台湾新幹線で台南グルメ観光に行く

新幹線に乗りに台北駅に

実質2日めですが台湾3日めです。8時半にチェックアウトして、昨日のうちにきっぷを買っていたので台北駅に向かいます。
まずやることは朝ごはんを買うことです。高鉄(新幹線)じゃなくて台鉄(在来線)の管轄になるのですが、駅弁気になってたんだよねー、ということで駅弁屋さんを探します。台北駅に4つか5つ店があるらしいのですが、意外と見つからずにうろうろ歩きまわります。

西南の角に近いところに1号店がありましたのでそこで駅弁を1個買います。これからも山のようにご飯を食べる予定なので1個で済むものはだいたい1個で終わらせます。
便當店の向かいにセブンイレブンのエクスプレス店舗があって、ここに佳徳のパイナップルケーキがあるのを見つけます。前回の台北トランスファーでは見つけられなかった「セブンイレブンで売ってる佳徳のパイナップルケーキ」です。なるほど、最終日に余裕がなければここに買いに来ればいいのか、と存在だけ覚えておきます。

初めての場所だったのでけっこう時間に余裕を持っておいたのですがそれでも時間が余ります。エスカレーターで地下に降りたらそこにも台鉄便當の2号店がありました。ちなみに朝イチでは1号店でも2号店でも置いてある便當は一番の定番、排骨便當1種類のみです。個数だけ言えばいいので買うのが楽です。さらに言うと2号店には台鉄グッズもいろいろ売ってます。今回は買いませんでしたが台鉄グッズが必要になったらここに買いに来よう。

発車30分前に改札に入りますが、あんまり待つところがありません。日本の新幹線もそんなものかな、と思いながら待ちます。

来ました。乗ります。

高鉄台南駅から台鉄台南駅へ。

そんなわけで台湾新幹線ですが、3駅くらい先に行かないと地上に出てこないのですね。でもって出てきたあたりでさっき買ったお弁当出します。

よくわからないキャラクターですね。

中身はこんな感じで、一見茶色一色です。でも、別に排骨肉だけじゃないのですね。厚揚げの煮込んだやつとか、野菜炒めみたいなやつとか入ってるんです。60元という値段から考えるとそこそこいっぱい入っていました。

ちょっと曇り気味ですが、いい景色ではあります。

向こうのほう山のはずなんですが、霞んでいるので地平線みたいに見えますね。

とかなんとか言ってる間に高鉄台南駅に着きます。ここで乗り換えです。
高鉄と台鉄の駅名が一致しているのはそれこそ台北駅(と板橋駅)くらいで、高鉄の駅はだいたい郊外にあるみたいです。

でもって高鉄台南駅の場合、そこに接続する台鉄の駅がある。駅名が違うのでちょっと混乱しますが

沙崙駅。なんだかんだで台南駅に到着です。

昼飯を2ヶ所で食う。

ホテルは徒歩10分弱で到着するのですが当然のようにチェックインは出来ません。まだ午前中だからね。大きな荷物は台北に預けて来ましたがそれでも歩くのにはつらい荷物はここで預けていきます。このホテル日本語通じまくるので非常に助かりますが「荷物預かってくれますか」くらいならさすがに英語でも話せます。

さてそこから道路を南下。暑いので日陰を歩きます。とりあえず行ったのが

台南測候所。昔の気象台ですね。高い(というほど高くない)塔は風速風向を測るため、そのほか地震計とか諸々昔の気象観測機器が展示されておりました。
見張りというか常駐のおじいさんが拙い英語でいろいろ説明してくれましたがごめん、さすがに古くても(むしろ古いから)気象観測機器は見ればだいたい何のための機器なのかわかるんだ。でも記念写真とか撮ってくれたことには感謝します。

そこからさらに少し南に歩いて、度小月担仔面へ。ちょうど昼時で店内いっぱいだったらしく10分ほど待たされましたが、その間にそとの椅子に座りながらメニューなど見て選べるので待たされ感はあまりありません。

でもって担仔麺。

うまいけどあんまり印象に残らない味だったかしら。正直あんまり味を覚えてないです。

食べたあと、さらにここから南西部に歩いていきます。

林百貨店は外観を見るだけ。建設中の美術館別館のところを右折して、福記肉圓へ。

メニュー1つしかないからそのメニュー指さして数言うだけで頼めます。

スープは無料だけどセルフサービス、熱いので子供は触っちゃだめ、あと中に入ってる骨はよそわないで、という注意書きがありましたが気が付かないでいたら店の人がスープ持ってきてくれました、ありがたい。こういう細かいところで台湾の人たち親切です。単純に親連れて歩いているから親孝行に見えているだけかもしれない。

味はボヤーッとしております。まずくはないけど本当に台湾のローカルフードこういう味付けだな、って感じ。それを再確認する旅になっているようなきがします。

バスに乗って安平へ

さて台南と言えばご当地グルメですが、安平が随一の観光スポットでもあります。バスは2番バスが頻度が多いと言うので、福記肉圓からさらに10分ほど歩いて最寄りバス停へ。うーん、この店アダルトショップだよな、みたいなところで待ちます。

SuicaじゃないですがEasyカードこと悠遊カード便利。どこへ行くにもこれで済ませられるのはありがたい。とかなんとか言っている間に安平古堡(安北路)バス停に到着、ここから歩いて5分弱くらいで安平古堡に到着します。しかし暑いですね。

資料館の説明は日本語もあってわかりやすい。とは言うものの台湾の歴史に疎いので書いている話が微妙にわからなかったりします。とりあえず座れないのは厳しいな、てんで1Fの喫茶コーナーで

マンゴーアイスを食べたりして。

ついでに展望台とお土産ショップも見て歩きます。

入場料払って見る施設としては微妙かもしれないなと思いましたが気を取り直して安平樹屋へ。

安平古堡の西側を歩いて北上すると小学校があるんですね。小学校と小学校のグランドの間を歩いた先に紱記洋行という建物があって、安平樹屋はその施設の一部として展示されてます。

これは良かった。

ガジュマルの木に倉庫が覆い尽くされているんですが、

なんていうかコスプレの舞台にちょうどいいというか、実際コスプレ写真とか撮ってる台湾人いたし。

お土産屋さんもよくわからないなりに充実していました。何も買わなかったけどね。

ここからバスにのって台南中心部にまた戻ります。

夕飯代わりの海老ご飯。

降りたところからさらに10分弱歩きまして、着いたのが海老ご飯のお店。「集品蝦仁飯」。人気のお店らしいのですが17時頃ってこともあってそれほど混んでいません。ここも注文伝票を自力で書いて、来たところでお金と引き換えにもらう形式のスタイル。これ楽でいいですね。

味はというと、まあ出汁は効いていて美味しいけど、微妙に甘いな、という感じ。本当に台湾の人の好きな味付けなんですね。

帰りに、パパイヤ牛乳を買って飲みながら歩きます。親は生の牛乳が飲めない(腹下す)体質なんですが、昨日飲んだマンゴー牛乳も、今日飲んだパパイヤ牛乳も大丈夫だったらしい。幼き頃は大丈夫だったけど今は自分も似たような体質なんですが、自分も大丈夫だったのでフルーツ混ぜるとなんか大丈夫になるのかな。

夜出かける力が出ない。

なんていうか、台南、バスの本数はそれなりに多いんですがバス通りが限られている、って言う感じで、いまいちバス移動だと徒歩が欠かせません。そんな感じで歩きとバスを駆使して宿に帰ってきたらかなりくたびれました。19時過ぎたら夜市にでも行こうかと思ってたんですが親はバタンキュー。個人的には棺材板が食べたかったので部屋に置いてちょっと歩いて。

棺材板は有名店が台南にある(赤嵌棺材板)のですが、そこまで歩くのもバス乗るのもつらい、というか力が出ない。そこでもう少し近いところに行きます。赤嵌担仔面。店名は似てるけど


赤嵌楼っていう名所が台南にあるからその流れじゃないのかな。ま、赤嵌担仔面は台南に来た観光客向けで、

担仔面以外にも台南名物がいろいろあるので便利。クリームシチューとトーストにそれほど味の違いがあるわけでもないだろ、と妥協してその店に入るのですが、気になるのは「1人最低単価100元」というやつです。安いメニューが多い台湾のお店だとたまにこの表記があるのですよね。今回は1人で来ているし、そんなにお腹空いていないし、棺材板1つ90元だし、さてどうしようか何か別のものでも頼もうか、と思って案内された席に座ったら「台湾ビールどうだい」ってお勧めされてしまいます。

1本100元。とてつもなく安いわけではないですが迷うことなく注文して飲みながら棺材板が出来上がるの待ちます。

雰囲気はあるお店です。まあ棺材板とビールはそんなに合わないだろうなと思いつつ食べる。

胡椒がちょっと多めですが美味しい。小エビが多く入っていて、思ったよりクリームシチュー感が少なめです。

トーストもただ焼いていると言うより揚げてる感があるかな。これはこれで想像したより美味しかった。

帰りに映画館のあるビルを冷やかして、その斜向かいにある"李家肉粽赤嵌店"ってファーストフード店でチマキと碗粿を買って帰ります。部屋に入ると親は起きていて、持ち帰りのチマキは

そこそこ気に入ったみたいだけど

碗粿は微妙だったみたい。ちなみに味付けは薄味で甘かったです。