弁当食べて、米買って(台湾一周・3日めその4)

駅舎はリニューアルしてずいぶん綺麗になっています。

まあこういうのが一番いいとは思わないけど、老朽化の結果壊れかけよりはいいんだろうな。

さて、当然のごとくまず行くのはここです。

行李房。

ドアを開けようとしたけど開きません。建付けが悪いのかなと思ってガチャガチャやってたら、裏で鍵を開けられました。行李房は駅員が兼業でやってるので、たぶんここには常駐していないんですね。ちなみにこっちの行李房は女性の駅員でした。

荷物を預けたいというと「自転車乗るの?」と聞かれます。よくわからないんですが、「いや、この辺を歩くだけ」と英語で答えます。そうすると預かってくれるという仕組み。

ちなみになんでこんなことを聞いてくるのかは駅の外、台東よりの隣にあるレンタル自転車店でわかりました。

このレンタルショップ、棚を見ると荷物が結構乗っかっています。たぶん、自転車をレンタルした人向けに荷物預かりもやってくれるのでしょう。たぶんこっちは安いか無料かなんだろうな。そういうことで行李房もドアに鍵がかかっていたのかも*1

台湾東部はサイクリングロードに力を入れていて、ここからも適したサイクリングロードがあります。

まあ、今回も時間があればこっちをやってもいいんだけどね。今回は時間がないので市内中心部を歩くだけです。


駅を背にして行くと、目的地はすぐそばにあります。

こちらと、

こちら。

池上は米がいい、という話をしましたが、それでできた名物が弁当なんだそうです。以前はホームで通過する客向けにも駅弁を売っていたらしいけれど、今はその売り子がいなくて、その代わりにこれらの弁当屋さんの店内で弁当を食べることができるんだろうです。一応写真に撮ったのはこの2軒だけど、実は後のほうの写真の左側も弁当の店だったりします。

さて、全美行と家郷、この駅前2大巨頭のうちどちらに行くか。流石に弁当を1つずつ買ってどちらかに持ち込むというわけにもいかないので、今回は家郷に行きます。

店内は弁当箱が山積みです。

さらにレジ横には、「ここの弁当で使っています」とばかりに米が売っています。

購入。およそ100元。

で、こちらを選んだ理由が写真に映り込んでいます。

こちらの弁当は中に野菜が少なめなのです。

その代わりに、野菜とスープがここで食べる分には取り放題なのですね。

いちおう「常識的な量を取ってください」とありましたのでこのくらいにしておきます。ちなみにスープの塩味はほぼないです。胡椒と塩がおたまの横に別添え。こういうのでいいんだよな。

他に唐辛子の醤油漬けみたいなのも取り放題、まあ取り放題にする人はいないだろうけど、です。これは唐辛子の形から想像するよりは辛味が少なかったので味変にお勧めですよ。

ところで、付いてきた割り箸に気になる文字がありました。

この文字、今朝見た覚えがある。台湾の箸のブランドなんでしょうかね?

店内はそこそこ雰囲気があります。

気になるのは、ゴミ箱が2つあることで、通常のゴミとリサイクルゴミに分かれているんですが、リサイクルの分類が微妙にわからないんですよね。あれこっちをリサイクルするの?という感じ。プラスチックをリサイクルのではなく、弁当箱をリサイクルするようなのですけど、そういうものなのかしら?

さらにもう1軒弁当屋

さて、店を出て、街なかに入ります。まあ街なかといってもそれほど賑やかではありません。

こんな感じ。

5分弱、少し歩くと、また鉄道車両が見えてきます。

実はここも弁当屋さんなのです。

ね、

池上弁当って書いてあるでしょ。

この車両、以前は公開されていて、

この中で弁当を食べることができたらしいのですね。ただ、今は入れないようになっています。

中にある机みたいなのは横にあって、ここでも食べられるらしいです。

まあ時間帯が時間帯だしな。

さて、ここに来たのは弁当を食べるためじゃなくて、ここの2Fに池上弁当博物館があるからなんですね。

ところが、

その博物館、閉まってました。一時閉鎖なのか恒久閉鎖なのかはわからないですけれどね。
いずれ、袖にされたのは今日2度目です。

まあ、この施設、お土産についてはそこそこ充実しています。

天皇陛下が食べたこともあるというお米とか。

池上米もちゃんと置いてあります。

これ以外にここの近辺には羊羹が名物の地域があるんですが、その羊羹も置いてありましたよ。
同行者はこちらで細々したお土産を買っていくようです。

この店の弁当は種類が多いのも売り、なのかな。

さらに売店横にもイートインスペースがありました。

博物館を諦めて外に出ると見つけたのが、

夜市スペースです。
どうも池上にも夜市は存在するようですね。ただ、看板を見ると、開催は月1回、土曜日だけのようです。

買いたいものは買いたい場所で

駅に戻る途中、1本だけ横切った道路を台東方向に曲がります。

ここに映り込んでいるのが、池上の農協だか農業組合が経営している直営店のようなのですね。

さっきの売店よりも数倍広いです。

米はこの大きさでも売ってますしね。

とは言うものの、これを買って持って帰るわけにもいかないので、もう少し小さい量のところに行きます。

壮観ですね。

配るようなのか、こまめに使う人用なのか、

小さいパッケージも存在します。

まあこの辺から選べばいいかな。

ズラッと並んでいます。同じパッケージに見えますが、微妙に表記も違います。

この店、これ以外にも普通のお菓子とかも売っています。なんというか直営店兼ミニスーパーって感じがありますね。

まあしかし、気がついてみるといろいろあるものです。

たぶんこれは米屋さん。


弁当売りのマスコットキャラクター。たぶん頭は米の形だな。

駅の売店売店で、

米が原料のお菓子も売っていました。普通に買って帰るならこっちのほうがいいかもね。


さっきのとは別の米キャラ。

この時間帯、電車が1~2時間に1本なので、

そこそこ待つ人も増えました。

とはいえ、

きっぷを買っていた電車が来るのはそろそろです。

次の場所はここからそれほど遠くないですが、また向かいますよ。

*1:推定