バイクを借りてナコンパノムのよくわからない名所を回る(5日め・その1)
さて、ナコンパノムです。過去に来たという話もあるものの、やっぱり来た覚えはありません。いずれナコンパノムの名物と言えば「メコンに登る朝日」ですので、早起きして写真を撮りに行きます。
ちなみにタイでは日の出は朝6時、日の入りは夕方6時と認識してそれほど変わらないような気がします。
数日前の夕陽よりは朝日のほうがそれっぽい気がしますが、
数分出るのが遅れただけでずいぶん違う気もします。
明日再チャレンジするかどうかは考えます。
名物のナーガ像も朝日を浴びております。
ランドマークの時計塔の下には
もう動かなそうな公衆電話があって、よく見ると
日本語も選択できたようですが、選択して何が表示されたのかは謎のままです。
さて、このホテルは朝食が日替わりメニューで付いてきてます。
今日はおかゆだったかな。
ナコンパノムの観光地は先ほど朝日を撮った川辺の道沿いにそれなりにあります。
例えばトリックアートの撮影ポイントとかあるんですが、
ペンキが剥げかかっているのでいまいちリアル感が薄れています。
あと、この道はサイクリングとかランニングに愛用されているようです。さっきの朝日を撮った写真にもランニング姿が見切れてましたよね。ただ早朝とかはともかく、いかに乾季と言えども昼間走るのはどうかと思います。
まあ、今回は私バイクの国際免許を持っていますので、バイクに乗って遠出しようともくろんでいます。そのためにレンタルバイクがあるこのホテルに予約したようなものですからね。
とは言え、ナコンパノムどこに行けばいいのやら。ホテルにあった観光パンフレットを見ると、北は北で恐竜の発掘現場などいろいろ、南も南で有名なお寺などいろいろあるし、東に行けばラオスへも行けるようですが、とりあえず今回は西に行ってみようかと思います。「ホーチミン記念館」があるというのです。
なんでホーチミンを記念するのかわからないまま、なんとなくgoogle maps頼りに走ります。だいたいこの辺、というところでついたのがこちら。
思ったよりショボい建物だな、と思って入ろうとすると、日陰で休んでいたタイ人から「ここじゃないよ」と言われます。
よくわからないのでとりあえず南に行ってみると、
もっとでかい建物がありました。しかも入場無料です。
まあ大したものはない、というか、
ホーチミンです。
ホーチミン若い頃ナコンパノムに亡命だか滞在だかしていたことがあって、
その時の家を保存しているそうです。まあなんとなくまったりします。
特に買いたいお土産もないまま、
向かいのお茶屋さんでタピオカ緑茶を買います。
案の定ものすごく甘いのですが、お茶だと思わなければそれなりに美味しいと思うのです。
さて次。
ここからバイクで数分のところに、水族館があるというのでそこに向かってみます。
「メコンアンダーウォーターワールド」という大層な名前ですが、まあ川魚の水族館ですからそこまで大きなものではありません。
チケットを買うと、なぜか記念写真を撮影させられます。しかも自分のじゃないカメラで。もしかするとホームページに「今日の来園者」とかいって晒されているかもしれませんが怖くて確認していません。
魚。
魚。
魚。
アリゲーターガーもいるものの、基本的にはだいたい
「ナマズ」の一言で済みそうな魚ですが、きちんと分類されています。生活に必要な言葉は細分化される、っていうのは誰から聞いた言葉か忘れましたが、それを思い出します。味はどれくらい変わるのかな。
なんだかんだで、
一番大きい水槽の下には
水のトンネルがあったり、
トリックアートのインスタスポットがあったりしますが、1人で回って撮るものではない気もします。なお、客は1時間近くのあいだ、私ひとりでした。
この水族館の隣に、王室記念館だかなにかがあるらしいのでそちらにも向かいます。
歴代の王様の肖像画が飾ってある広間を通り抜けると、先代の王様がこの辺に行幸に回られた写真が飾ってあります。興味深いと言えば興味深いのですが、
まあ目新しさはないかな、ということで
さらっとひと回り。この辺の民族衣装に関する展示もあったのですが、そのへんもさらっと流して戻ってきます。入場無料でよかった。
さて、この日は自分の旅行史上でも最大最悪に近いトラブルに見舞われたのですが、その兆候はまだ見られません。5日めは現段階でまだ午前中。まだまだ続きます。