タイのSIMカードに遠隔TOPUPして、有効期限を伸ばしてみた


先日の旅行の際に、ついに4G対応SIMを手に入れた話はしたばかりだが、その旅行からも時間が経ち、そろそろSIMカードの有効期限も近づいてきた。
写真はアプリ「True iService」による有効期限表示。別に電話されても困らないけどいちおう電話番号にはモザイクかけてある。昨日の時点で、残りは15日くらいだった。
実はこのアプリは、クレジットカードによるTOP UPに対応していることになっていて、画面上の「TOP UP」をクリックすると金額とクレジットカードの番号を入力する欄が出てくる。そこまでは確認済みだったので、けっこう安心して放置していたのだけど、昨日実際に入力してみたらエラーが出て決済できなかった。

アプリのせいかな、と思って本家のWebサイト行っても同じ。タイのクレジットカードじゃないカードも入力可能な「Easy Top up」もやはりエラーで決済できなかった。入力可能なのと、それで決済可能なのは別の話みたいだ。

こうなると困るよね。あちこちで「タイのSIMカードにTOP UPする」方法は書かれているけど、「倍の値段でプリペイドカードを買って国際SMS」とか流石にちょっとやれるとは思えないし。そんななか探していたら見つけたのが「パタヤ千夜一夜」というサイトの「日本からタイの携帯電話(12call、TRUE、Dtac)にチャージ、トップアップする方法。クレジットカード・ペイパル利用可能。」という記事。実は今年の11月に書かれているというかなりホットな記事でもあった。

そのサイトによると「Mobile Topup」というサイトが手数料も安いらしい。クレジットカード決済なら手数料すらかからないらしいのだけど、さすがにこのサイトの記事だけを信じるわけには行かないのでちょっと高めでもペイパルを間に挟んで50Bだけ決済してみた。*1

確かに、あっというまに決済完了。ペイパルからも50+手数料分で合わせて64.2バーツ出金したよ、というメールが届いた。ついでにmobiletopupからも「初めての決済おつかれー、うまくTOP UP出来た?」(原文は英語)みたいなメールが届いたんだが、1時間たっても残高が増える気配がない。*2
しょうがないので「残高増えないよ、スクリーンショット見てよ」(原文はつたない英語)ってメールを送ったら、向こうからも「ほれ、TRUEから受け取りもらってるよ」ってスクリーンショットを送り返してきた。確かに支払ったようにはみえる。(ここにはそのスクリーンショットはつけない。)

あー、これは詐欺パターンかもしれないな、まあ64バーツなら200円くらいか、授業料なら安いもんだ、とか思って受け流していたものの、やはりそんなメールを送ったあとなので少しは気になる。でも、さらに1時間ほど過ぎてからチェックしてみたらこの通り。
有効期限は増えていないが、残高だけは増えている。少なくともTOP UP決済だけはきちんとやってくれたようだ。このスクリーンショットをつけて「残高が増えたよ!やったねたえちゃん」(原文は英語だが、たえちゃんとか入ってない)ってメールしたら、「えがったえがった」(原文の英語はそんなになまってない)って返事が返ってきてめでたしめでたし。

いや、ちっともめでたくない。今回の目的はTOP UPすることじゃなくて、その結果で30日だか60日だかわからないがSIMカードの有効期限を延ばすことだ。あと14日でこの50バーツを使うあてはまったくない。間に立ってくれた業者には悪いが、これじゃ払い損だ。

やっぱりタイの銀行が発行しているクレジットカードを持つしかないのかなあ、それとも決済システムが今本当に調子悪いだけで、あと2週間以内に日本のクレジットカードでも決済できるようになるんだろうか。インターネットで国境の壁は低くなったけど、まだまだ難しいことは多いなあ、と思っていたのが昨日の夜までの話。

今日になって、ふとアプリを立ち上げたら有効期限が増えてる。しかも「あと30日」になるのではなく「今の有効期限にプラスして30日」という状態。

つまり例の決済代行サイトが動いている間は、月200円くらいでタイの電話番号が維持できることになる。

今のところバンコクの空港では4G対応のSIMカードは手に入らない*3し、タイに行ってすぐに4G Internetを楽しむには、この契約を続けるのがいちばんいいことになる。クレジットカードを例のサイトに登録すれば月々の引去りもやってくれるみたいだけど、しばらくはPaypal手数料がかかりつつもこの方法でケータイ番号を維持していきたい。

あとあれな、決済代行がうまく行ってもアプリに反映するまでは時間がかかる(1時間くらい?)のと、さらに有効期限が伸びるタイミングは遅いみたいなので、そこは余裕をもって作業しておきたい、と思った。

*1:ちなみに情報源では「電話番号からキャリア自動判別するよ」って書いてあったけどそんなことはなかった。確かタイもMNP制度があったはずだし、ナンバーだけで自動判別はできるのかは微妙にわからない。

*2:冒頭の有効期限表示はその時に撮ったスクリーンショットで、実際の決済は日本時間12時頃に行った

*3:あとからチェックしたらTRUEのTourist Inter SIMには「4GタイNo.1企業がお届けする3G SIMカード」(原文の英語には「お届けする」とか書いてなかったけど)って書いてあった。