夕日は堪能するもナイトマーケットをあまり楽しめずに夜を迎える(2日めの3)

チェンカーン市内に帰ってくると5時前後でした。バイクを民宿の前に置いて、鍵を家族に返して部屋に戻ります。この「鍵を返す」がこのあととんでもないトラブルの元になるのです。

部屋に戻る途中で宿のおばさんに遭ったと思った私は「バイク家の前に返したよ」と言ったつもりでいました。バイクの鍵を借りるにはパスポートを預ける必要があったからです。それが片言だった故に話がこじれます。周りで「バイク」を聞いた人が「この人バイクを借りたいんじゃないか」という親切心を発揮するのです。なんだかんだわけがわからないうちに自分は別のレンタルバイク店に連れて行かれていました。わけがわかるようなわからないようなやり取りの末、「明日バイク借りることになるかもしれない」みたいなどうでもいい話になってこの話は一旦終わるのですがパスポートは戻らないままです。

まあしょうがないのでまずは夕日です。
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パスポートがなくても夕日は沈みます。

泊まった部屋は「川のそば」ということになっていましたがある意味これは「観光地のまん真ん中」を意味します。川に沿った旧街道沿いにチェンカーンのナイトマーケットは営業されているからです。なんていうかあれですね、ここまで真ん中で泊まらなくてもいいかな、という気分です。
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とりあえず夕飯はナイトマーケットの食い物をいろいろ食べるつもりでいましたので部屋を出て歩いてみます。
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カオチー。もち米をまとめてタレをつけて焼いた、お茶もちみたいな食べ物です。
というか、今回、料理これだけです。途中で下腹が痛くなってしまって。

どうも原因はバイクのようです。暑いタイですが、Tシャツ一枚でバイク乗ってると腹が冷えるんですね。ちょっと冷やしすぎた感があります。
これでノックダウン。缶ビール1本とカオチー1本で夕食は終わってしまいました。

なお、寝込んでいるときに宿のおばさんがパスポートを部屋に持ってきてくれました。なんとなく鍵のやりとりに齟齬があった気がしますが、いちおう「明日も朝からバイク使うからね」と念を押しておきます。
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この宿、この部屋に関してはシャワーの水はけが悪すぎるとか、隣に別施設の宴会場が隣接していてうるさい(宴会なら騒ぐのはしょうがない)とか、なぜかタオルが用意されていない(あとから届けに来た)とか他にもいろいろ問題があって、本館はともかくこの部屋はちょっと次はアレだな、という気分で、予約したagodaにも「この部屋は避けたほうがいい」とレビュー書きました。エアコンさえ効いていればだいたいどこでも寝られるんですが、こういう気持ちになったのは初めてです。チェンカーン、人気の観光地だけに宿選びが難しいな。