映画のロケ地なのかロケ地でないところなのかよくわからないところで酒を飲む(大阪経由でタイへ・5日目その4)

さて、モノレール。

シーナカリンって何のことかと思ったら、この通りの名前のことなのですね。

どうしても車道を上から横断する時はこういう写真を撮りたくなります。

モノレールについては、これから南の方に。次に行くのがスクンビット線東側の場所なので。

というわけで、着きました。プロンポンです。

プロンポンらしい、と言っていいのかどうかの、日本風居酒屋の建物。もちろんここが今回の目的地ではありません。ここからもう少し奥に入っていくことになります。

歩いて10分。モノレールと電車に乗っている間にスコールが来て止んで、という感じなのでそこまで暑くはないですが、まあバンコクで徒歩10分は歩いている、と考える距離ではあります。

賢蔵水産が入口にあるソイを突き当たりまで歩いて左折し、つき当たりまで行って右に曲がってすぐのところの右側。それが今回の目的地です。

OFTR Bar

OFTRというのは、「One for the Road」の略称。何かというと、映画の名前です。
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日本では「プアン/友達と呼ばせて」という邦題で公開されました。
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これらの予告編の冒頭に出てくる、主人公の1人がニューヨークでバーテンダーをやっているバー、それがここなのです。

ただ、ここに来て少し疑問が湧きました。正直私は「ここがロケ地だ」という情報でここに来たのですが、先に貼り付けた写真に写っている看板を御覧ください。「FILM INSPIRED」って書かれていますよね。これは、本当にロケ地なのか怪しいぞ。

ちなみに、実際の映画でのバーのシーンがこちら。

こちらがこのバーの中です。

ボトルなんかを片付ければ同じ雰囲気になるのかしら。

主人公が電話を受けたり、女の子とイチャついていたソファに近い造作もあるっちゃあります。

ただまあ、ここはやっぱり「Inspired」と言ったほうがいいのかもしれないですね。

ちなみに、バーで、こういうところの酒の価格は日本とほとんど変わらないです。むしろ高く感じるかもしれない。
ただ、このバーの特色として、映画で主人公が作った「友達の元カノをイメージしたカクテル」とか「主人公の元カノが作っていたカクテル」と同じものが頼める、というのがこの店随一の特色です。

これらだけでなく、プロデューサーや監督、主演俳優をイメージしたカクテルもあります。

というわけで、映画に合わせて、この中からまずは「ニューヨークサワー」を注文。

次に、悩みましたが「アフター・ザ・レイン」を注文します。

そんな中、店の奥の演奏スペースで、音楽演奏が始まります。

スペースの上には映画に出てきたラジオ番組「Midnight riders」のロゴネオンが。

本当は全員分を飲みたいところでしたが、映画の中でもアクションが目立っていた「アリス・ダンス」を。

こんなところで帰ろうと思いましたが、ここには名物のカクテルがありました。「家に帰るための最後の一杯」こと「One for the Road」です。

前出のメニューを見ると、このメニューは「Last Call」でのみ頼めるとありますので、最後の一杯として頼んでみたところ、なぜか断られてしまいます。なんでも「これは店を閉めるときの最後の一杯なので」なんだとか。まあ確かにそれも「Last Call」ではありますね。

残念だと思っていたら、一度下がっていた店員が戻ってきます。「今回は頼んでもいいですよ」と。機転を利かせてくれたのか、それとも扱いを間違っていたのかはわかりませんが、結局それが飲めることになりました。

ビールにウイスキーをワンショット落としたやつなので、それほど旨いカクテルではない、というか、こういう飲み物韓国方面で別に最後の一杯としてでなく飲まれていたような気もしますが、まあ飲めたことである程度満足です。


流石に帰り道10分以上を歩いて帰りたくはないので、帰りはGrub Taxiを使って駅まで戻ることにします。