地ビールを飲みにコークレットにいく。(9日め・その1)
タイ最終日です。
今回の旅の目的に「地ビールを飲む」というのがありました。1日めでそれなりの店に行ってまして、まあ地ビールは今のところバンコクにしかないので途中の経路ではあまり飲めなかったのですが最終日の昼から飲んでもいいかなと思います。飲めるならね。
まずはわんこそば。
地ビールの工房というかバーはバンコク北部郊外の「クレット島」にあると聞いていました。前に行ったときも探したのですが探したあたりとはぜんぜん違う場所にあった。さらに今はそのクラフトビール工房が近くにパブまで作ってるらしいのでそちらに行ってもいいのですがたぶん今夜飛行機に乗る人には行けない時間にしかオープンしてない。ということでクレット島を目指します。
クレット島へは「パークレット」に行くのが通常の経路です。パークが「入口」、パーク・クレットが訛ってパークレットになったらしい。バンコク中心部からだと戦勝記念塔からバスが出ています。昔はロットゥーも出てたけど今はどうなのかな。
というわけで
BTSで
戦勝記念塔駅に行きまして、朝ごはんを食べようと思います。舟そば、というか、わんこそば。日本のわんこそばとは違って好きな量だけ食べられますがもちろん食べ放題ではありません。
ここも昔から(私にとって)実際にはどこにあるのかわからない店でしたが、タイ文字を読めるようになってやっと分かるようになってきました。
あの店です。
さて、そこまで歩こうとすると警官が微妙に目立つ。交通規制とかしている感じです。何かあるのかな。とりあえず無視して歩道橋を渡りきって降りると、なんだか歩道から離れるように誘導されます。コンビニの入口でアイスカフェモカなど買って眺めていると、封鎖された道路に微妙に派手な車がやってきました。
しかも右側通行で。すごいな。車線無視だよ。
車が着いたあたりには警官が数人横一列で並んで敬礼してます。王族か誰かじゃないかなと思いますがさすがによくわかりません。
その女性が入ったのは目的地の舟そば屋さんでした。これは貸し切りかな、と思ったら貸し切りなのは2階だけで1階部分では普通に注文可能なようです。
こちらそのメニュー。とりあえず全商品注文します。指差しで注文できるからそれほど面倒じゃない。好みがある方には麺の太さとかのカスタマイズも出来るようですが、とりあえずオススメで順次出てきます。
なかなかうまい。量が少ないから味が変わるのもありがたいです。
全部食べて、まだ余裕があるので2杯ほど
気に入ったそばをお代りします。
ついでに、ココナツプリンも名物らしいので食べてみる。
気がついたら、偉い警官っぽい人もそばを注文していました。外で敬礼していた警官もつみれをつまんでいるようです。厳しいけどゆるいです。
帰りに撮った別の車の写真。やっぱり偉い人が来ているようですね。
バスに乗ってパークレット、そこからバイクに乗ってコークレットへ。
戦勝記念塔からはパークレットに高速経由で行く166番バスというのがありまして、行きはこれに乗るのがおすすめです。
本当はもっと遠くに行くバスなのですけど大体ほとんどの人がパーククレットで降りるのであまり降り間違えない、という利点もあります。なんだかんだでロットゥーで来たのも含め3回めなのであんまり迷わずに到着します。
でもってクレット島(コークレット)への渡し船はここから歩いて5〜10分かかります。前は歩きましたが、今回は
パクソイ(交差点の入口)にいるバイクタクシーに「クレット島」とだけタイ語で言えばすぐ乗れます。もちろんバイクが川を渡るわけではなく、行くのは渡し船の乗り場まで。「乗り場まで」っていう言い方がわからなくて躊躇していたのですが、それでよかったのですね。金額決まっている(たぶん)ので交渉の必要もありません。10バーツだったかな、ワンコインです。
寺の境内にある渡し船は2バーツ。料金所はクレット島の方にあります。
入って右手の奥のほうがお菓子と陶器の屋台街です。
いろいろあります。
タイらしいお菓子ですが、
普通にタイ人も買ってます。
陶器、つうか素焼きも売ってます。いつかは買いたいソムタム用の臼。
そこそこ奥まで行って、アイスミルクティーで一休み。
お菓子屋台の反対側に行って、クラフトビールを飲む
さて、今回の目的はお菓子ではありません。いや
焼き菓子は美味しいからどっちも買ったし「明日まで保つよ」って言われて
生菓子っぽいお菓子をお土産に買ったりもしたけれども。
船着き場まで戻って、反対側の遊歩道を歩きます。
歩きます。
歩いて、たどり着いたのが「チットビール」というビアバー。
生ビールのサーバがいっぱいあります。いっぱいありすぎてどれを買ったらいいのかわかりません。なんとなくだけど、ここの地ビール以外も混じってそうな気がするぞ。
「オススメはどれ?」と聞いたら「3番か2番」というので3番を注文します。
これ。川沿いの座席で、優雅にビールを飲みます。
お代わり。2番じゃなくて、Black IPAとかいうやつ。確かにIPAっぽい味がします。
さて、こんなところで。そろそろ頼まれていたいろいろなものを買いに戻らないといけない感じです。
船着き場まで歩いて戻って、2バーツ払って対岸に戻ります。それにしても、みんなお菓子買ってるな。