最後の二番館に向かう朝に玉井でマンゴーを食べまくる (2日め・その2)

映画は午後から

機内モードで運用すると、Wifiでつながっても時計の自動更新がされないのがスマホの残念なところです。まあしょうがないのでそこは手動で直したりします。睡眠時間は4時間。短いようですが機内でも車内でも少しずつ寝ていたのでそれほど寝不足感はありません。シャワー浴びたりダイソーで買った折りたたみ収納リュックを展開して街歩き準備したりして、ホテルを出たのは7時過ぎでした。まずは24時間営業の粥屋さんに行って朝ごはんを食べるとします。

歩いて数分もかからないところにある「悦津咸粥」です。

ここの写真には書かれていませんが「綜合鹹粥」(ぞんへーしぇんじょう)というのが奥の方のメニューで一番大きく書かれているのでそれを頼みます。歩道沿いの席に座って待っていたのですがちょうど7時台は掃除の時間だったようでホースで水を撒いていました。「濡れるから椅子の脚に足乗せときな」とばかりに隣の椅子を差し出されます。

相変わらず見栄えのしない食べ物ですが、必要なのは見栄えではなく味なわけで、

いろいろな具の入ったお粥はそれなりにボリューミーです。実際、揚げパン入れて85元ですからそれなりのボリュームはほしいところです。

食べたら東のT-Bike Stationに向かって歩きます。

この先の赤嵌楼そばのT-Bike Stationは昨夜来るときにチャリを止めた場所でもありました。

ここから台南駅前まで自転車で走ります。軽い上り坂ですが

辛いほどではありません。10分かからずに

台南駅まで到着します。

自転車料金は0元。ナビに使っていたスマホを一瞬回収し忘れましたが、置き引きに会うことなく回収できました。玉井まで行くバスは台南車站バス停の北站で待つことになります。

貼り付け時現在、このバス停は「閉鎖」とされていますがもちろんそんなことはありません。台湾でのGoogle Mapは時々こういうことがあります。
バスは15分から30分置きに出ているそうで、今回は7時半発っぽいバスに乗れました。

バスは市内から、だんだん郊外へと走っていきます。

ビンロウ売りの看板も。

途中で新化のバス停にも寄ります。

ここあたりからだんだん山道っぽくなっていきます。

沿道に白い袋を付けた樹が見えてきます。マンゴーの木です。

台南車站から1時間半ほどで玉井のバスターミナルに到着。これがGoogle Mapの経路案内だとなぜか3時間半かかる計算になっています。台湾のGoogle Mapにはありがちです。

とはいえ玉井は田舎町です。

バスターミナルから5分とあるかないうちにマンゴー市場に着いてしまいます。

マンゴー押しの壁画が描かれています。

あんまり人がいるようには見えませんが、それでもマンゴーはカゴいっぱいで売られています。

まあ、マンゴーは買っても日本に持ち帰れないので、かき氷でも食べようと思います。

ポートレートモードで背景をガッツリボケさせたマンゴーかき氷です。

さて、玉井の町はバスターミナルを中心として考えると、市場の反対側にありますので、そちらの方に戻ることにします。

バスターミナル前にあるマンゴー像。個人的には微妙な出来だと思います。


犬にマンゴーの壁画。


マンゴーゆるキャラの像

町がマンゴー推しで固められています。なにせ、

このレストランなんか、マンゴーかき氷に飽き足らずマンゴーカレーだのなんだのというマンゴー料理まで出しているらしいのです。"らしい"なのはまだ10時前でオープンしてないから。休日は混むのかなあと思ったりもします。
写真には撮りませんでしたが、周囲にはドライマンゴーの工場もあったりします。ドライマンゴーに関しては検疫関係なく持って帰れるのであとで買おうと思っています。


それにしても鄙びた町です。

で、2軒目のかき氷店が「有間氷舗」というかき氷店です。

豪華マンゴーかき氷である「芒果無雙」のSサイズを注文します。


マンゴー色の氷を削ってかき氷を作っています。

冷蔵庫の中にも

マンゴーがいっぱい。

Sサイズでもこの大きさです。

マンゴーそのものは甘いのですが、かき氷はそんなに甘くない風でした。そこはかけ放題の練乳で補完するスタイルのようです。

食べ終わって、ドライマンゴーを買いに店を探します。

このお店がいちはやく開いていたので買うことにします。


4つ買うと割引、8つ買うと1つおまけがもらえるようで、試食して「無糖」のマンゴーを4袋と「加糖」のマンゴーを4袋、これにおまけとして青マンゴー「情人果」の乾燥させたものを1つ買います。情人果は今回食べたどちらのマンゴーかき氷にも少しずつ入っていたのですね。ほどよい酸味でいい口直しになりました。

これだけ買ったので、さらに生マンゴーのおまけまでいただきました。これは日本に持ち帰れないので明日にでも食べようと思います。

つづく