腰の痛みに耐えながらドーン・デッド、ドーン・コーンを自転車と船で周る。(6日め)

内陸だから寒暖の差があって夜は涼しいかな?とエアコンルームではなくファンルームを選んだんですが、ベッドにこもった熱は全然抜けないですね。若干寝不足気味でのドーン・デッド2日めです。翌日は朝イチで島を離れる日程なので、実質最終日。

朝ごはんを船着き場のそばで食べながら、明日の計画を練る。

サブタイトルの通り、朝ごはんは船着き場に面したレストランで。ひととおりメニューは揃っていますがさすがに朝酒はしません。

パンと炒り卵のセットに、ホットコーヒーをつけておよそ30kキップ。

パンはパサパサしていますが、切れ目を入れて卵を挟んでやるとちょうどいい感じになります。

船着き場まで来たのは、渡し船がいつから運行しているのかを知るため。いまいちよくわからなかったのですが、7時台からボートが出入りしているのはわかったのでたぶんそのくらいの時間なら乗ることは出来るかな、と確信します。

帰りにレンタサイクルを借りようと思います。道すがら1日10kキップのレンタサイクルは数軒にあるのですが、どこにも店員がいません。ちょっと聞いたら「店員の居るところで借りな」と商売っ気があるんだかないんだかいやそれそのまんまだなというかな答え。道すがらからは10mくらい離れますが店員のいるお店で借ります。保証金もパスポート提示もなし。前金の代わり、24時間越えたらもう10kキップとか言われます。まあ夕方には返すつもりですけどね。

自転車に乗って帰ってきたら、宿の人にランドリーサービスを頼みます。1kg10000キップで3kgくらいだったかな。たぶんこれで洗濯は日本に帰るまで不要になりそうな感じです。でもって島の南側、ドーン・コーンに向かってサイクリング出発です。

ドーン・コーンは有料島だが、見張り番すらやる気がない。


ドーン・デッドの北の端っぽいところにある宿から南端であるドーン・コーンへの境目までは自転車で15分くらい。未舗装で、ところどころ大きな水たまりがあるんでかなりゆっくり走ってもそのくらいで着くくらいの小さい島です。でもってドーン・デッドとドーン・コーンの間は橋がかかっている。
これらの島の周りに滝があって、フランスがメコン川を使って荷物を運べなかったのでこの部分だけ鉄道運輸に切り替えたという歴史のある島で、かかっている橋も元鉄道橋だそうですが、面影はあまりありません。

この橋をわたるとドーン・コーンですが、この島は入島料がかかります。

1日35kキップ。まあ一度払えば済むものなのですが、こんな写真を撮っていても誰も徴収に来ない。よく見たらこの看板の反対側にある小屋で見張り番がハンモックに揺られて眠ってました。まあ帰りに払えばいいかととりあえずは通過します。

南の方に走り、まずはお寺に。

ここで一休みしてさらに南下します。目的地はリピーの滝。

入場料を50kキップほど払って、自転車を置いて中に入ります。

リピーの滝は英語で「Small Fall」と書かれているのでまあそれほどでかくないのかなとは思っていたんですが、

いやそんなことはない、落差こそ目立たないものの幅はけっこう広いです。

スイミングエリアとか書かれてますがこれジョークですよね。この水で泳ぐ人いるのかな。ファランとか泳ぐやつがいてもおかしくはないな。
さらにその先にレストハウスがあるというので行ってみます。

アイスコーヒーも瓶ビールも同じ値段。まあここはアイスコーヒーを選びます。

いい感じの東屋が並んでいます。一部にはビリヤード台もあったりする。

コーヒー飲みながらまったりします。お代りしながらダラダラしてもいいなあ。

そんなことはせず、島1周を目指して自転車に戻ります。

南端で鉄道遺跡をちょっとだけ見る。


道路は未舗装のまま。登っているのか下っているのかよくわからない道をひたすら走って南端に着きます。

南端です。あの向こう岸はカンボジアです。

ツアーに参加するとこんなカワイルカが見られることもあるらしいです。

どうも、今走って来た道路も元は線路だったようです。

その線路を走っていたらしき蒸気機関車の残骸も展示してあります。

さて、ドン・コーン1周を目指すには少し戻ってY字路を東に行けばいいのですが、あまり雰囲気がよくありません。なんか変だなと思ったら

ここを自転車で渡るのはちょっと無理っぽいです。諦めて先ほどの道を戻ります。
さっきの道、どうやら下り坂だったらしいです。つまり同じ道を反対に走っている今これは上り坂。けっこう疲れます。ついでに腰も痛くなってきた。数日前からぎっくり腰っぽい兆候は合ったのですがこのガタガタ道でかなりキタらしいです。

まあなんとか橋のたもとのレストランまで到着。ここで休むことにします。

ビールを1杯。

ラープとカオニャオ。

鉄道橋ビューのいいロケーションです。

帰り道も鉄道遺構の道路を辿って。
あ、そう言えば入島料払ってませんでしたね。

サンセットボートツアーを申し込む

自転車を返して、隣の隣の店にあるツアー窓口に「メコン川の夕陽ツアー」を頼もうとしますと、なぜか「メコン川のフィッシングツアー」の値段を提示されます。夕陽ツアーは60kキップ、フィッシングツアーは85kキップだったかな。夕陽ツアーだよ、と言っても聞く耳を持たれません。諦めて自転車を借りた店に行きますと、そちらにも夕陽ツアーの提示があります。そちらは60kキップということでこっちに決めて、16時に再度来てボートに乗り込むことに。
とはいえ16時のラオスはまだまだ夕方じゃありません。

川の風は非常に気持ちがいいのですが、陽は高い。

なんとなく中洲の島にやってきますが特にすることもありません。
30分ほどうだうだします。

「魚捕るところ見たいか」というのでOKすると、カゴの中身をチェックしていきます。

あんまり捕れてませんね。
そのうち夕暮れになってきました。

あちこち撮影スポットを探してくれます。

今日は曇ってなくていい感じでした。

ちなみに、今日のホテルからの夕陽はこんな感じ。こっちのほうがいいんじゃない?ってことは言わないことにします。

蚊に怯えながら夕食を食べる。

先ほどのツアーの人に「魚はどう食べるのが好き?」と聞いたところ「トムヤムスープがいいな」というので、夕食は魚のトムヤムが食べられる店にします。何はともあれビアラオ。

そしてご飯とトムヤムパー。

ごちそうさまでした。