虎が怯えて逃げる(大阪経由でタイへ・4日目その2)

それにしても坂がきつい

今回のバイクレンタルは満タン貸し、満タン返しです。これは本当に店によって異なるので確認しておかなければいけません。あと、本当は借りた直後にバイクの写真を四方から撮っておいたほうがいいですね。自分は途中まですっかり忘れていましたが。

さて、タイガーパークプーケットは山の中腹にあります。だから山道はそこそこ覚悟していました。しかし、そこに行く前にずいぶんきつい坂道があります、プーケット

パトンビーチからカロンビーチにいく途中の峠

スマホホルダーに取り付けたスマホから撮ったのでアングルが少し斜めですが、この峠道の坂道のキツさがわかりますかね。道路がまるでアトラクションです。登り坂はまだいい。下り坂ではブレーキが壊れたら死ぬだろうな、というスリルを味わえます。まあ楽しいけど。

そんなこんなで、峠を2つほど越えて、また山道に入って登って、スタートから40分ほどでタイガーパークに到着です。

虎写真を撮るのも安くないけどね。

入場は無料ですが、無料でできることはそれほどありません。基本的にこの施設は虎と一緒に写真を撮るところで、その料金は大きさによって異なります。

小さいのと中くらいのが900バーツ、大きいのと本当に小さいのが1000バーツ。生まれたばかりは1300バーツですが、これはいつもいるわけではないようで、今回もいなかったようです。

さらに、これらを複数写真を撮ると少し割引が効くようになってます。撮った写真はCD-RかUSBメモリで持って帰れる(有料)なのですが、実はこれ、スマホを持ち込んだ場合は取られません。スマホで写真撮るのも係員がやってくれます。

というわけで、同行者はデカい虎、自分は小さい虎の料金を払ってチケットを貰い、中に入ります。
虎の飼われている檻の入口には、水道の蛇口があります。匂いが気になるそうで、入って触るときには手を洗わないといけないそうです。

あと、虎の上半身には触らないこと、虎の視界で手をひらひらさせないことも注意事項として言い渡されます。この辺触られると虎が反応するらしいのですね。とくに手のひらひらはまるで猫が猫じゃらし見た時みたいにじゃれつきたくなるんだとか。確かにそれは危険です。

てなわけで虎とご対面。

この大きさで「小さい虎」に分類されます。まあ小さいと言えば小さいけど、抱っこできる大きさではないですね。

カメラ、というかスマホを預けて、虎には後ろから近づきます。

実際の写真には自分の顔も映っています。

こんな感じで、尻尾に触るのはまあ大丈夫。ちょっとおっかなびっくりですが、もう片方の手で下半身を撫でることが可能です。

ところが、この撮影をしている途中に、ちょっとしたトラブルが発生しました。檻の外で別の虎が吠えたのです。

そうしたら、半分寝ていた虎が起き出して、撮影場所から離れてしまいました。スタッフが慌ててデカい猫じゃらしで気を惹こうとしますが、一度興奮した虎はもう落ち着きません。別に人を襲おうとはしませんが、吠えた声が気になってしかたがないようです。

しょうがないので、檻にもう1匹いた中くらいの虎のほうで撮影を続けることに。

確かに、さっきの虎よりは確実にデカいです。まあ、こちらで撮影続けられる、ってのは、考え方によっちゃ追加料金なしで複数の虎の写真が撮れたことになるのかな、と思ったりもします。

さて、同行者はデカい虎と写真を撮ってもらっているはずです。こちらのほうが先に檻についたので、その分先に終わってます。向こうの檻を除いてみましょう。


当たり前の話ですが、虎の檻はこれくらいの厳重なやつです。外からだと撮れるのはこのくらい。それにしても外から見てもその大きさがわかるくらいデカい虎ですね。

この園はいちおう虎を撮る檻以外には特にサービスがありません。ですから虎写真を撮ったらそれでおしまいです。あ、帰りに記念写真の押し売りがあります。まあ押し売りって言うほどしつこい売り方じゃないですけどね。まあ買っておいたらいいんじゃないでしょうか。

さらに上の寺へ

このパークが山の中腹にあるという話はしましたが、さらに上には大仏があります。せっかくですので、もちろんそっちの方も見に行きますよ。

山道を登っていきます。くくりつけたスマホのカメラ機能を起動するのにも慣れてきました。

そして、10分ほど走ったところで到着です。バイク専用の駐車場もあって停めるのはけっこう楽。

大仏です。

山の上なので、振り返るとプーケットの南岸が見えます。

昨日ダイビングのために船に乗った桟橋のある方向ですね。

そこそこデカい大仏ですが、きれいめであまり歴史感というか、荘厳さは感じません。

まあそれがタイの仏像の良いところでもあります。

大仏の下の方には回廊のようなものがあるのがわかると思います。ここは展示物が飾れるようになっていて、今回行った時には"世界の仏教関係者"みたいな展示がされていました。そのなかに"創価学会"があったのはどういう意図かなと思ったのは内緒です。

さて、まだ寺を回りますよ。