジュールではないので、ホテルにチェックインして早速夕飯方向に向かおうと思います。
早速、バスが渋滞にはまる
ホテルがBTSの駅に直結していますが、この駅の下にもバス停があります。このあたりけっこう交通が便利。今回はBTS乗って行ける方向にはないので、ここからバスに乗ります。地下鉄の駅にはこのバスが予定通り走れば、10分かからずにつくはずです。
予定通り走るはずがないんですけどね。
夕方から夜にかけて、この時間はバンコクの渋滞が激しくなる時間です。覚悟はしていましたがやっぱり渋滞にはまりました。ホテルの前はあんなに空いていたのに、その次の信号の通過に時間がかかるのですね。
同乗していた別の人が諦めてバスを途中で降りました。これだけ渋滞してバスが止まった状態になると、大抵はバス停にしか止まらないバスもドアを開けてくれます。こちらもそれから数分待って動かないので降りることに。
まあ、もう目的のバス停も100mかそこらしか離れていないんですけどね。
地下鉄も大混雑
地下鉄(MRT)の目的の駅はサームヤーン駅、チュラ大の最寄り駅です。そういえば今回乗ったバス、バス停がみんな「チュラ大前」だったな*1。こちらもそこそこ混んでいます。
特に混んでいるのが地下鉄の車内。東京の混雑時もこれくらいかな、と思わせる混み方でした。まあ乗る駅は数駅、サナーム・チャイ駅までです。こちらはバンコクの旧市街に最も近い地下鉄駅なんですね。
おすすめの博物館がこの駅に隣接しています。
まあ、行われていたなんかのイベントはともかくとして、この時間にはもう博物館の営業は終わっています。ここを見に来るのはまた今度ということになるでしょうね。
ここ経由で、チャオプラヤ川の方に歩きますと、目的にしていた夜景が見えてきます。
ワット・アルンです。まあ、正直な話この路地から見るだけでもそこそこ絵になりますね。実際のところ、この写真に写り込んでいるカップルはこのあと写真を撮りだしてました。
一時期は韓国人で埋め尽くされていた(らしい)ルーフトップバーへ
ここで写真を撮るのが目的ではないので、もう少し先に歩きます。行き先は小さいホテルの屋上にあるバーです。ここよりもいい写真が撮れるのです。
こんなふうに。
Google Mapsでここの口コミを見ると、一時期このバーは韓国人観光客で埋まっていたそうです。どうも、韓国の芸能人がここ紹介したことがあるらしい。今日は日が沈んだ後に来たからか、それほど混んでいませんでした。
一番川沿いに近い席も、じきに空くので移動します。
正直な話、ここの飲み物は高いです。ビールの小瓶でも1杯300バーツを軽く超えます。カクテルだと安いのでも360バーツか。あんまり沢山頼んで長居する場所ではありません。まあ、それほど混んでいないので、急き立てられるような感もありませんが。
なお、ここは反対側にワット・プラケオも見られる好立地にあります。
移動する手段を1つ失う。
ここから今日の夕食会場へは、船を使う気でいました。チャオプラヤーエクスプレスボートです。ところがこの船、意外と運行終了が早いのですね。6時30分過ぎにはもう最終便が出ていました。
いちおう、王宮周辺はバスの周回地点であり、ここを通るバスは多くあります。とはいえそういう場所でバスが来るかどうかを判別するのは難しい。VIABUSで確認しても、こっちに来るバスがほとんど動きません。
こうなるとタクシーなのですが、この近辺を走っているタクシーはあまり信用できないのですよね。ここはGRUB TAXIかなと思ってアプリを開きましたが、残念な事に気が付きます。このスマホ、最近買い替えたのですが、それ以来全くアプリを開いていませんでした。そのせいでいくつか必要な設定がされていないことに気が付きます。
道端で設定をしていると、客待ちと思ったのかタクシーが数台止まります。これらのタクシーがどれもこれも、困ったことにメーターを使おうとしません。ダメ元で行き先を言ってみると、GRUB TAXIの提示する価格の倍くらいの値段をつけてきます。
まあ、こういうときにGRUB TAXIで値段の相場が見られるのはありがたいですね。わからないところで提示された金額が相場なのかどうかわからないのが交渉制タクシー時代の難点でした。値切ったり断ったりするにも自信をもって出来ます。
数台のちに、GRUB TAXIの提示価格よりも10バーツほど高いだけの価格提示をしたタクシーが来たので、まあここが潮時かと思って乗ることにします。
着いたのはムーガタ(焼肉)の店
"ピンクラオ橋まで"と言ってたどり着いた場所から数分、目的の店の看板が見えます
この看板の上部に書かれているのが、この店の店名"リムナム・ムーガタ"です。ムーガタは今回の目的である焼肉のこと。リムナムは"川べり"という意味で、実際この店は橋のたもとの下、川の隣にあります。
ありがたいのは、食べ物はほぼ全てセルフサービスだということ。ここ数年はコロナ対策があったのか、肉は全て冷蔵庫に入れてあって店員に注文する必要があったのですが、それがほぼ全て元に戻っていました。
そんなわけで、どう考えてもこの大きさに入らないだろ、という小さい皿に材料を盛って、ビールを別途頼んで、焼肉を始めます。
鍋の側面にはお湯が沸いています。ここに野菜を入れて煮込み、肉の脂をいれてスープを作ります。注意しないといけないのは、これ絶対に出汁じゃないことです。最終的にスープを楽しむわけじゃない。まあここではそんなことはあまり気にしません。
鍋の横には炭火の起こった網があってこちらで網焼きが出来ます。いちおうオプションなのですが、これも頼まずにはいられません。
この網で海鮮が焼けるのですね。ただ、この海鮮も実質エビだけでした。写真ではカニも焼いていますが、このカニにはほとんど身が入っていなかった。
なお、タレは赤いのが肉用、緑色がシーフード用です。どちらも辛いので持ち込める人は焼き肉のタレとかポン酢とか持ち込んだほうがいいかもしれない。
なお、ここの料金は焼肉・海鮮食べ放題が1人299バーツ、ソフトドリンクの飲み放題が1人39バーツ、焼き網の料金が1つ79バーツでここまでがセット。これにビールが別料金で大瓶1本109バーツ。先ほどのバーがどれだけ高いかがよく分かるというものです。
さて、1泊して明日はまた大移動が待っていますよ。
*1:正確には学部名もついている