インスタ映えの寺に行って日本人にすれ違いまくる (2日め・その1)

通販で買ったものを受け取る

2日めです。
とりあえず、昨日サイアム・パラゴンのマンガ専門書店で取り置きをお願いしていたタイコミックをチェック。

どちらもタイ映画の前日譚を描いたノベライズです。
特に右側のそれが意味わからないかと思いますが、元の映画が「日本のマンガを読んで野球に興味をもった兄弟の話」ということなので、20年くらい前にタイで発売された日本のマンガの体をしています。それにしてもKIPPU GURONって日本人の名前には見えないよな。

まあこれ、どちらも裏表紙で、

反対側から開くと、普通にその兄弟のサイドストーリーが読める仕組み。
黄色い方のマンガは、この前台湾で見たタイ映画「FRIEND ZONE」のコミカライズでした。

実はタイに来る前にこういう注文をしていました。そのなかでもマンガ専門書店のBook Friendは割引がある上に書店お届けなら送料無料で、2週間くらいは取り置き可能なのでこういう注文には重宝します。たまにセブンイレブン限定作品とか見つかったりする*1ので何度もお世話になっています。店員さんタイ語しかわからないので最初は「小包受け取りたい」とか「注文したマンガを受け取りたい」とか手に入れるのには苦労しましたが、今はけっこうスムース(運がいいだけかもしれない)。電子書籍ならもっと安いんですがまだもう少し実物でほしいなと……。

今回はもう一つ、ホテル気付で頼んでいたものがありました。やはり映画の限定グッズです。前の日にホテルのフロントで話した時にはいまいち通じなかったのですが、翌日には「預かってた荷物ってこれね」と渡されました。


中身はこんな感じのカプセルで

さらにその中身は

映画で実際に使われた「コップのフチ子」みたいなミニフィギュアです。ショップの通販在庫、最後の1つでした。

まず"ワット・パクナム"へ

さて今回の行き先は南西方向です。まずは最近ガイドブックでとみに有名なインスタ映え寺、ワット・パクナムへ。

最寄り駅まではBTSで、30分ほどでたどり着きます。

駅から東の方に見えるショッピングモール方向に歩いて

その向かい辺りのバス停で赤いソンテウを待ちます。

実は、このソンテウBTS駅の真下を通るんですね。戻る方向に走るソンテウ、駅の真下で日本人カップルを拾って載せてました。

このソンテウが終点まで行くと、ワット・パクナムです。
仏塔については日本人が山ほど観光に来るので、日本語の案内標識があります。

ほどなくして仏塔に到着。

よくわからないけれどボーイスカウトの人たちも来ていました。これはだいたいタイ人だと思います。

仏塔なのですが、ここの仏具に関する展示も途中にあるんです。

確かこれはここのお寺を発展させた(と言ったら語弊があるかな)高僧の像。例のインスタ映えの1つ下の階に置かれているのですが、だいたいの日本人はスルーします。

スルーして何やってるかって言うと

ここの周りでヨガやってるんですね。いちおう入り口には「NO YOGA」って書かれてるんですがたぶん英語が読めないのかな、と思ったりします。今回英語を要求する割には英語読まない友人が隣にいるんでまあ英語ってそんなに要らないんだなと思いつつあります。


まあこういう神秘的なところを見るとヨガしたくなるのかもしれないですね。よくわかりませんが。

降りた先には降りた先で日本人グループがいました。昨日も定番観光地を回りましたがここまで日本人ばかりが(別グループで)沢山集まっているのを見るのはタイに来て初めてかもしれません。すごいな。

続きます。

*1:Book Friendはタイのセブンイレブン系列だったと思った

無駄な夜景スポット巡りを笑われる (1日め・その3)

新スポット・アイコン・サイアムへ

ワット・アルンのあるトンブリー側の南の方に、昨年11月「アイコン・サイアム」という巨大ショッピングセンターが出来ました。オープンから11ヶ月経っているので新スポットと言っていいのかどうかは微妙ですが、タクシーで行き先を示すのにはちょうどいい行き先です。

クウェッティオ屋さんの向かいでタクシーを待って止めて、行き先を告げると2つ返事でオーケーをもらい、助手席に座って10分程度、特に渋滞にもはまらず目的地に到着します。

道中びっくりしたのは

鉄道の建設が進んでいたこと。どうもBTSが分岐してアイコン・サイアム方面に支線を作るらしいのですね。アイコン・サイアム、すでにこの駅が作られることを前提としてフロア番号が付けられていました。

それにしても大きい建物です。

上の方はマンション、というかコンドミニアムらしいのですが、下だけでも大きい。


思わず、撮っても使いみちのないパノラマ写真を撮ったりしてしまいました。

1Fの売り場はタイの伝統的な観光地をイメージしているようで、例えばこちらは

水上マーケットを意識したコーナー。他に古い商店街を意識したコーナーとかトゥクトゥクとか人力車とか展示されていて、まあ雰囲気はいい感じです。

まあ、別に買うこともなかったのですが、思わず買ってしまったのが生菓子。

タロイモ味だとかココナツ味だとかマンゴー味だとかいろいろあるよ、といわれて6個をセットにして買ったのですが、これどれもほとんど同じ味でした。そういうもんか。

ホテルに戻る

アイコン・サイアムは裏側のチャオプラヤー川沿いから無料のフェリーが出ていて、サパーンタクシン駅まで向かえます。ここからBTSを乗り継いでホテルに戻り、チェックイン。

ウェルカムドリンク無料券もらったのでフルーツパンチを飲みましたが、不味くはないけどそれほど美味しくもなかったかな。
とりあえず夕食に向けて計画を練ります。

当初の計画では、ラタナコーシン島の川沿いバーで夕焼けを見つつ、アジアティークに向かってタイスキ、ついでにオカマキャバレーでも、という予定でした。今からまたラタナコーシン島には向かえません。アジアティークも面倒だな。この辺近辺でどうにかしたいな。

と思って近辺のスポットを探します。あとタイスキも。世の中よくしたもんで片方はオンライン予約サイトがありました。タイスキも名前だけで予約が出来るというアバウトさ。ありがたいっちゃありがたいです。

夜景のきれいなホテルのルーフトップバーへ

5時過ぎにホテルを出て、タクシーを捕まえようと思いますが、ラチャウィティーからプラトゥーナムへはけっこう乗車拒否をくらいます。歩きつつ歩きつつ、結局歩いてたどり着いてしまいました、ノボテル・プラチナムモール。

このホテル、正面に入り口があるのですが、向かった側からは微妙に分かりづらいところにあります。でもって一度フロントのある4階までエレベーターで登ったあとに別のエレベーターに乗り換えるという方式で、着いたのが目的のルーフトップバー。

奥の方にはホテル併設のプールもあります。

こちら、5時から7時まで、お店オススメのカクテルが1BUY 1FREE、つまり1杯飲むともう1杯が無料になるんですね。1杯300バーツ近くする高級カクテルなので、この時間に飲むのが一番お得です。

メニューは英語で書かれています。読むのも面倒なので「What is your recommend?」とか聞いておすすめカクテルを2杯。

基本的にはトロピカルカクテルですね。いろいろリキュールは入っているみたいですが、全般的にフルーティで甘口。カップル向けではあります。

「お代わりは同じのじゃないとダメなの?」と聞いたら「違うの頼んでもいいですよ」ということだったので別のおすすめを聞いて

そのうちの1杯。
お通し的に出てきたナッツだけで2杯を楽しく飲んで、

バンコク一の渋滞の名所を夜景として眺めながら楽しんだわけですが。
この写真を帰ってから見せるとだいたい「お前らの顔でおしゃれすぎないか」って笑われるんですよね。

まあ、自分でも若干そういうスポットかな、という気はしないでもなかったんですが、ここにその時飲みに来てるの全部男性グループでしたからね。それはそれで問題ないと強弁したいと思います。

MKゴールドの位置がわからなくなる

カクテル2杯を30分ちょっとで飲んで、ここからサイアムパラゴンに移動します。さすがにあの渋滞のなかタクシー使うわけにもいかないので、スカイウォークを経由して徒歩です。

こういうふうに歩いたんですが、今検索したら、

伊勢丹の北側を歩くと近道になるみたいですね。
でもさっきの夜景の写真見てくださいね。進められた道、真っ暗なんですけど。たぶんこれその場で検索しても採用しなかったな。

で、行き先はMKゴールドです。タイスキで有名なMKの、ちょっと高級と言われているお店。少し並んでいましたが、予約してた旨伝えるとすぐに中に入れます。

で、

こんな感じ。
食べるのに一生懸命であんまり大した写真が残っていませんが、氷入れたグラスにビール入れたのを飲んで食べて、2人で1000バーツくらいだったかな。

さらに宿に帰る際にもコンビニでビールとウィスキー、ついでにつまみを買って軽くひと飲み。

とは言うもののウィスキーはまだ飲みません。明日のためにとっておきます。

定番の観光地を見て途方に暮れる (1日め・その2)

移動は運河ボートで

王宮とかワット・ポーは「ラタナコーシン島」という島にあります。とは言え普通はそれを意識することはありません。意識するのはまあ今回向かうようなときです。

サイアム・スクエアあたりからそっち方面に向かうときに一番速かったのは運河ボートだったのです。
まあ、これ今後どうなるかはわかりません。地下鉄(MRT)がそっち方面に延伸しましたからね。

とりあえず、今回はフア・チャン桟橋から運河ボートに乗ります。8バーツだったか9バーツだったか、10バーツでお釣りが来る感じで終点まで。初タイの人間をいきなり運河ボートに乗せていいのか気になりますが気にしません。

ワット・サケットで説明書きの真実に気がつく

で、着いたらまずは南の方に向かいます。プー・カオ・トーンこと黄金の人口山があるからです。google mapがあってもこの観光地、行くのがなかなか難しいのです。山は周りからよく見えますが、入り口は少ないからです。

まあ、迷いつつ迷わないふりをしつつ、入り口にはたどり着きました。運がいいのか悪いのか、チケット売り場には誰もいません。たぶん仏日なんだろうと思いつつそのまま登ります。

山そのものの写真とか中にいる仏像の写真とか全く撮っていません。山から眺める眺めが一番なのです。

屋上に登ってみると仏塔があって、横に説明書きのようなものが書かれています。これまでは何か由来とかが書かれているものなのかな、と思っていたのですが今回初めてわかりました。書かれていたのはお経です。冒頭に
นะโม ตัสสะ ภะคะวะโต อะระหะโต สัมมาสัมพุทธัสสะ
と書かれていたのが読めたのですね。
こちら、お経とは本当はちょっと違う性質のものかもしれません。仏陀に帰依するという宣言です。日本だと法華経に帰依したり阿弥陀仏に帰依したりする言葉がよく使われてますが、それの南方系のやつです。"ナモー タッサ バガヴァトー アラハトー サンマー サンブッダッサ"で検索するとそれなりに日本語でも解説が見つかりますね。

ちなみに、プーカオトーンには寺の名前がありまして、ワット・サケットとも呼ばれています。実はこの寺、昔タイでコレラが大流行したとき鳥葬のための死体置き場にもなったらしく、その説明も帰り道で読むことができます。

遠回りして、ワット・ポーへ

ワット・サケットの東側にはカオマンガイの美味しい店がありまして、せっかく店の開いている午前中に近くに来たのだから食べたかったのですが諸般の事情でそれが無理になりまして。しょうがないのでここからバスで中華街方向に向かいます。いや、ここからバイクタクシーで向かっても良かったんですが、それも諸般の事情で断られちゃったんですね。

バスは中華街の真ん中あたりで降りて、MRTワット・マンコン駅に向かいます。今年からMRTがファランポーン駅から延伸してラタナコーシン島を通過するようになったんです。


地下鉄の階段はこんな感じでペイントされていまして、きちんと撮影ポイントも設定されています。いわゆるインスタ映えを狙っているのかな。

とは言え、最近知ったことなのですがMRTって原則撮影禁止らしいのですね。
http://thai.news-agency.jp/articles/article/12053
撮影スポットまで用意しておいて撮影禁止ってなんだよと思わなくもないのですが、記念撮影を禁止するほど野暮じゃないらしいのでまあこういうのはありなんでしょうね。

ワット・マンコン駅からファランポーン駅とは反対方向に2駅、サナームチャイ駅で電車を降りて駅を出ると、そこはサイアム博物館の目の前、そこから数分で、涅槃仏で有名なワット・ポーです。

本堂の周りには寄進された仏像がたくさん置かれています。

涅槃仏を撮るスポットはきちんと用意されています。

けっこう撮りたい人で順番待ちになってたりするのが大変ですが、まあ待ってればそのうち撮影できます。

足裏も108だったか、仏教で言うところの世界分類に沿って分割されているそうで細かく見ると興味深いです。

さらに仏像の裏側には20バーツ寄進すると小銭がもらえて、

それを108つのツボに1枚ずつ入れていって運試しができます。

ネコも涼んでいます。

ネコ以外の説明については今回参考になった本がありまして、
[asin:B07STQ2192:detail]
これをiPadにダウンロードして持ち込みました。そこらのガイドブックより詳しいのが役にたちましたよ

対岸に渡ってワット・アルンを外から眺める

流れから言うと次は王宮ことワット・プラケオなんですが、ここ入場料が高いんですね。さらにワット・ポーの入り口からは少し歩くと遠い。お寺見るのも飽きたっぽいのでそこはスルーして船着き場に向かいます。

渡った先にあるのがワット・アルンなんですが、ここ入場料の要るところと要らないところに別れているんですね。実は入場料の要らないところにも興味深い見どころがありまして、

こちら、ワット・プラケオにあるエメラルド仏の複製がこんなに近くで見られます。話によるとワット・プラケオに置いてあるエメラルド仏も複製らしい(本物はもう少し奥の方に保管されている)ので、なんならこっちで見たほうがいい感じがします。

ちなみにこちらは先ほどと同じ作者の別の本からいただいた情報を元にしました。
[asin:B07J1XY8FR:detail]
本当にKindle(と買った本)役立ちまくりです。

ところで、今はワット・アルンの仏塔って登攀禁止になってるのですね。そうすると入場有料部分に入って得られるものがあるかというと実は微妙なのです。それならコーヒーでも飲んで休もうかと。

これコーヒーじゃなくて、レモンティーならぬマナオティーですけどね。これまで飲んだ中で一番美味しかったかもしれない。

昼飯はトンブリー側で

これを飲んだあたりで昼です。昼飯はワンラン市場で食べたらいいかな、と思ったのですが、ワット・アルンからワンラン市場は微妙に遠い。チャオプラヤー・エクスプレス・ボートに乗れば1駅なのですが、30分待っても船が来ない。途方に暮れました。

しょうがないので、ワット・アルンから西の方に歩いていった道路沿いにある麺屋さんに向かいます。

食べかけですが、センレックナームだったかな。その他にあとツミレとかそういう選択肢があったと思いましたが適当に。

実は量が少なめで、隣の若者グループは2杯とか3杯とか食べていたのですが、まあここは1杯だけ。

昼ごはんも食べると、本当にすることがなくなります。時間的にはホテルにチェックインしてもいいのですが、さてどうやって戻ろうか。タクシー乗るにも目的地がないとな。

で、目的地がひらめきました。(続く)

メーターを使わない運転手に早速イラつく (1日め・その1)

昔はガラガラだったこの時期のバンコク便ですが、プレミアムエコノミーへのアップグレードどころか、今回はほとんど満席でした。2名連続の席はどこにもなく、中間席にバラバラで座る羽目になりました。まあ夜行便なので寝るだけだからいいっちゃいいんですが。

ジントニックうまいです。

とは言え飛行機はバンコクに着く

降りて、

入国審査を通って、預け入れ荷物を引き取って外に出たところで、まずDTACのSIMカードを受け取ります。パスポートを渡すだけでスムースに受け取れました。DTACカウンターガラガラだったしこれはありがたいですね。

とりあえず1Fのフードコートに行ってお粥を食べ、

頃合いを見計らってB1Fの列車乗り場そばの両替所に行ってバーツへの両替を行います。

比べてみると1万円で200バーツくらい、空港の中と外でレートが変わりますね。

最近だと、同じ場所にある自動両替機が更にレートがいいらしいですね。使ってみれば良かったな。

で、今回は友人と一緒なので、エアポートリンクには乗らずにタクシーを使います。スワンナプームでタクシーは鬼門なんですけどね。

タクシーは1FのPublic TAXIと書かれたところから乗ります。近距離専用カウンターもありますが大抵の場合は近距離にはなりませんのでそうでない方のカウンター、というか発行機に並びます。

お目当てのタクシーブースが書かれたチケットが発券されますが、このチケットはこうやって写真撮影しておくことをお勧めします。このチケット、ドライバーに絶対渡してはいけないのですが、流れでどうしても渡してしまいがちなのですよね。今回も私、渡してしまいました。

行き先はだいたい通じないので、ホテルのバウチャーを見せます。そこに電話番号が書いてあるので、ドライバーが自分のケータイでフロントに電話をかけて経路を聞くのですね。

で、今回のドライバー、これがまたひどかった。

メーターを使いません。

メーター見せろ、と3回言ってやっとメーターを見せますが、動いてません。

メーター使えよ、と何度も言うと「俺ムスリム、嘘つかない」ってトボケます。

あー、これヤバいドライバーにあたったなと思いました。確かにタクシーチケット見るとムスリムっぽい名前ではあるのですが、こうなると料金でトラブります。

道路は思ったよりは混んでおらず、そこそこの時間で着きました。パヤタイ近辺に着いて、請求された金額が500バーツ。公共タクシーとしては微妙に高いです。微妙なのは、高速代と空港入場料込みなので、高いと言っても100バーツくらい、ということ。ここから根切り交渉するのも面倒くさいので「高すぎるよ」とにこやかにタイ語で3回言いながら払いました。しょうがないです。

部屋はやっぱり用意されていない

この時点で7時半くらいです。チェックインにチャレンジしましたが案の定空き部屋はありませんでした。"2時間くらい待ってくれれば空くよ"とは言われましたがまあそこで待つくらいなら観光に行くから、夕方でいいよ、と言って大きい荷物を預けて観光にでかけます。

リムジンバスの定時運行能力に感心する (0日目)

すっかり旅日記と化したこのブログですが、このエントリも先日行ってきた旅行の旅日記です。旅日記ばかりですが人気の記事には旅日記は全く含まれていないのですよね。旅日記の構造上やったことをダラダラ書いているだけなのがたぶん理由じゃないかと思うのですが、結局この一連の話もグダグダ・ダラダラになりそうな気がします。

きっかけ

ここ数年毎年10月から11月頃に行っているタイ旅行ですが、今年もその時期がやってまいりました。ここ数年は一人旅だったこともあり、ラオスに行ってみたりイサーンを横断してみたりと好き勝手やっていたのですが、今年はちょっと事情が変わりました。友人の一人が「一緒に行ってみたい」と言い出したのです。

準備

まあ同行者は大歓迎です。大歓迎ですがあとから気が変わられても困りますので飛行機は5ヶ月前、宿もほぼすべて4ヶ月前には予約完了しました。タイ旅行初めてというので基本はバンコク中心。すっかり避けていたラタナコーシン島もコースに含め、さらに"旅のしおり"も作成しました。

友人は現在ガラケー持ち、現地でSIMカード買うとすれば100日前にはスマホに買い換えないといけません。案の定2ヶ月前にもなにもしていなかったので、スマホはこちらで準備しました。私の使っていた一代前の機種、iPhone5Sです。野良アクセサリーに対応するためにiOSのアップデートは途中で止め、iTunesストアもタイ設定、LINEもタイの電話番号で認証している割には言語設定は日本語という摩訶不思議な一台ですが、うちの母親も旅行中にはそれほど困らずに使えました。"友達を探す"の設定もしておいたので何かあれば迷子探しにも役立つことでしょう。

そうなると必要になるのが現地キャリアのSIMカード。私1人なら昔買ったTRUEの4G契約のSIMを引っ張り出すだけですが、今回はPixel3で通信もしてみたいし、もう一台必要になったし、と、

AISの

とか、
DTACをKKDAY経由で
www.kkday.com
とか買ったりします。Amazon経由は日本に居るうちに手に入るので飛行機の中でセッティング出来るのがありがたいですね。後述すると思いますがDTACはDTACでいい面もあります。値段は似たようなものなのでアクセスして安い方を手に入れればいいかと思います。

海外旅行保険はやっぱり入っておいたほうがいいものだと思います。今どきはネット経由で安く加入できるプランもあるので、と言いつつもガラケーではそのサイトにもアクセスできません。飲み会の際にちょこちょこと代行申請しましたが保険契約のダウンロードに失敗したようで、しょうがないので同じ契約だった自分の契約書をコピーしました。契約番号だけは手に入っていたので万が一の時にはそれでなんとかなるでしょう。

地元の空港へ

バンコクに行くLCCとか飛んでる空港は地元にはありません。いや台北に行くLCCは飛んでるんだけど、そこからバンコクに飛ぶとフラッグキャリアと大して変わらない金額になっちゃうのよね。ということで今回は伊丹-関空経由のフラッグキャリア利用です。

行きはともかく、帰りにも酒が飲みたかったのでバス移動を提案したのですが、友人は「車で行きたい」と。実際地元の空港は駐車場が無料ですから、かえってバス利用より安かったりもするのですよね。ありがたく一緒に乗っていくことにします。

空港では荷物を預け入れ。友人が持ってきた荷物、蓋が閉まらないタイプだったのですが、そこはJAL、慣れてますね。ビニール袋で覆って預け入れ完了です。この袋、今後も活用していくことになります。

制限区域ではラグビースコットランド - ロシア戦が始まるところでした。ラグビー経験者の友人に展望を聞くなどします。展望が聞けるのは飛行機が遅れたから。30分ほど遅れて離陸した飛行機は10分少々の遅れで伊丹に着きます。

リムジンバスの遅れは「80分」なるも……

荷物を受け取ってリムジンバスに乗ろうとすると「只今梅田まで80分かかりそうです」と警告されます。梅田までは3~40分もあれば到着するはずなのですが、途中の高速道路で事故があったようなのですね。数人のビジネスマンはそれを聞いてモノレールに乗り換えます。こちらは預け入れするようなでかい荷物もあるし、急ぐ旅でもないですからこのまま。リムジンバスはWifiも使えますのでアプリのアップデートとかもこなします。運転席はしきりにどこかと無線連絡し、早々に高速道路を降りて一般道を走ります。

結果、梅田の阪急ホテル前に着いたのは出発の30分後。ほぼ定時運行でした。成田のリムジンバスなんかも「情報を駆使して定時運行に尽力する」と言われていましたが大阪のバスもそうなのですね。結構関心します。

大阪駅前ビルを断念する

大阪駅(梅田)に来たのは、夕食を食べるため。大阪っぽいものを食べたい、というリクエストにそれなら大阪駅前ビルだろうと思ってきたのですが、梅田の地下街の入り組み方に阪神百貨店前あたりで力尽きます。あんなに大阪駅前ビルって遠かったかしら。

とはいえ阪神百貨店も目的地の一つでした。地下のスナックパーク、スナックと言っておきながらほぼすべての店が生ビール完備という立ちのみエリアです。ここのイカ焼きをデラパンと合わせて2枚、それに生ビールを1つ頼んでまずは乾杯。

私にとっても人生初のイカ焼きです。完全に小麦粉。ここからの旅がどうなるかが楽しみになる味です。

で、若干阪急方面に戻って、今度は串カツ屋へ。ラジオでも紹介されたことのある「鳥の巣」へ。

既に店員はタイ人だったりして、タイ語で雑談なんかもしていました。ここでも数杯飲みいい感じになります。

さらに地下街に入る前に目をつけていた立呑「大阪屋」にもハシゴ。

意外と大阪近辺でしか食べられないジャガイモ入りおでんでもう1杯。

ここからだとリムジン、電車どちらも乗り換え無しで射程に入るのですが、今回は快速を利用。

無事関西空港にたどり着きます。

無事、と言うにはいろいろあったのも事実です。大阪駅から駆け込んだ電車は途中で切り離される後半部分だったので途中で前半部分に乗り換えないといけないとか、まあいろいろ。


でも無事たどり着いてチェックインも終わって、ラウンジに着いたわけですから、ね。

買い物をハシゴして帰る (4日め)

テレビを見ていると……

台湾のテレビはいろいろな事情からだいたいCATV化していることで有名です。もともと日本のBSを見るためだったかどうかは忘れましたが、これまで泊まったどこのホテルでもNHKワールドプレミアが見えたりしました。日本のドラマも中国語字幕付きで放送されてます。6月に最終回を迎えた「私、定時で帰ります」が6月末に最終回を迎える形で台湾でも放送されていました。

そんななかとあるチャンネルで放送されていた「日本紹介」するTV番組

どこかで見たことがあるような地図が出てきて


どこかの連続テレビ小説で舞台になったようなビルが出てきて


同じ連続テレビ小説でやはり舞台になった駅を紹介する


男女二人の(おそらく)台湾人が


有名な地底湖を探検しているという、まさか地元がこんなところで見られるとは、という内容のテレビをやっていました。

テロップから検索してみると、たぶんこの番組です。

japan.videoland.com.tw
おそらく初放送は2016年の8月12日。3年経っても再放送されているんですね。

Youtubeに本編も公開されていました。

日本學問大前進岩手~三陸鐵道+龍泉洞篇

日本學問大前進岩手~流水蕎麥麵+淨土之濱篇

日本學問大前進岩手~甫嶺站老夫婦+戀濱站幸福鐘篇

そんな番組を見ていると、日本からLINEで通知があります。
「台湾にいるんだって?」
「お土産買ってきてよ」
「塩水意麺」
「雙連朝市にあるらしいよ」

塩水意麺、調べてみると台南の名物でした(塩水は台南にある地名)。ええ、今回食べそこねた意麺でした。まさかそれを頼まれるとは。

双連駅から、豆漿店へ

翌朝、7時ちょっと前に宿を出ます。朝市オープンは7時。朝ごはんを食べて7時半くらいになれば買えるでしょう。

双連朝市は台北車站からは行きやすいところにあります。台北車站を南北に貫く地下鉄、淡水信義線で乗換なしの2駅目だからです。雙連駅は出口が2つ、1番出口と2番出口がありまして、民生西路を挟んで南側と北側に出る感じです。雙連朝市は民生西路の北側にあるので、2番出口から出るのが行きやすいのですが、まあ1番出口でもそれほど遠くありません。

その2番出口からほど近いところにある豆乳店が「世紀豆漿大王」

先に注文して受け取ってお金払って、中で適当に座って食べるタイプの朝食店です。

鹹豆漿(しぇんとうじゃん)は最近覚えました。「スープ的に味付けした温かい豆乳」のことです。これに卵焼き入りのクレープ風パン、焼餅加蛋と揚げパン、油條を加えて頼みました。

さらに、油條を入れて水分を吸わせます。

水分が減るとなんとなく豆乳が豆腐っぽくなります。

朝市と文昌宮へ

さて朝市は世紀豆漿大王から公園を挟んで反対側です。

北上しながら歩いていくと、あちこちのブログで紹介されてもいる意麺売りはすぐにみつかりました。

頼まれてた意麺と乾燥ニンニクと乾燥タマネギをそこそこの量買ったら、ついでにおまけで生ビーフンをいただきます。

ちなみに意麺はさらに北上した文昌宮そばの店にもありまして、今回買った意麺一袋120元より少し安かった(100元)ので、急ぎでない方は一通り朝市を見て買うことをお勧めします。

で、文昌宮。ここの朝市は文昌宮の門前市なのかな、と思うくらいにジャスト朝市内にあります。

中に入って裏に回ると、線香が配られています。まあタダでもらえるっちゃもらえるのですが、近くに賽銭箱もありますので気持ち入れて、お勧めされている順番にお参りしましょう。

入り口側から、

入って左側の手前と、

左側の奥と、

右側をお参りして、

最後に中央にお参り。

いちおう学問の神様で、学問や出世に御利益があるそうですよ。

バスに飛び乗って、お土産を買いに

ここからいつものパイナップルケーキを買いに佳徳鳳梨酥に向かいます。
文昌宮のそばからですと、三重-基隆を結ぶ中距離バス、1802番が乗り換えなしで直行していることが検索でわかりました。
15分から20分に1本のバスですが、いい感じに待ち時間なしで飛び乗れます。

8時ちょっと過ぎにお店に到着。混んでいると入場制限のかかる店ですが、幸いにしてそれほど混んでいませんでした。
入り口の横に紙と鉛筆が置いてあって、箱入りの商品はこれにチェックを入れるだけで購入できます。今回はパイナップルケーキ以外のフルーツケーキにも挑戦したく、バラ入れの箱詰めにもチャレンジします。

買ったあとにバラしたものですが、鳳梨酥がいわゆるパイナップルケーキ、鳳黄酥がエッグタルト風パイナップルケーキ、残りの一つがクランベリーケーキ。ほかにもメロンやイチゴ、龍眼やサクランボなどのフルーツケーキもあります。1個あたりの個数は控えめで買ったのでほとんど味見できませんでしたが、メロンケーキは確かにメロンの味がしました。他のケーキもだいたいそのフルーツの味がしたようで好評でした。

この店で面倒なのが、クレジットカード決済。横の方に「皆さんの地元の通貨で決済できます」みたいなことが書いてあるんですが、クレジットカードの場合、現地通貨でない決済はだいたい損になるんですね。案の定JPYでの決済になっていて「台湾ドルでお願いします」と言う一手間が増えました。あとここは最低決済金額が(600元だったかな)決められています。パイナップルケーキそのものは1個30元ですから、20個くらい(12個入り2箱とか)まとめ買いしないと決済できないわけです。前に来た大陸系っぽい人は箱買いしてさらに現金決済してましたけどね。あれはあれで豪快だなとは思いました。

勢い余って牛肉麺も食べてしまう

あとは宿に戻ってパッキングし直すだけなんですが、乗ったバスはちょうど西門町の方に行くようです。まだちょっとだけですが時間があるようなので台北車站を通り過ぎて1駅。5分ほど歩いてしまいます。

台北車站の南西部には

「富宏牛肉麺」と

「建宏牛肉麺」という24時間営業の牛肉麺の店があります。噂によると元は兄弟の店だったとか。以前は「富宏牛肉麺」で食べたので、今回は「建宏牛肉麺」の方の味見をしようと。


自分の記憶が確かなら、お勧めは「綜合麺」なのですが、発音が悪かったのか普通の牛肉麺が来てしまいました。


まあこれはこれで美味しいです。とはいえ味付けは例によって甘めぼんやり、ですので近くにある牛脂で辛味つけ、酢で味をはっきりさせて。

ちなみに「富宏牛肉麺」ですが、

全く同じメニューだと思っていたのですが、こっちのほうが少し安いですね。

あと「建宏牛肉麺」ですが、ほぼ同じ名前で近くに別の店があります。同じ店の支店なのか、単なる便乗店なのか、台湾の興味はつきません。

急いでパッキングして、空港へ

飯を食べた直後ですが、昼飯のために肉まんじゅうとキャベツまんじゅうを買っていきます。

ほぼオールメニューが15元というわかりやすい店で、何度も利用しています。

さて、泊まっている宿に戻って15分でパッキングを終わらせます。空港には国光客運のバスと、桃園MRTの地下鉄があってちょっと国光客運のほうがちょっと安い(10~20元くらい安い)のですが、乗ってる時間は快速MRTのほうが短い(20分くらい早い)のです。とはいえ泊まっている宿から桃園MRT台北車站は少し遠いですし、空港でも駅と空港はバスの到着所よりは離れているのですよね。こうなると20分の差は駅まで歩いているうちに埋まってしまいそうですし、台北でパイナップルケーキを買いすぎて帰りの荷物はちょっと重いですので歩く時間の短いバスの方を選択します。

バスのUSB充電座が壊れているという問題はありましたが、渋滞もなくバスは空港に着きます。

ちなみにこれは「動画見て無料で石ゲット」な広告で出てきたゲーム。四字熟語でクロスワードやるゲームらしいのですが、日本ではおま国対応されててダウンロード出来ないようです。海外でCM動画見るとこういうことがたまに起こりますね。


あとはチェックインして荷物を預け、無人ゲートで出国手続きして、給水器でペットボトルに水を入れ、


搭乗が始まるまでに昼食を済ませ、


乗って帰るだけです。

なお、日本の税関はG20の影響もありやたらと気合いが入っておりました。タイと台湾の出入国ばかりしてる単身の男性だからより疑われたかな。

なお、帰りはえらくバスの出発が遅れたのでJR乗り換えはせずそのまま乗って帰りましたが、乗り換えて(遅い電車を)待って電車乗っても到着時刻は同じだったらしいです。

以上、たぶんつづきません。

今日買えるうちにお土産を買っておく (3日め・その3)

台北車站は広い

台北転運站ことバスターミナルに来るのは始めてでした。いつもはもう少し駅に近い国光客運の専用ターミナルで台北-桃園空港間を行き来するくらいでしたから。とはいえ、そんなに入り組んだ場所ではなくて、バスを降りて荷物を受け取り、エスカレーターで地下まで降りればあとは地下街が台鉄台北車站まで接続しています。ただ、接続はしているのですが、ここからがわかりにくい。地下街は梅田ほどじゃないですが入り組んでいますし、台北車站の場合、台鉄、高鉄、さらに地下鉄も含め全ての鉄道は地下にプラットホームがあるのです。道のりを間違えると通り抜けの出来ない道に入り込んでしまうことがあります。私はこれに今回もハマりました。前に高鉄から降りてハマった時以来、2度めです。逆に台北車站は地上部分が広場風の吹き抜けになっていますから、できるだけ地上部分を歩くことをおすすめします。

それはさておき、今回は宿に行く前に少し寄り道します。

この地下街の先に「誠品書店」という書店があるというのです。ホテルのそばの地下鉄出入り口そばにも誠品書店あるのですが、少し小さめ、こちらのほうが大きいというので一度見てみようと。

ちなみに店内の一部

そこそこボードゲームが置いてあるのがわかります。


まあ、ここであえて買うほどではないかもしれない。ちょっと最近の台湾ボードゲームについては調査不足の感が否めません。

台北車站は駅舎を囲むように地下街が出来ています。帰りは隣接する別の地下街を経由して

さらに、地下鉄乗り場のコンコースも通って

先ほど公開した地下街を含めて、この3つの全く違ったデザインの地下街が100mと離れていないくらいのところで隣接しているのが興味深いです。

今回泊まる宿はM8出口から徒歩1分もかからないところにあります。

狭い中でも広めの部屋が確保できました。


お土産を買いに

無駄に台北車站を歩き回ったおかげで、すでに15時半を回っています。明日の午前中には買えないおみやげを買いに出かけることにします。
台北車站の眼の前まで歩いていき262番バスに乗り、15駅乗って介寿国中で降り、そこから3分ほど歩くと、

微熱山丘ことサニーヒルズの台北店舗に着きます。
ここの店員はほぼひと目でどこの国の人かを当ててきます。そしてパイナップルケーキの試食を勧めてきますので、

あまり遠慮することなくいただきます。
平日の16時頃ですが、お客さんはそれなりに。でも、混んでいるというほどではありません。


そんなこんなで、小箱3箱ほど買って帰ります。ちなみに、帰りの飛行機で一緒になった人はダンボール一箱買っている方もいました。爆買いって中国人だけの特権じゃないなという気もします。


なお、このお店は現在は閉店時間が早まっているようです。18時閉店とのことなので夜に買いたい方は別の支店でどうぞ。


生ビールの角打ち

ここから一度行ってみたいところがあります。台湾ビール工場の売店です。
台湾ビールの工場売店に関しては情報が錯綜しています。数年前まではビール工場の北側にビアホールがあって、南側の工場からずんずん歩いていった先にあったのですが、現在はここはいったん閉鎖され、その後改装されてライブハウスになっているのです。

北側に入り口も出来ていて、ビール工場を突っ切らなくても行ける行き方が推奨されています。バンド演奏を聴きながらのビールも美味しいとは思うのですがまあ入場料もかかるし、今回の目的はここではありません。もう一つの場所です。

ビール工場の入り口から西に向かったあたり。西から歩いてきたらこちらの入り口に先に出会うと思います。

この中にある商店が台湾の酒販公社直営の売店なのです。中は撮影していませんが、ビールの他にもいろいろな酒が売られていますのでお土産に買うにはちょうどいいかもしれません。

この一角に立呑コーナーがあって、既に数人が談笑しながら飲み交わしていました。それはあまり気にせずに、レジに行って「Draft Beer Please」と言うと会計60元を済ませたのちその立呑コーナーのほうへ。泡少なめで注いでくれます。

本当に泡少なめでした。外の机と椅子で、蚊を追い払いながら1杯。

さらにもう1杯、今度は瓶ビールを頼もうと思います。冷蔵庫からビールを取り出し、生ビールコーナーに置いてあるグラスも取って、40元で会計。

18日以内で売り切るという生ビールです。直前に飲んだジョッキ含め、今回の台湾旅行で飲んだビールの中でいちばん美味しいビールでした。

なお、飲み終えた瓶とコップを返す際に「コップ売ってくれない?」と聞いたのですが買えませんでした。買えるときもあるらしいのでまた来て聞こうと思います。


歩いて熱炒へ

売店から歩いて10分くらいのところにある長安東路一段という通りには「熱炒」(るーちゃお)という居酒屋が集中しています。せっかくなので夕飯を混みだす前の熱炒で、ということでそこまで歩きます。

通りに面したところにたくさん海鮮が置いてあるのが熱炒の印かもしれません。


案の定まだオープンしたて、ほとんど人のいない店に入りました。


そもそもまだ店員がまかないを食べてる状態だったりします。


注文メニューは中国語ですが、横に日本語メニューがあります。


ビールはセルフサービスで冷蔵庫から取りに行き、お通しのガーリック枝豆をつまみながら料理が出るのを待ちます。


何はおいても、の空芯菜炒め。今から考えたら地瓜葉(サツマイモの葉っぱ炒め)のほうが現地レア感高かったな。


カエルの炒めもの。少々骨が多いですが、言われなければカエルとは思えません。
ビールだけでなくご飯も進むのがこの辺の料理のいいところです


ご飯はセルフサービスで取り放題です。

他に刺し身の盛り合わせも頼んだつもり(メニュー参照)だったのですが、いつまで待っても来ませんでした。まあ2品にご飯も入れてそこそこ満足でしたし、刺し身の請求もされなかったので良しとします。


宿に戻る途中でuBikeを見つけました。長安東路は微妙に台北車站からの交通の便が悪いので、これに乗れれば便利かもしれないですね。

宿周りでDVDを探す

一度宿に戻り、

帰りしなに買った臭豆腐と麺線を追加で食べて、お土産を置いてまたでかけます。今度探すのはマンゴーを剥くための果物ナイフと、DVDです。
果物ナイフについては売っているところになんとなくの心当たりがあります。宿のすぐそばにダイソーがあるからです。

店内からはAKB48の「桜の栞」が聞こえてくるなど「日本の店」を強調した感じの店内です。まあダイソー、だいたいのものはMade in Chinaな気もしないでもないですが。
折りたたみ式のナイフを40元で買って、ついでにDVDも探します。

1軒目は「佳佳唱片」地下にあるCD/DVDショップです。DVDコーナーの半分くらいはハリウッド映画。残りの半分くらいが邦画と韓国映画。タイ映画は他の国の映画とまとめて1段くらいでしょうか。残念ながら在庫のタイ映画DVDはほぼ所持しているものでした。英語字幕を求めて1本と、台湾映画を1本買うことにします。

向かいには中古CD/DVDショップ「愛楽唱片」があります。

電灯がついてオープンしている風ではあったのですが、書かれている営業時間的には終わっていました。覗いてみてもCDばかりが並んでいる風だったので今回は入らないでおきました。

さらにバラエティーショップ「光南大批発」にも行ってみます。

なんでも置いてある店ですが、1FはCD/DVDとスマホアクセサリーなどが並ぶフロアになっていました。残念ながらDVDは特に興味のあるものがありません。代わりと言ってはなんですが、台北行きのバスで壊れたイヤホンを探したところ、ステレオイヤホンマイクとして120元で売られていたものがあったので購入します。

この店の隣には「五大唱片(Five Music)」というCD/DVD店があります。

価格は他の店より少し高めですが、それ故かDVDにもマニアックな在庫がありました。

ベトナム版「あの頃、君を追いかけた」と謳っている台湾版DVD。左側に見切れているのは「Die Tomorrow」というタイ映画、右側にあるのは「15+ IQ KRACHOOT」という下ネタギャグ満載のタイ映画ですね。左側は既に購入済み、右側も字幕も入っていないのにタイ語版何故か買ってますので今回は買いません。ベトナム版の「あの頃、君を追いかけた」は若干気になりましたが、も中国語字幕しか入っていないようなので今回は見送ります。とはいえ2本買って。

今回買ったDVDは計4本になりました。タイで直接買うのと違って、英語字幕が入る可能性が高いのがいいところです。

ちなみに、ベトナム版「あの頃、君を追いかけた」と称する映画は現地名を「4 Năm 2 Chàng 1 Tình Yêu」というようです。

Phim chiếu rạp "4 NĂM, 2 CHÀNG, 1 TÌNH YÊU" OFFICIAL TRAILER

興味のある方のために、「Die Tomorrow」と「15+ IQ KRACHOOT」の予告編も貼っておきます。

DIE TOMORROW (INTERNATIONAL TRAILER)


15+ IQ Krachoot (2017) - Trailer

マンゴー食べるよ

昨日おまけでもらったアップルマンゴーですが、

日本には持ち帰れないのでここで食べる必要があります。
宿のダイニングに行きまして、ここに先ほど買ったナイフで切り込みを入れていきます。


ここに縦横に切れ目を入れて


いい感じに。
ごちそうさまでした。

ちなみに途中で食べた臭豆腐と麺線の店は「阿泉面線」といいます。

つづく