ブラウン管画質と液晶画質。

ブラウン管のほうが画質がいい、という話の理由として、「制作現場ではブラウン管で色の調整をしているから」ということはよく言われる。確かにブラウン管はモニタ用として沢山使われている。

まあ、これもあと数年じゃないのかな、という気はしてきた。ソニーはじめブラウン管モニタを作っていた会社がどんどん生産をやめているからだ。一応表向きの理由は「鉛フリー化のため」ということになっている。実際それはあるんだとは思う。

とりあえず測定器で画質を判断できるところを中心に、モニタは液晶になりつつある。画質判断の要らないところでは画面のマルチ化まで進めていたりもする。液晶画面で制作現場が埋め尽くされるのも近い将来のことだと思う。