鉄道内で物売りから弁当を買う(大阪経由でタイへ・6日めその2)

というわけで、改めてアユタヤ行きのきっぷを買います。

ファランポーン駅のチケットカウンターは以前と変わらないように見えますが、実は駅のホールは広々としています。待っている人がそもそもほとんどいない。待つ人がいないということは椅子もいらないのでしょうね。がらんとしたホールになっていました。

あまりにがらんとしていたのでホール側の写真を撮る気にもならなかったくらい。

ま、気を取り直してチケットカウンターに行き、切符を買います。

こんなチケットが買えました*1。No Seatと書かれていますが、これは席に座るな、という意味ではなく、指定席はない、という意味らしいです。前はいちおう座席指定されてたものな。普通列車でそれを守って乗っている人はほとんどいませんでしたが。で、15バーツ。タイのBTSだったら下手したら1区間乗れるかどうかの料金です。

で、出てきた改札を戻って列車に乗り込みます。列車の内部は先程乗ったのとほとんど同じなのでほぼ撮影していません。

これはその先程のった列車の内部。これよりは少し混んでいて、4人座席単位で空いているところを探すのに少し歩きます。いやいちおう4人座席なんだけど、微妙に何かの幅が狭いのよね。これに親子でなく4人乗れるのはけっこう小柄な人だと思います。

列車はほぼ定刻でファランポーンを出発します。最初のところはさっきまで乗っていたところの折り返しなのでほぼ同じ。ただ、少しすると、話が変わります。

弁当売りの人が来るのですね。

これはおそらく国鉄公認のサービスではありません。そういうサービスを特急で受けたことも過去にはあるしね。
ま、そこまでボッてるものでもないので、買います。

豚のやきとりと、もち米のセット。不味くないです。普通に食えます。

来るのは弁当売りだけじゃないんです。飲み物売りも来ます。
もちろん買います。

チャー・ノム・イエンこと、アイスミルクティー。タイで私が一番好きなノンアルコールドリンクの1つです。

まあ、食べるのにそれほど時間がかかるものでもありません。食べ終わったあたりで、アビワット中央駅を通ります。この辺から国鉄は新しい線路になっています。

列車は新しい駅に停車します。まあ施設が新しいだけで停まる駅としてはいっしょ。

そのうちに列車は高架から降りてきます。現在のところランシット近辺で以前の線路に戻るのかな。そういう自分もランシット近辺に何があるのかはさっぱりわかっていません。中長距離バスがよくランシット経由になることがあるのを知っているくらい。

そして、このあたりからまた物売りがやってきます。

弁当売りに、

ドリンク売り。

そうそう。車内はアビワット中央駅近辺からかなり混みだしました。普通列車に乗るのならファランポーンで乗っておいたほうが確実に座れるのかもしれないですね。

今回は行く予定がありませんが、アユタヤの南側にはバーンパイン宮殿があります。その近辺で謎の出迎えが。

まあ、見送りかもしれませんが。

この辺まで来ると、列車は草原の中を走ることもあります。

日本では見られないとよく言われている地平線がタイでは見られます。

そんなこんなで、アユタヤに到着しました。所要時間2時間くらい。特急を使えば1時間くらいで着くそうですが、たぶん物売りもいないんだろうなあ。

アユタヤ駅です。

ここは市街地から川を1本隔てて東側にあります。市街地に行くには、南に大回りするか、西に歩いて渡し船に乗る必要があります。
で、実は渡し船の乗り場のそばにはレンタルバイク屋がいて、客引きしているのですね。

とは言え、渡し船を乗るつもりなのでそれは断ります。列車でバンコクに戻るつもりで、さらにバイクに乗りたい人はここでバイクを借りてもいいのかも。今回私は、帰りのロットゥー乗り場のことも考えて、こちらではなく川の対岸でバイクを借りるつもりです。

渡し船はまあ普通に川を往復しています。

さて、渡ったらバイクを借りて、町を周りますよ。

*1:撮影は列車に乗ってしばらくしてから