チェンカーン付近をバイクでまわる(2日めの2)

さて、レンタルしたバイクにはガソリンがほとんど入っていませんので、まずは給油する必要があります。
「ガソリンスタンドどこ?」とタイ語で聞いて向かった町はずれにおなじみガソリンスタンドがありまして、とりあえず入ってみることにします。

日本でもハイオク、レギュラー、軽油といろいろ給油する種類があるように、タイにも油の種類があります。
95,91,ガソホールかな*1、今調べ直してみると、91も実際にはアルコール添加のガソホールらしいのですがそこはあまり気にしない、というか、バイクにどれを入れればいいのかはよくわからないので店員に任せると91を選んできます。たぶんバイクには91を入れればいいんだろうな、と思いつつ座席を上げて給油してもらいます。満タン、って言葉がわからないので50バーツ分、と言うつもりで50バーツを渡しましたが、そこのガソリンスタンドでは50バーツが最低給油単位だったようで、でも50バーツ分はまるまる入らず少しお釣りをもらいます。91の価格はリッター33バーツだったかな、それで50バーツ入らないというとタンクの要領は1リッター少々(たぶん2リッター)しかないことになりますが、まあカブの燃費はリッター50km超えるとも聞きますし、このあたりを走って回るには1日分にはちょうどいい量かもしれません。ちなみにバイクの座席の開け方はバイクによって違うので教習所でやった開け方が役に立ちませんでした。ローカルルール難しいな。
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さらに、ここまで乗ってきてわかったのですが、このバイク、トリップメータースピードメーターも壊れていて動きません。動くのは燃料計だけ。左右のミラーもないし。まあチェンカーン、ひなびてますし、前後500mにバイクも見かけないというこの交通量ならあまり緊張しなくても大丈夫かな。
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まず向かったのが「ゲーン・クックー」です。今回チェンカーンに来た理由の一つが「川エビの踊り食いが食いたい」というもので、まあ川エビの踊り食いはここ以外でも食べられるのですが、ここのが今まで食べた中で一番美味しかったのでそのまま向かいます。前回はトゥクトゥク貸し切りで行ったな、と少し迷いつつも無事たどり着いたのですが、向かった先ではお土産店が一部撤去されており、
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何か新しい建物が建ちつつあります。順調に儲かっているようです。プールかな、と思った窪みは
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ステージだったようで、そのうちここもカラオケ大会会場になるのかもしれません。行くなら今のうちです。

さてエビの踊り食い。
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レストランに入り適当な席に座ります。正直1人で食べてるのは私1人ですが、あんまり気にせず数品頼みます。
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川魚のラープ。
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卵焼き。

そして川エビの踊り食い。微妙な皿が上に重なって提供されるのは、エビが行きていて逃げ出すからのようで、実際に皿を上げると、
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そこそこの量の川エビが逃げ出しそうになります。実際1割くらいのエビは逃したかもしれない。この大きさのエビがうごめいているのをみると、まあ大抵の動かない食べ物なら食べられるようになります(たぶん後述)。
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ちなみにメニューはこちら。前回来たときはビアレオのキャラクターが描いてあったような気がしますが、今回はビアチャーンの柄。スポンサードが変わったのかもしれません。

ちなみに雨季は昨日だか本日に開けて今は乾季になっているそうです。いいタイミングで来たな、と思いながらまったりします。

プートックに向かう。

せっかくバイクを借りたのだからバイクでないと行けないところに行きたい、と思って次に選んだのがプートック。本来は朝の雲海を見るつもりでいるのですが、距離感もわからないしでとりあえず昼のうちに一度行ってみることにします。
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山道、というか高原道路の趣ですが、快適に走って10分ほど。麓の入り口に到着します。ここからけっこうな山道だな、と思ったらバイクで来られるのはここまで。ここからはソンテウに乗り換えて上に向かう必要があるようです。昼間の料金は片道25バーツ、往復50バーツというので言い値で払ってソンテウに乗り込みます。
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5分少々山道を登って頂上に到着。仏像や
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インスタ映えスポットなどある典型的なタイ風観光地です。そこそこ眺めはいいですがやっぱり田舎であんまり街とかはみかけません。
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ゲーン・クックーの山があんなところに見えるな、とか30分弱、他に誰も観光客は来ませんでした。待っていてもらったソンテウに乗り込んで麓に戻ろうとするころ、僧侶の一団が登ってきました。やっぱりあれ観光で来たんだろうな。

もうすこし奥の寺にも行ってみる

あんまり迷わずにプートックに行ってしまったので、もう1ヶ所行き先を増やします。さらに東の方に仏足石を祀っている寺があるというのです。寺の名前はワット、なんだったかな、今調べたら、ワット・プラプッタバート・プー・クワイ・ンゲンと言うそうです。プラプッタバート、っつうのは「仏足石」って意味で、すなわちタイ中にワット・プラプッタバートは存在しますのでワット・プラプッタバートだけでは特定の寺を指し示せないのですが、googleプークワインゲンを検索結果から排除しやがる。まあそのくらいに日本人は行かない場所なのかもしれませんし皆そこまでタイ語に堪能でもないのかもしれません。自分だってもう少しタイ語に堪能ならそのままタイ文字"วัดพระพุทธบาทภูควายเงิน"だけで記述するだろうしな。それに、ここまで書いたにも関わらず、トゥクトゥクをチャーターして往復するならたぶんワット・プラプッタバートで通じると思います、たぶんチェンカーンの近辺にワット・プラプッタバートはここだけだろうから。

でもってワット・プラプッタバートはそこそこ遠かった。片道40分くらい。
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地名にプー(ภู)が含まれているってことは山の中にある寺なのですが、
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例によって坂道が急。3人乗りで遊びに来ていたタイ人は案の定途中でバイクを降りて登っていました。2人乗りでも厳しいかもしれないな。

寺について適当なところにバイクを停めて、あちこち見て回ります。
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立派な寺ですな。
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仏足石。
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屋外にも大仏があります。
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さてここでのアトラクションと言えばやはりこのタンブンかな。
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うさぎ牧場です。いや牧場として飼っているのかはしりませんが、
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うさぎ。
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うさぎ。
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そしてカメ。
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ついでに豚。買った野菜を思う存分うさぎにあげられます。

さて、日も暮れかかってきました。夕日は川沿いで見たいのでそろそろ市内に戻るとします。

*1:数字はオクタン価らしいですがよくわかりません