蓮の実を間違ったやり方で食べて笑われながらドーン・デッドに入る(5日め)

部屋帰ってスマホいじってたら寝てしまいました。とはいえ早寝したつもりもあまりないのです。
8時のバス、っていうと早いような気もしますが、時差の関係で体感上は10時ですし、バスはホテルの目の前に止まることになっています。

昨日の市場に言ってうどん食べる。

まあ、朝ごはんは食べないと、と思います。昨日昼飯を食べた市場まで歩きます。昨日食べたお店はまだ開いていません。

もうすぐ7時なのに遅い市場だなあ、と思っていたら、時計を読み間違えていました。もうすぐ6時です。

1軒だけ開店準備しているお店にカオピヤックと書いてあるので「食べられる?」と聞くとどうもまだ準備中のようです。急がないのですわって待ちます。10分ほどして出てきたのが

こちら。別盛りでもやしが置いてあるので、

乗せて食べます。5kキップ。激安です。

とはいえそれほどの量でもないのでもう少し何か欲しいな、と思って隣にあった果物売場でランブータンを買います。1kg10kキップだったかな。半キログラムって言ったら通じたのでありがたい。

もともと7時に急いでご飯を食べに出たつもりが、まだ6時台です。若干余裕ぶって歩いていると托鉢を見つけます。

托鉢。この辺ではこうやって列作って道端の人から寄進をいただくのがメジャーです。ラオスだとルアンパバーンのやつが有名ですが、タイの東北部とかでも見られますしここでもこうして。

あっちこっち歩いているのを望遠で撮ったり、動画で撮ったり、撮った映像をインスタグラムにあげたりしながら部屋に帰ってきます。帰ってきたところでホテルの受付に呼び止められます。昨日帰ってこなかった洗濯物、なんとか今朝戻ってきました。預けたビニール袋から取り出すと、微妙に乾ききっていない風ではありますがまあ着られないほどではありません。ここ戻ってくる必要もなくなったな。

ランブータン食べます。

バスに乗って蓮の実を買う

部屋からは8時5分前くらいに出てきます。バスを待とうかと思うと、スタッフが荷物を預かって歩いていきますのでついていきます。

徒歩1分ほどのところにある旅行代理店の前。バス、っていうかミニバンも泊まっていて既に何人か人も乗っていました。どうもこのバンに乗るようです。空席は後部座席いちばん前のドア付近。隣はカナダ人女性の2人組です。ダメじゃないですがそんなにいい席でもないですね。こちらも別に話しかけたくなるような話題もないし、適当にスマホなどいじりながら乗っています。

こちら、昨日から15時間ほどたった現在のチャージ通信量。50kキップで5GBというプランだったのですが、どうも2GBほどボーナスがついてるみたいですね。さすがに3日で5GBは余らせるかなとまでは思ってたんですが、まして7GBなんて絶対に使いきりませんよね。やっちまったなと思います。
さて、車は1時間半ほど走って休憩に入ります。トイレは1kキップ。そんなに高くないような気もしますが行く気もあんまりありません。水は足りてるしな、と思ったら蓮の実を売ってるおばさんがいました。ひと房買います。10kキップだったかな。

袋をもらいますが何をするためかわかりません。何かなとおもったら茎をもいで実だけ入れるためのものでした。

あ、これ食べ方も知らないかな?と思われたっぽいですが中の実だけ食べる、ってところまでは知ってます。

いや、やったことはないけどね、ってことでなんとかかんとかやってみると「これは胚だけ食べるんだよ」的に実を剥かれます。そうだったんですね〜。ということで自分も正確なところは今回初めて知りました。これ読んでる人は蓮の実は茎をもいで袋に入れる、身は梅干しの種の天神様みたいに中身だけを食べる、とおぼえておいてください。現地でハスの実を食べる時に役立ちます。

車に戻ると、隣のカナダ人が蓮の実に興味を示しますので、Try It,と言って種を1つあげます。でもってさっき知ったばかりの種の食べ方をさも前から知っていたかのように教えますと「これはお前の地元にもあるのか?」と聞かれますので「いや、タイとラオスだけだ」と答えます。たぶん「タイとラオスだけ」はウソですが日本で生のハスの実は食べないので地元にないのは本当です。種を食べるのは気に入ったようなので、6つだか7つあった蓮の花を1つあげます。もう1人のカナダ人もトイレから戻ってきたので種をあげますがこちらはあまり気に入らなかったようです。

乗り換えて島に到着する

さて休憩が終わってバンは南下を再開します。

4Gだったケータイもそろそろ3Gどころかたびたび圏外になります。そして1時間半ほど、11時過ぎに車はナカサンのターミナルに着きます。ここからフェリーに乗ってドーン・デッドという島に行くのですが、バスターミナルからフェリーターミナルは若干離れております。

トゥクトゥクも50kキップとか言われたので検討したのですが、悩みつつ乗らずに歩きます。まあ3分くらいかな。乗ってもいいんじゃないかなとは思います。バンの乗客もみんな歩いて、切符売り場へ。

今回のツアーバスはフェリー代込みですから、チケットと引き換えにフェリーチケットももらいます。

まあフェリーって言ったって小さいボートですが、川中島まではそこそこの距離があります。

海パンいっちょで泳いでも俺はたどり着けないな、くらいの距離はある。

さらに船を降りてからも。ドーン・デッドは小さい島らしいですし、こちらも島の埠頭そばに宿をとったつもりだったのですが、そこそこ距離があった。5分くらいで現地にたどり着きます。

宿にチェックインして、昼飯を食べる

既に予約している宿ですが、ツインルームかダブルルームかはチェックイン時に選ぶタイプ。どっちがいい?って聞かれますが1人旅ですからどっちでもいいですよね。そうタイ語で言うと若干笑われます。そんなに面白いこと言ったかな、と思いつつ西陽の入りそうなダブルルームに案内されます。

あ、エアコンある、と思ったらリモコンがありませんでした。リモコンないよ、とクレームつけようとしてそう言えばこの宿ファンルームで予約したなと思い出します。西陽入るとファンルームはヤバそうだなと思いますがまだ部屋はそんなに暑くありません。

昼飯は少し埠頭側に戻ったところのレストランへ。店員なのか常連客なのかわからないスキンヘッドの外人(下の写真の後ろ向きのかた)が注文を取りにきまして、

ついでに「世界で一番うまいグリーンティーを入れてやるよ」と。ありがたくいただきます。

ビール頼んで

ガパオライス頼んで

甘い緑茶を飲みます。まあ、世界で一番うまいかどうかは異論があるだろうな。

お代は30kだか40kキップくらいだったかな。50kキップ札を出すとお釣りがありません。「隣のよろずやに行ってなんか買ってきてくれ」と言われますので適当にナッツなど買ってお札を崩します。本当にお釣りのない国です。

帰り道で缶ビールを買って

バルコニーでうだうだします。今日はもうどこにも行かなくていいや。

夕焼けを狙うがちょっと景色的には微妙。

さて、暑くても西陽の入る部屋を選んだのは「メコン川に沈む夕陽」を見たかったから。できれば写真を撮れるとインスタ映えします。5時位から窓際に立って

シャッターチャンスを狙います。

で、こんな感じ。ちょっと雲がかかっているので夕焼け的には微妙ですね。
部屋のWiFiは途中から何故かつながらなくなってしまいました。ま、例の7GBを使って贅沢にGoogle Play Musicとかで音楽かけてみたりします。でも、全然ギガ減らないね。

ラオス料理をあきらめて、インド料理を食べる。

とかなんとかやっているうちに午後8時になってしまいました。こんな時間だと隣とかにあるレストランも営業終わってます。ウソ―、と思ったのですがみんな宿と一体化しているレストランなのでそんなものかもしれません。あきらめて向かいのインド料理を食べようと思います。妙にフレンドリーなインド人(推定)に「チーズナンとチキンティッカとビアラオをくれ」と言って、出てきたのが

これ。
チキンティッカでもナンでもないような気がします。まあ味はカレーですから普通。金額は忘れてしまいましたが50kキップで足りるくらいだったかと。

部屋に戻る際に、フロントに「WiFi動かないよ」と言うと、自分らの部屋にあるルーターっぽい電源コードを抜き差しします。ルータの再起動、古今東西の復旧方法ですね。無事Wi-Fiはつながりましたが、戻った部屋は暑かったです。高くてもエアコンルームにすればよかったな。