行列に負けて、1番違いのバスでとんでもないところに連れて行かれそうになる(5年ぶり2回目)(4日目)

最終日です。今日の夕方には日本にいます。

朝イチの台北車站前。

6時前にホテルを飛び出して、人気の朝ごはんを食べに並ぼうと思います。

MRTで一駅です。

早速着きました。で、並んでます。

ここまで並んでいるのは初めて見た。

ここの朝食屋さんは2Fにあります。その階段に並んで、さらにビルの外周を囲んで並びます。いつもだいたい同じ時刻に来たのですが、ここまで並んでいるのは初めてです。ちなみに自分たちの前の2人は日本語話してます。今日行くつもりのマッサージ店の物色してました。うん、そういうことをするのにはちょうどいい時間待ちです。

こちらは、同行者にここのメニューを説明します。必須メニューと選択メニュー。一通り説明します。できれば個別に注文してほしい。運が良ければ日本語、少なくとも英語の数字くらいは通じるはずなので。

で、およそ50分後。

厚いパンを焼いてる台所

ここまではたどり着きました。あと5分もあれば注文カウンターにたどり着けるでしょう。はい、ここです。

goo.gl

まあね、毎日食べるならここでここまで並ぶ必要があるかどうかは疑問ではあります。とはいえ1回だけしか食べないなら、この行列は経験したほうがいいでしょう。

ほぼ1時間後。あとは注文するだけです。

で、注文しました。しょっぱい豆乳とおにぎり。

鹹豆漿と飯糰

すぐに出てきます。いい感じに外が見られる席も確保できました。早速食べます。

あれ?

おにぎりが微妙です。中に揚げパン(油條)入ってるのは前もだったけど、こんなにスカスカだったっけ? これは同行者に試食させる必要もないな。1時間並んでこれはかなりつらいぞ。

ま、今更文句を言ってもしょうがないので食べます。

トイレなど言ってから次の場所へ。

行列はさらに長くなっていた。パノラマ撮影のため、同一人物が複数回映り込んでいます。

私たちが並んでから1時間30分後、行列はさらに長くなっていました。これは諦めも必要だな。

パイナップルケーキ屋でも行列に並ぶ

次に行くのはパイナップルケーキ屋です。昨日のところとは別のところ。こちらも朝からやっています。値段は昨日のところよりは少し安い。でも美味しいし、当然個別包装なので、ばらまくお土産にはピッタリです。

阜杭豆漿からはバス1本+5分くらい歩けばたどり着けるはず。

この駐輪場には何を停めるんだろう?

で、たどり着きました。

既に行列が出来てる

goo.gl

しかも、営業開始時刻が前よりも30分遅くなっているらしい。そうか、うちらはここに開店35分前に着いたのか。

シャッター2つ分がこの店。その前を並んで、Uターンしてまた並んでいます。

とは言うものの、この行列の量なら、10分ほど並べば入れそうな気がします。

一番前の人は、座るための椅子を持って完全態勢で待っていました。これは気になります。自分もGoogle翻訳で、

(再現)

こんな文章を作って見せてみます。回答によると7時から並んでいたようです。うーん、自分らも前の店があんなに並んでいなければそのくらいの時間から並んだかも。

8時半に店のシャッターが開き、人々が入っていきます。この店は入場の人数制限を行っているので、あまり列の後ろの方だと入れないのですね。ただ、入口には注文伝票があるので、これに書かれてる商品については見て選ばなくてもすぐにレジに向かえます。

同行者に簡単なお菓子の説明などしながら、入場を待ちます。最終的に15分くらい待ったかな。入場時にこちらは注文を決定して入りましたが、すでにレジにも5人くらいの列が出来ています。買う人は数を買いますね。昨日のこちらが買った量が多いかと思いましたが、12個入が10箱、20箱の量で買われていきます。そりゃレジの対応も長くなるわけだ。こちらはこの店では2箱だけです(これを五十歩百歩という)。

1番違いのバスに乗り違え(たことは、帰ってからわかった)。

さて、2ヶ所で行列した結果、数十分ほど予定から遅くなりました。とはいえ、ほんとうはもう1ヶ所行くつもりだったところをキャンセルしていますので、時間的にはほぼオンタイムです。ここから台北車站までは直通のバスがあったはず。307番です。

眼の前のバス停から出るはずなのですが……と思っていたら、タイミングよくバスがやってきました。早速乗り込みます。

バスを降りてからは、MRTの自販機に寄って小銭を全部悠々カードにチャージし*1、その後で水煎包の店で昼食を買って……と計画を立てているうちに、バスが右折したことに気が付きます。いや、このバス台北車站直前以外で右折はしないはずだぞ。

あわててGoogle Mapsで現在地を確認すると、バスは台北車站から離れるように走っていきます。バスの路線変更でもあったか? 台北車站を見逃すことはありえないぞ! と、慌ててバスから飛び降ります。運がいいことに信号が赤だったので、慌てて逆方向のバス停へ*2

ここから台北車站に向かうバスもあるはずですが、なにせ謎の路線変更を食らったわけですから、Google Mapsは参考にしづらい。バス停にある路線図一覧を見て、必死で台北車站方面を探します。1度、その停留所で停まった桃園空港からのシャトルバスに乗り込もうとしましたが、やっぱりこのバスにここからは乗れないらしい。通りがかりの台湾市民も巻き込んで、なんとか南下するバスを1つ見つけました。223番です。これは台北車站というには少し離れたところに到着しますたが、ホテルに戻るにはむしろ近いです。ありがたい。

なお、帰ってからアプリを調べたところ、おそらくこちらがバスの番号を見間違えた可能性が非常に高いことがわかりました。306番です。1番違い。

東から南京路を西進してきた306番の台北車站近辺のバス停。

これが、乗るべきだった307番のバス路線はこちら。

バス停の説明なので、バスの向きは逆方向ですが、こちらは台北車站前を通ります。

実は、このミスは前にもやったような気がする。やっぱり、数年前に朝、佳徳鳳梨酥で買い物した後にやらかしたような。2度目のミスです。

バスの番号が1番違えば全然違うところに行くのは知っておくべき知識のはずなのですが、時間に追われてきちんと見ていなかったようですね、Google Mapsのせいにも、休日ダイヤのせいにもすべきではなかった可能性が高いです。

まあ、間違いの結果、水煎包の店にはかえって近くなりましたからね。小銭処理もできなくなったので、うまいこと端銭の処理を兼ねて水煎包を買います。

そして、荷物を積み直して、桃園MRT台北車站へ直行。今回のホテルからはバスもMRT駅もほぼ同じ時間距離でした。

桃園MRTは、普通列車と急行があるけど、後発の急行は途中で普通列車を追い越すダイヤになっているらしい。

なんとか、離陸時刻の1時間20分前に桃園空港のカウンターにたどり着きます。そう言えば、桃園空港第一ターミナルの微熱山丘で追加のパイナップルケーキを買う予定もしていましたが、ここで買う相手へのお土産くばりは諦めるしかないでしょう。

荷物預けで若干トラブルが発生しそうになりましたが、無事クリア。移動の最中に水煎包も食べきり、豆乳も飲み切って離陸40分前には搭乗ゲートにたどり着きます。この飛行機が無事に日本に着けば、この旅行も無事終了です(そして、無事に終わったのでこのエントリを書いています)。

*1:台北MRTのチャージ機だけ、小銭でのチャージが可能なので、最終日には小銭をここで全てチャージして次回使うようにすると財布を軽く出来ます

*2:台北のバス停は、大きい道路では中央部のレーンに、交差点を挟んで存在します。バスの乗り降りで停まることを考えてか、どちらも信号の手前にある