思いもよらぬ川端康成に出会う(なぜか台湾にひとり旅・4日目その4)

だいたいどんな感じで展示をしているかわかったので見ていきます。

2Fで一番最初に入ったのは「清代のアクセサリー」です。

當期展覽 - 國立故宮博物院南部院區

大まかな説明は日本語でも書かれています。

まあ、アクセサリーと言って思い浮かぶのはかんざしとかネックレスとかですね。

見ていて思い出したのは「薬屋のひとりごと」でした。あれは中世な中国風の後宮っぽい場所を舞台にした話なんですが、設定と服装に歴史的な齟齬があるのを中国の人は敏感に感じ取るらしいですね。そういう意味で、こういうのを参考にしたら助かる人がいたのかもしれません。それが原作者なのか漫画家なのかはちょっとわかりませんが。

気になったのはこの髪飾り。

青い色は、カワセミの羽を使って作られているそうです。そういう使い方は想像もしなかったので捗ります。

アクセサリーは、モチーフごとにまとめられて展示されています。

でも、トンボモチーフがこんなにあるとは。

そう言えば「薬屋のひとりごと」の後宮は全部花の名前がついていたなと、またあの作品を思い出します。

皇帝が被る帽子のてっぺんは少し空きスペースがあります。

ここに別途アクセサリーをつけるんだそうです。

それにしても、金がいっぱい使われていそうなアクセサリーを見ると思わず写真に撮りたくなります。

ここの展示室は広いからか、もう1つの展示テーマがありました。「玉」についてです。
當期展覽 - 國立故宮博物院南部院區

これもあんまり詳しくありません。せいぜい北院にある「白菜と角煮」の翡翠くらいしかわかりませんが、

まあこれも貴重なものなのだろうな、ということは想像がつきます。

こんな容器、

ガラスで作ったらすぐ量産できるでしょうけど、これを石から掘って作るのはたぶんかなり大変でしょうね。

これも凝って作られています。

さらにこれらが数千年の歴史上に並んでいることを考えると、歴史的にもいろいろなものが詰まっていそうです。

さて次は「東アジアでのお茶文化について」
當期展覽 - 國立故宮博物院南部院區

入口には子供が手振りでバター茶とかタピオカミルクティーを作れるアトラクションが置いてあります。

そうなんですよね、中国でのお茶の入れ方と日本のお茶の入れ方、楽しみ方は少し違います。その辺に着眼した常設展示のようです。

たぶん、中国茶を知っている人にはおなじみのお茶道具セット。似ているけど微妙に日本のそれとは違うわけです。

で、ほぼ隣に日本のお茶道具が置いてあります。

これは煎茶をいれる方のお茶道具ですね。

もちろん、茶道絡みもかなり力を入れて展示してあります。
茶室とか、

茶釜とか。

なお、これらの茶釜の1つは、以前川端康成が持っていたものなんだそうです。

比較になるのかな、中国の茶室も。

次の展示は、特別展。
展覽回顧 - 國立故宮博物院南部院區
食に関する絵にフォーカスを当てた展示です。

大根とか、

海老とか。

こんな感じの絵がいっぱいありました。正確に書かれているものもあれば、その当時の想像を交えて描いているものもあったようです。

この他にタブレットで書道を体験できる展示にも人がけっこう集まっていました。見るだけで終わらない展示はどうも人気があるようですね。

さて、これで2Fも一通り終わりです。いよいよ1Fの浮世絵展示を残す感じになってきましたよ。