さて、今日は父の日でタイの祝日です。ただ、この祝日は前国王の誕生日でもあるんですよね*1。少し重要っぽい祝日です。そうなると気になるのが、「レストランで酒が飲めるのか」。
実は仏教由来の祝日はタイでは禁酒日になっています。代表的なのは出家に入る日と出家を終わる日。どっちも太陰暦由来で毎年少しずつ変わります。経験したことがないですが選挙の日近辺も禁酒日だそうです。あと、前に来た時に引っかかったのが、前国王の命日。それが本当に一致していたかは確かめていないんですが、レストランで実際予約した時に「今日は酒が出せないよ」と言われたりしたんですよね。
そうなると、前国王の誕生日も微妙に禁酒日になっていてもおかしくない。調べてみると、実はこの日を禁酒日にしている人はいるようです。それが店のオーナーだったりしたら店も禁酒にするかもしれないな。まあドキドキしながらお店に向かいます。
行く店は決めてます。ペップリー通りに面した東北タイ料理店、その近辺には数店類似店があるなかでなんとなくそこを選んでいる店です。
何度も行っている店ですが、毎回迷います。いや、迷う要素がない場所にあるんですけれどね。意外と交差点に近い側にあるんですよ。何のことを言っているのかさっぱりわからないと思いますが、まあこの名前で調べればわかるかも知れません。
で、とりあえずビールを注文してみます。通ります。お、良かった。この店は禁酒じゃなかった。あとはいろいろ頼みます。
イサーン鍋こと、チムチュム。
まあ、ここは素焼きの鍋で来ないので雰囲気はありませんが、味は大体同じです。いちおう海鮮と豚肉が入ってます。
空芯菜炒め。
辛くない食べ物として選びました。他の食べ物の前では全く辛くないです。
たけのこのおひたし、スップ・ノーマイ。
直訳だと「たけのこスープ」という意味になるのですがスープ要素はないです。なぜこの名前になるのかは謎です。イサーン方言なのかもしれない。おひたしは名ばかり*2、非常に辛いです。正直同行者は絶対に食べません。自分は好きなんだけどなあ。
焼き鳥、ガイヤーン。
まあ東北タイ料理だったら頼まないとな必須メニューですよね。まあここの味付けはまあまあです。外れじゃないけどこれ目当てに来るほどでもない。
これが今回初めて頼んだやつ。牛の生肉のたたき。ゴイヌア。
レシート見たら、さらに「死んでない」*3って意味が付いてました。たぶん、加熱することを「死ぬ」にたとえているのかもしれない。ゴイヌアには加熱した肉を使うバージョンもあるらしいので。それはラープとどう違うんだ、という懸念はわかります。日本人でもその差に興味を持って調べている人が数人いますが、仮説はいくつかあるものの、確実な差を発見できていないらしいです。
まあこれは珍味かもしれない。普通にラープ頼むのとあんまり変わらないな。
まあ、この店も節操がありません。
生サーモンが壁メニューになってるみたいです。タイ人に最近サーモン人気なんだな。ただこの値段は高いです。ゴイヌアの倍以上、チムチュム全体と対して変わらない値段ですよ。量がどのくらいなんだろうね。
ちなみにレシートがわかりやすいので載せておきますね。
一番安いのはビールに入れる氷代です。ビールは1本100バーツ。
さて、食事の後にはしておかないとなことが1つあります。洗濯です。例によって、明日の着替えがありません。明日で最終日なんだけどね。
実は現在泊まっているホテルにはランドリーがありません。あ、ランドリー代行はありますけどね。ちょっとお高め。そんなわけでコインランドリーを探していたら今朝行ったコンビニのそばにありました。
こんな感じのドラム式洗濯機です。
残念ながら一体式ではなく、乾燥機は横にあります。
料金はこんな感じ。
9kgで十分なのですが、残念ながら壊れています。
せっかくなので、明日の服だけでなく持ってこられる量全部持ってこようと思います。これで帰ってから洗う必要がなくなる。
というわけで全自動で回し始めました。1番丁寧なコースで始めたので1時間は終わりません。この時間スマホでも眺めて暇つぶししてもいいのですが、最後の夜ですし、マッサージにでも行こうと思います。
で、行きつけ*4に行きましたら。時間が微妙でした。直前に閉まってました。
しょうがないので、別のところに行きます。
ペップリー通り、先ほどのレストランの並びに何軒かマッサージ店がありました。値段もさほど変わらないのでそっちで。
このスクリーンショットをお借りしたStreetViewで確認すると、この場所は2020年あたりまではずっとシャッターだったようです。昼の写真しかないのでもしかしたら夜の店で、夜は開いてたのかもしれませんが、まあおそらく2021年あたりまではCovid-19もあったんで空き家だったんじゃないかなあ。2022年あたりからこの店が開いてます。2年やってるならまあ十分老舗だと思います。
まあ場所柄、外国人観光客も多いようです。自分も何のてらいもなく入ってフットマッサージをお願いします。
おじさんがつきました。たぶん当たりを引いたと思います。
いい感じで揉まれて、お茶飲んで、予定時間の1時間より少したってコインランドリーに戻り、乾燥機に移します。また数十分ほど待ち時間が発生するので今度はコンビニへ。
コンビニと言っても目的は店内ではありません。
このオレンジ色の自販機みたいな機械です。
こちら携帯電話へのチャージ機です。うん、たぶんここのブログで前にも説明した気がする。もう一度説明しますね。
これはオンラインで携帯電話に遠隔チャージが可能です。必要なのは電話番号。お金を入れて、電話番号を入れるとそこにチャージしてくれます。
実はお釣りが出ません。じゃあどうするかと言うと、電話番号を入れた時にこの機械の運用側のほうが電話番号で入金額を記憶してくれるんですね。で、次回チャージ時にはお釣りが出なかった分もチャージできるようになる。有効期限はわかりませんが、まあ数日なら大丈夫です。
これを使って、今回使ったSIMの有効期限を延ばす作業をここですることにします。
ところで、この時間はここに朝にはいなかった屋台があります。
ルークチン、つまりつみれの屋台です。
ルークチンはタイ式ラーメンの主な具と言っていい食べ物で、そっちでは茹でたやつが麺の上に乗って提供されています。じゃあこちらはどうやって提供しているのかな、と思いました。見たところ全部生で売ってますからね。
そうしたら、家に帰宅途中と思われる女性、もしかしたら女子大生が通りかかりました。数本ルークチンを選みます。そうしたらお店の人、それを包みません。なぜ包まないのかと思ったら、そこに鍋がありました。
茹でているのかな?
答えが屋台の横に書いてありました。揚げてます。これ揚げルークチンの屋台なんですね。なるほど。
とりあえず今日は食べる余裕もないのでこの屋台の存在だけ覚えておきます。次回バンコクに来る時は頼んでみよう。
そうそう、SIMカードへのチャージはなんだかんだで20分くらいで終わりました。1年分延ばすのは10回~12回の少額チャージが必要ですが、まああっという間ですね。今度こそコインランドリーに戻ってスマホで暇つぶしです。
で、終わったら洗濯物を回収して部屋に戻ります。明日は荷造りしてチェックアウト、まだ1日昼間は動きますよ。