Google Readerがなくなって困る(いろいろあるうちの)3つの理由。

Google Readerが7月に終了するんですってね。

リスト表示機能としてのRSS

たぶん一番困るのは、

「おれ別にはてブのトップページが改悪されてもRSSで読むからどうでもいいよ」

とか言ってた人ですね。

ざまー見ろって言いたいところですが自分も(ネット上で明言はしてないものの)そういうこと思ってた一人ですから、ブーメランですね。

困りましたね。

まあ、いろんなところがRSS Readerの後継として名乗りをあげてるみたいなので、ただ単に読むだけなら、エキスポートしたフィードをそちらにインポートすればいいんですけどね。

それだけじゃ、引っ越しにならないんですよね。

ストックとしてのRSS

google readerのすごいところは、「たくさんの人が使っている」ということにありました。

RSS Feedって、全件配信しているところってそんなになくて、せいぜい最新10件くらいなんですよね。

始まった当初から購読していればいいんですが、後から気がついたところのフィードは手に入らなかったんです。

ところが、たくさんの人が共同で使っているgoogle readerなら、老舗なサイトのRSSは全て保管されているんですよね。

読もうと思えば過去にさかのぼって読める、しかもサイトによっては全文配信で、これってフィードの設定をエクスポートインポートするだけじゃ移行できないんですよねえ、たぶん。

困りました。

WebアーカイブとしてのRSS

さらに、google readerのすごいのは、閉鎖されたサイト、削除されたエントリのRSSも保管されているところでした。

きちんとRSSを配信するのをやめてしまったtwitterですが、昔はRSS feedを登録しておけば、特にフォロワーにならなくてもその人の発言を読めたんですよね。

さらに、自分のtweetを登録すれば、バックアップ機能など使うことなく過去tweetもさかのぼって探すことができた。

閉鎖されたブログって、本人が炎上したとかの積極的な理由でなく、ブログサービス終了などの消極的な理由でも多数存在するんですよね。かつてそういうサイトがあったことの確認も出来た。

こういったデータ、どこまでダウンロードできるのか、心配です。
出来ないとなると、とても困るなあ。

なんていうか、クラウドになんでも預けるのって、こういうときに困るんだなあと思いますね。

それにしても

こうやって困る理由を挙げてみると、なんていうか、少なくとも後ろの2つは、対外的にリスクになりそうな要素がたっぷりですよね。

単純にユーザーが少なくなったとか、広告がうまくはまらなくて儲からなかったとかだけでない閉鎖理由にもなりそうですね。

さて、どうしよう。