モノレールは無人運行のようで、運転席がありません。そのせいなのか、それともスポンサーがつかないのか、車内のディスプレイでは緊急時にはしごをかけて降りる方法がくどいくらいに何回も流れています。まあそういう事態はレアですがこういう旅行中には逢いたくないですね。
そんななか、スアンルアン ラーマ9駅に到着しました。
สวนหลวง ร.9と表記するべきなのかな。この駅の少し東側には公園があって、そこが「ラーマ9世 公園」と呼ばれているようです。駅名はその公園名のまま。まあ、残念ながら今回はそこまで行く予定はありません。
ただ、シーナカリン鉄道市場はだいたい夕方からが賑わうようで、午後4時はまだそんな時間ではなく。ということで鉄道市場の隣にあるシーコンスクエアで少し時間をつぶすことにします。
まあ、けっこうでかいショッピングモールですし、それほど隅々までは歩きません。とりあえず行くのはスーパーマーケットです。
とはいえ、ここで買うものはあまりありません。いや、買ってもいいんだけどね。買いたいのお土産くらいですから、ここで少し安いの買ったところで、かさばるのもつらいです。
まあ、これからお土産の買い出し機会もあるので、それ以前に同行者にどんなものがあるのか見てもらう感じで。
そのなかで気になったのはこれですね。
日系スーパーじゃなくても、もうタイではスーパーで納豆が買えるのか、というのがちょっと驚きでした。まあ、3パック85バーツは日本の4倍くらいの値段になりますけどね。数日前にツアーガイドの人は「毎日食べたいと思ったらこの納豆を種にして煮大豆を納豆にする」って言ってましたので*1、種と考えればそれほど高くないのかもしれません。
30分ちょっとスーパーを周って、水をちょっとだけ買い足して、あと20分くらいは時間つぶししたいところです。
今回はあそこです、
Cafe Amazon。
ここでは抹茶ラテを頼みます。
そうそう、ちょっとだけ残念なことがありました。ここまでずっと一緒に使うために持ち歩いていた有線ヘッドフォンが、とうとうここで完全に壊れました。まあ、最近はヘッドフォン端子を使う機会も減っていたので、ここでお別れのいい機会かもしれません。
それと、先程の写真に写り込んでいましたね、Narai Pizzeriaというピザ屋が。この店、今回は食べませんでしたが、なんかタイスキの食べ放題やってるみたいでした。ピザ屋がタイスキやるってどういう考えなのかが、やはり時々この国をわからなくさせます。
いよいよ鉄道市場へ
地図上ではシーコンスクエアの東側にある鉄道市場ですが、行くルートはシーコンスクエアの建物の南側にあります。
日が暮れない前に見ても地味な看板ですけどね。
トレイン・ナイト・マーケットって書かれてますよね。
この入口から本体まではちょっと歩きます。5分くらいかな。
まあ、そっちに歩く人はそこそこいるので、着いていけば迷うことはないでしょう。
店もちょっとだけあります。
で、ここが鉄道市場の本体の入口。
正面から見るとなんとなくそれっぽいです。
ところでこの市場、雰囲気的に4つくらいのセクションに分かれています。航空写真を見るとそれがわかりやすいですね。
この写真の右半分がシーナカリン鉄道市場、左半分が先ほどまでいたシーコンスクエアです。この入口は右下、灰青色のピンが立っているあたりです。写真的には少し切れていますが、シーコンスクエアの南側に長屋上の建物が並んでいて、この中を通ってここまで来たわけです。
で、この大きな看板があるところは黒っぽい屋根が写っているところになります。(1)おそらく一番高級な部類の店が入るつもりで作ったのかもしれないな、と思っちゃう程度には整備されています。その上、(2)逆T字の道路が写り込んでいるところは飲食店街があります。その北側、(3)ショッピングカートのアイコンが付いたあたりがおそらく「市場」と聞いてイメージ出来るような小さい店の集まりです。さらに北側、(4)細長い建物が6本だか7,8本あるあたりにも商店があります。こちらは市場というよりはテナントっぽい感じ。こんな感じで構成されているエリアです。
3番目のところが一番市場っぽい雰囲気を醸し出していますが、売っているものはスマホケースとか。おそらく現地タイ人には興味深いアイテムが並んでいる場所だと思いますが、イマイチ観光客が買うつもりにはならないかもしれません。そういう意味では一番奥、もしかしたら一番手前が買い物をする気になるものが並んでいる可能性すらあると思いました。
ちなみにそれ以外で興味深いものといえば食べ物です。食べる場所はやっぱりたくさんあって、この市場の東側に集中しています。集中、というか、どのセクションも一番東の部分が食べ物屋さんという感じ。もちろん持ち帰り前提の店と、机と椅子のある店に分かれていますし、
敷地東部分に位置する外周部分はもう少し店っぽくなっています。
その中から、今回は、この店に。
金額はまあまあ、食べ物もまあまあです。プーケット帰りだと安いかもしれない。
まあ、良くも悪くも普通のタイ人向け買い物風遊び場、って感じでした。
気になったのはこの店くらいかな。でも、実はこの店も鉄道市場の外、シーコンスクエアから鉄道市場に移動する途中にあります。
日が暮れる前にはショボかった看板も、日が暮れたらこんな感じに目立っていました。
さて、これからこの背景に見えるモノレールに乗って、もう1軒どうしても行ってみたかった店に行ってみますよ。
*1:本人がそれをやっているかどうかは知らない