いろいろなものの値段に思いをはせる(3日め・その1)

ともかくとしてチェンカーンの朝です。
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朝からプートックの夜明けを見るためにバイクを取りに行きます。

本館の方に行きますと、朝の6時ということもあってか誰もいません。「明日は朝から借りるよ」と言ってたのになと思いながらうろうろしていると、宿のおばさんが起きてきます。そしてここでまたトラブル発生。
バイクを借りることには了解を得られたものの、ここでまた400バーツを請求されたのです。「2日で400バーツって言ってたじゃん」と思ったものの、ここで揉めてプートックの夜明けに間に合わないのもこまるので渋々払います。いや、2日で相場より多めに払ったのは300バーツ、日本円にして1000円くらいなのですが、こういうの印象として微妙だよなと思います。もともとバイクの鍵を返さなければこういうことにはならなかった可能性も大いにあって、いろいろ今後のこととして勉強になることしきりでもあります。

気を取り直してプートックです。燃料計見たら案の定昨日の残りは抜かれていたのでガソリンスタンドに寄って50バーツ払って給油します。そこから少し戻る感じで
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横道に入って10分。
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プートックの登り口は昨日のひなびた感じがウソのように混んでいます。
昨日は無料で停めさせてもらったバイクも有料で停めることになっており、これが20だか50バーツだか。代わりにソンテウはチャーターではなくピストン輸送になっており、往復で25バーツと半額になっております。
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昨日ナイトマーケットに来た人がみんな来たんじゃないかと思うほど混雑しております。
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山の頂上です。
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昨日はどっちに向けても誰もいなかった寂れた展望台然とした場所でしたが、ここまで人が集まると人気があるな、って感じに見えます。あちこちに用意されていたインスタ向け施設にも人が群がってます。日本もインバウンド向けにこういうのいっぱい作っておくとタイ人は喜んで写真撮ってくれると思いますよ。

自分も全然使わない自撮り棒使って写真撮ってみますが、なかなか難しい。特に笑顔が作りにくいですね。自撮りで一番かわいい方向を知ってる人たちはやっぱりなれてるんだなあと思ったりもします。
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それはさておき。プートックの眺望の名物は「雲海」です。
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下の方で霧というかもやがかかっていたのは、上から見ると雲に見えるんですね。これは一見の価値ありというのは本当だな、と思います。

帰りのソンテウに乗って、登り口まで戻ってきます。食堂があったので
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「目玉焼き」と
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「魚のおかゆ」を頼みます。特にアルミの皿で焼いて出す目玉焼き「カイガタ」は東北タイの名物です。

まあ普通に美味しい。
でもって会計ですが、2つで200バーツを越えます。完全に観光地価格だなと思います。市内で食べても1皿100バーツ弱はすると思うのでバカ高、というものではないのですがそういうものかなとも思います。

ガソリンは使い切りたいですが特に行くところもないので市内をバイクで走り回ったりして、8時過ぎにはバイクを返します。

ルーイへソンテウで移動

前回来たときにはバスでルーイに帰りましたが、今回はソンテウで帰りたいと思います。出来れば時刻表を手に入れたい。時刻表を手に入れるなら始発駅です。ということで病院まで歩きます。
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それっぽい東屋があったので「ここがルーイへのソンテウの駅か」と近くにいる人に聞いたらどうもそのようです。残念ながら時刻表は手に入りそうにありません。
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10分ほどしてやってきて乗り込んだソンテウは国道を避けて市場のそばを走り、例のバスステーションでも停まってルーイに走り続けます。約1時間半。ついたルーイのターミナルは前回と違い、地方ソンテウとバスが混在するターミナルになっておりました。
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これがウドンタニ行きの時刻表
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これがチェンカーン行きのソンテウ時刻表。終バス本当に14時台かわからない、つうか学校もあるのにそんなに早くないと思いますけどね。
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ついでにコンケン行きの時刻表も上げときます。
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それはそうと、ウドンタニ行きのバスに乗り換えます。

ウドンタニで市内に入るのに失敗する。

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ここからウドンタニへは、さらに3時間ほどかかります。2時間ほどかけてノンブアへ。ここで昼飯を売る売り子が入ってきたので焼き卵を買います。
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焼き卵というけど、
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どっちかというと茶碗蒸しに近い味がします。そこから1時間、ウドンタニのバスターミナル2が終点です。
近くにあるソンテウに「市内のバスステーションに行きたい」というと「遠回りするよ」というので「それでもいい」と言って乗り込みます。実際、このソンテウは市内北部のほうに寄ってから市内中心部を通るはずなのです。
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しかし、一旦市内に入ったソンテウはバスステーションに近づかず、だんだん郊外へと走っていきます。あー乗り過ごしたな、これどこでリカバリーかければいいのかな、と思ったあたりで「降りて戻ったほうがいいよ」との運転手の言。しょうがないのでソンテウを降りて歩道橋を渡り、反対方面に向かいます。バスステーションに行くソンテウが捕まればいいな、と思って番号を確認していたところ、トゥクトゥクが声をかけてきましたので、50バーツでステーションに行くようお願いしてなんとか中心部に戻ってきます。