帰ること自体はスムースにいった
メークロンを出たバスは高速国道をスムースに北上していきます。
google mapの経路案内、せめて少しくらいは道路に沿ったふりをしろと思いますがしょうがないですね。
向かい側の道路を見ると、土曜日のレジャーのためか大渋滞。バンコク入りの道路も一部ジャンクションなどで流れの悪いところはあるものの、1時間半ほどでモーチットこと北バスターミナルに到着。ロットゥーのターミナルは確か別のところにあったはずですが、中央のターミナル前でみんな降りてしまいます。こちらも同様。
大きなターミナルで、ここから東北部に向かって乗っていったことも数度ありますが、今回は特に用はありません。中に入って様子を見つつ、売店群を通り抜けて市バスのターミナルへ。
乗り換えたバスが間違っていたのかも知れない
いい感じでバスが待っていました。104番バスです。
このバスに乗り換えなしでほぼ終点まで乗っていれば、今日の目的地「クレット島」に向かえるはずなのです。
バスは誰も乗っていませんでした。
その後もそんなには乗らず、数人乗るくらいでバスは発ちます。
新型のバスです。エアコンは死ぬほど効いています。よく見るとラビットカードの読み取れるカードリーダーも付いています。北バスターミナルを出て少しするとチャトチャック市場があり、この周りが少々渋滞ですが、順調に北上しているように見えました。
ところが途中で左折したあたりで雨が降り出します。
そうでなくてもなんだか流れが悪くなりかけていたのが、完全に止まりました。いやー、運が悪いな、と思っていたのですが。
今これを書くためにルート検索してみたら
このくらいかかるのはそんなに珍しいことではないようですね。1時間半で着いたのはまあ普通のようです。
バイクタクシーで船着き場へ
地図を見ると、目的地の西側に中洲というか、川で囲まれた土地があるのがわかりますが、これがコー・クレットことクレット島です。バスの到着地はクレットの入り口、ということで、パーク・クレット。日本人が言う場合はパークレットのほうが通じやすいかも知れませんが、島に行くには少し離れています。
どうやって行くかというと、道路の入り口にバイクタクシーがたむろしていて、2ケツで渡し船の乗り場そばまで送ってくれるのです。
料金交渉も行き先表明も要りません、いや居るんですがほとんどの人がコー・クレットに行くのでコー・クレットの一言で通じてしまうのです。今回は1台20バーツくらいでした。
とは言えバイクタクシー、どこまで行くかは気分次第のようです。寺の入り口で降りる場合もあれば、売店の入り口まで入る場合もあり、さらにこれ以上行けないくらいまで奥に入ってくれる場合もあります。今回の2台のバイクタクシーが対照的でした。
先に友人を乗せて寺に向かったバイタクは寺の入り口を少し入ったところでスピードを落としました。後から行ったこちらのバイタクが売店をすり抜けて、船着き場すぐそばまで行って。これはどうしようかな、と思っていたら、遅れて先ほどのバイクタクシーがやってきたのです。おそらく後から来たバイクが奥まで行っちゃったから慌てて追いかけて来ましたね。まあ無事にたどり着けばそれでいいのです。
渡し船は2バーツだったかな。
乗って向こう岸に着いてからお金を払います。着いたらクレット島です。
続く。