ついに禁酒日に遭遇する (4日め・その4)

レストラン予約で変なことを聞かれる

昨日行くつもりだったレストランに、今日改めて行こうと思っていました。カニのカレー炒めでおなじみ中華系タイ料理レストランの「ソンブーン」です。

こちら英語で予約が可能です。というか今回言ったバンコクの有名店はどこも予約が英語で取れました。ネットで「予約したいです」みたいな言葉を検索して電話かけるだけでだいたい予約可能。必要な情報も今のところ「予約名(フルネームじゃなくて名字だけとかでいい)」と「行きたい時間」だけ。連絡先電話番号すら聞かれません。それでいいのかタイ。とりあえず予約できてるからいいけどタイ。

で、今回予約した時に聞かれたのが「今日はアルコールのない日ですけど大丈夫ですか?」
ん?禁酒日?

いや、仮に禁酒日だったとしてもどうにもならないので「酒なしOKですよ」みたいな感じで電話を切りましたが。10月の中旬に禁酒日なんてあったかな。しょうがないので偶然エレベーターに乗り合わせたベルボーイに聞きました。こんな中級ホテルのベルボーイにも英語が通じるというそういう時代になったものです。
前の王様の命日だよ
そうでした。この10月のその日は、プミポン国王崩御した日でした。

だからアイコンサイアムにプミポン前国王のでっかい写真が飾ってあったのか。

後で調べてみたところ、国王が崩御したかどうかに関わらず、この日は旧暦11月の満月の日にあたるので「出家の終わる日」(オークパンサー)としてどっちにせよ禁酒日に当たってたそうです。両手で数えられないくらいタイに来てるけど初めて当たっちゃったよ禁酒日に。

それはともかく移動

アップルストアでろくな買い物もせず、BTSと地下鉄で移動します。行き先はとりあえずエスプラネード。地下鉄のタイ文化センター駅で降りますが人混みがすごい。もしかして目的は一緒かな。

エスプラネートの裏には「タラート・ロットファイ・ラチャダー」という観光施設があります。エスプラネードの駐車場3Fから撮影するとインスタ映えする市場の写真が撮れる、っていうアレです。そのためにエスプラネード来たんですが。なんか人が多い。

これは駐車場、大変なことになっているのでは、そう思って入り口のタイ料理店に入りました。

iBerryって書いてあったから例のアイスクリーム屋さん系の喫茶店かと思ったら、けっこう本格的な中部タイ料理店だったらしいです。でもこちらはこの30分後にカニのカレー炒め食べるつもりでいますからね。適当にライムティーとかで時間つぶしです。

で、写真撮るの諦めて、移動です。ひと駅だからタクシー使ってもいいかなと思ったんですが、客待ちしているタクシーろくなことがないですね。諦めて地下鉄です。何のためにエスプラネード来たんだろうな。「鉄道市場のインスタ映えスポットはやたら混んでるよ」っていう不確定情報知るためだったのかな。

ソンブーンそこそこ混んでる

ソンブーンです。

なんでか知らないんですけど、シーロムの方のソンブーンの評判があまり良くないんですよね。理由わからないのに避けるのもどうかと思うんですが、思わず避けてこっちの方に来てしまいました。

禁酒日だろうが店内はそこそこ混んでいます。まあ有名店だもんな。この写真に映らない方の大きい円卓には日本人の団体客(といっても10人くらいだけど)も座っていました。

ビールが飲めないとなるとどういう飲み物を飲めばいいのか。あまり悩まずに熱いお茶を頼みました。お茶にしては高いなと思ったけど、来て納得。ポットに入ってきましたよ。そりゃそうだよな。ポット一つぶんの値段だよな。

ジャスミンティーと言えばいいのかな。普通に料理に合います。少なくともコーラの100倍いい感じ。

蟹のカレー炒め

空芯菜炒め

アスパラガスとエビの炒めもの

どれもそこそこ美味しい。とは言っても蟹のカレー炒めはさすがに多かった。SMLとあるなかでM選んだんですがちょっと多すぎ。いかに名物だと言っても2人組くらいだったらSでじゅうぶんみたいです。