駅前は夜も早いが、朝も早かった(台湾一周・4日めその1)

さて、昨夜ベッドに寝転びながら検索してわかったことがありました。
なんと、駅前には朝7時から開いているお菓子やさんがあります。

実は花蓮には「花蓮芋」「花蓮薯」と言われるお菓子がありまして、名物なのです。正直芋と薯どっちもイモだろ、と自分にもあまり区別は付いていないし、検索してもいまいちよくわからないのですが、これは入手しておきたい。しかもこんな名前がついていて店によって味が違うらしいのですね。

となると、最低2ヶ所くらいでは買っておきたい、とのことで1軒目はここにすることにしました。

お菓子屋さんへ

正直歩いて3分もかからない側にあるので、7時ちょっと過ぎに向かってみます。

こんな感じでショーウィンドウがある店です。正直、駅の南側にあるお土産屋さん街の看板が写り込んでますね。

中は手前部分と奥の部分に分かれていて、お菓子売り場は奥の方です。
手前には

こんな展示とか、

こんな展示とか、

こんな写真とか、

こんな記念写真が飾ってあります。たぶん最後のやつは有名人ご来店、ってやつだろうなと思うのですが、全く誰がどう有名人なのかはわからないですね。

で、まあ売り場を20分ほどうろついて、いくつか買いました。

花蓮芋と花蓮薯。

おこし*1とフルーツ餅*2

客は自分たちだけ。試食コーナーも別に何も入っていなくて、店員に「何か興味はありますか?」って聞かれたので「いろいろあるけど、全く試食が出来ない」と(Google翻訳で)言ったら花蓮薯のサンプルくれました。まあ、これはサンプル食べなくても買うつもりだったんですけどね。

朝食はワンタン。

さて、今回目指す朝食はこの店よりは開店が遅いのです。ですので一旦お土産は宿に置いておいて、8時過ぎに向かいます。こっちも宿からは近い。
既に花蓮に来た友人から紹介された店でした。

「扁食」というのが花蓮でのワンタンの呼び方です。どうも語源は原住民由来だとかなんとか。

伝票を使って注文する、台湾で一番一般的な頼み方です。

これは注文後に伝票撮影するの忘れて撮影したやつなので、たぶん他人の注文が書いてあります。

自分らが頼んだのは、
紅油炒手

炒手はこれはこれでワンタンって意味らしいです。でこれは台湾全土にある、汁なしラー油和えワンタンなんだとか。

実際拡大すると、結構な感じでラー油が浮かんできます。まあ、ピリ辛ですが、見た目ほど辛くはありません。あ、ちなみに中身は肉を注文しました。

あとは、綜合扁食湯と、

綜合扁食麺。

綜合は、全部入り、って意味で、ここにある肉、エビ、野菜の全種類が入っています。その代わり1つ1つが少なめ。

あとは、燙青菜の小と、

青菜は何が出てくるかと思いましたが、この葉っぱの形は地瓜、つまりサツマイモの葉っぱですね。けっこう好きなタイプの野菜です。

魯肉飯。

伝票には小なし、って書いてありましたが、単純に1サイズしかないだけみたいです。他の店と量はあんまり変わらない。

いちおうメニューは壁にもあります。

とか、

みたいにね。

ちなみに行ったときには他にお客さんはおらず、店員も1人だけでした。

このおばちゃん。ちょっとだけ心配だったのは、計3皿ワンタンを注文したというのに、全ワンタンを一度に茹で始めたことです。

いちおう3種類混ざっているというのに大丈夫なのか。結論から言うと大丈夫でしたけどね。外観でワンタンは簡単に区別できるもののようです。

そして、レンタルバイクを

今日は午後イチくらいまで花蓮を周る予定なので、オートバイをレンタルしていました。それを受け取りに行きます。場所は昨日夕食時にチェックしていました。まあ閉店後だったからアレですけどね。

Google Street Viewより

まあこの店、穂和機車出租、って店です。
ところが9時になっても店、閉まってました。上の写真みたいにバイクは並べてあるので潰れたわけではなさそうです。オープンが9時ちょうどだからまだ開いてないのかな、と思って少し待ちましたが、10分経っても開きそうにない。15分後、意を決してシャッターに書かれている番号に電話をかけました。幸い英語が通じまして、3分後に女性がやってきました。

免許証とJAFに作ってもらった免許証訳文、それにパスポートを見せてバイクを借ります。免許証の本体はデポジット代わりに預けさせられました。で、ヘルメットの内カバーを借りて、ヘルメットも借ります。

こんな感じのバイクです。

なんで店の写真が残っていないのにバイクの写真が残っているかと言うと、事前に撮影を勧められたからです。はい、レンタルバイクあるあるですね。返却時に傷がついていたときの確認用に、それが最初からついていたかを確認するため。これ以外にも前後左右合わせて4枚の写真が残っています。

で、借りられるのがあやうく1台になるところでした。どうも店員さんはこちらがタンデムで乗ると思ってたみたい。レンタルの控えを見せて、2台予約している旨を伝えると慌ててもう1台準備されます。で、こんなことを言われます。
「こっちのバイクは給油していないので、あの信号を左折したところにあるガソリンスタンドで給油して使ってほしい。満タン返しはいらない」
というわけで、どうも台湾のレンタルバイクは満タンで渡されたら満タン返し、そうでなければそうしなくていいようです。まあそれが普通のようにも思えますね。

そんなわけで、オクタン価92のガソリンを給油して最初の目的地に向かいます。間に合うかな?

*1:推定

*2:こちらも推定