あやふやなのに直すのが難しい項目について。

数日前に、WikipediaADAMS-EPGとGガイド関連に関する項目をいじった。ていうか消した。消したのは「EPGの見栄えが新聞に近かったからGガイドはEPGデファクトになった」という部分。

確かに現在デッキ搭載のEPGについてはGガイドのほうがデファクト。それは確かなんだけど、EPGの見栄えは別にADAMSだろうがGガイドだろうが規定されていないはずだ。残念ながら契約内容までは知らないのだけど、実際に出ているものがメーカーによって新聞風だったり、横書きだったりで全然違うわけなところを見てもそれはわかる。第一松下なんか、当初ADAMS-EPGを搭載していたのがその後Gガイドに乗り換えたわけで、しかもどちらでも新聞風レイアウトを搭載しているわけで。

で、今回はキッパリなおした訳だけど、実際のところこういうのを消す判断をするのは面倒くさい。「新聞風」というのが時間軸を縦にとったことだけを指すなら間違いは明らかなのだけど、例えばニュースとか天気を[N]とか[天](実際には外字で1文字)で略すことをそういっているならそれはそうかもしれないわけだし。*1

第一、データ提供サービスのデータの質を見て、メーカーがEPGを選ぶというのはあまりないんじゃないのかねえ。それよりもライセンス料の方が大きいと思う。まあこの辺だって本当の理由は、実際にメーカーの中の人のトップの方じゃなきゃわからないし、しかし中の人は信頼できるソースを出すことがないだろうから、正確な部分は先々少なくともこの辺のサービスをやめるまでは書きようがない。

こんな感じで、Wikipediaのテレビ関連の項目には、噂レベルとかゴシップ関連のコラムを元にしたものなど、まずウソだろうけどウソだと言える証拠を出せないものがいくつもある。*2こういうの、どうすりゃいいんだろうねえ。

*1:実際にはこれも別に特徴、というわけではない

*2:特定の記事を挙げるわけではないが「偉い人と喧嘩して降板した」なんて、実際の理由はそんな簡単なことですまない話のはずなのになあ。