今日もホテルを出て朝食です。
月曜日は屋台が休みになることが多いですが、その理由なのかなんなのか、麺屋台は空いていませんでした。2日目に行った惣菜屋で朝食です。
さて、今回はアユタヤに行くつもりです。
バンコクからアユタヤに行くには3つくらいの方法があります。まずは、ツアーもしくはタクシー。これはまあ今回は考えません。それから、バスまたはロットゥーか、鉄道か。
実は、ライトアップ見たりする感じの夜遅くに帰る時は、鉄道*1以外の手段がなくなります。まあ今回はそれを目指していないので、行きは鉄道、帰りはロットゥーを使うつもりでプランを立てました。
とは言うものの、鉄道についてはよくわからないことがあります。現在、アユタヤに向かう鉄道のバンコクの始発駅は2つあるのです。1つは、かつてバンコク中央駅だった、ファンランポーン駅。もう1つは、少し前から営業を始めて、今ではかなり大きな駅として運用している、かつてのバンスー駅、現在はアビワット中央駅。
現在泊まっているホテルから行くには正反対の方向にあるこの駅のどちらを選ぶかが難しいところでした。まあアユタヤまで行くのに特急を使う必要はないので、どちらの駅でもかまいません。しかしまあ、ファランポーン駅は初日の大渋滞に巻き込まれたルートとほぼ同じルートで向かう場所です。逆に、バンスー駅に向かうにも不安があります。おそらくバンスー駅前に直行するバスが存在しないのですね。ある程度近くまで行って歩くか、バスの乗換えをしないといけない。
そんな中、1つ乗り継ぎの簡単な方法を見つけました。パヤタイ駅です。ここはBTS駅であり、またエアポートレイルリンクの駅でもありますが、国鉄東線の駅でもあるのです。ここでファランポーン行きの鉄道に乗れば、渋滞知らずでファランポーン駅にたどり着けますね。
というわけで、パヤタイ駅にやってきました。
上の高架がBTSのパヤタイ駅。
時刻表もあります。こちらはバンコク発の時刻表、
そしてこちらが、バンコク着の時刻表です。
乗りたいのは、パヤタイ発8:21分の列車です。
パヤタイ駅、と言っても駅舎はありません。
待っているのはたぶんラートクラバンの大学に向かう学生でしょう。
いちおう、待合スペースの東屋。
上に書いてある言葉は「パヤタイ ここで(電)車が止まります」と書いてある。สถานี っていう駅を示す言葉があって文字数もあまり変わらないのに使わないのはなんでかな、と思ったりもします。
いちおう複線ですが、片方にはプラットフォームがありません。
おそらく、奥の方の線路は実運用はされていない可能性が高いです。
始発駅近くの鉄道はあまり遅れません。
バンコク発の下り列車は10分遅れくらいで到着しました。頻度を考えるとオンタイムと言っていいくらいの正確さです。
ここが単線であることを前提にして、上りと下りが10分差であることを考えると、おそらくすれ違いが出来る駅(か信号所)が、ここから5分くらい先にあるのでしょう。そこで入れ替えて上りがやってくるとすれば、向こうも10分遅れくらいで来るはずです。
実際、同様に10分遅れで来ました。
乗り込みます。
懐かしさも覚える車内。
パヤタイ駅は無人駅だったので、車掌が来る可能性もあります。来たらお金を払うつもりでした。少し離れたところでも数十バーツですから、おそらく一桁バーツの可能性もありますね。
と思ったら、終点まで車掌は来ませんでした。わざわざ車内を回って取るほどの料金じゃないのかもしれない。
ファランポーン駅から出る特急や急行はなくなったので、使われているホームも多くありません。
そんなわけで、使われていない部分は記念館というか博物館みたいになっています。
蒸気機関車も何台も置いてあります。
たぶんほとんどが動態保存なんじゃないかな(伏線)。
ただ、前は改札口だった中央の入口は閉鎖されています。もしかしたらあそこは特急利用者だけの出入り口だったのかもしれないな。少し横にある出入り口から駅の入口側に抜けていきます。
さて、窓口で切符を買い直して、アユタヤに向かいますよ。
*1:と、ツアー