パクセーでラオス入りの準備をしつついろいろ彷徨ってみる(4日め・その2)

4日めはすること多くてけっこう長いので分割してみました。ダラダラ書かないで絞ったほうがいいような気もします。

フロントで、パクセーでやりたいことの8割くらいが終わる。


部屋に入ってひと通り落ち着いたところで外に出て、洗濯を頼みます。1kg10kキップだったかな。14時まで頼めば今日中にやってくれると言うので。でもってバスについて聞きます。ツアーバスのセールスもしてきたしね。

これから行くのは「シーパンドン」という南の果てなんですが、ここパクセーが南の果ての入口っぽいところなんで、2時間もあればそこまでたどり着いちゃうんですね。正直シーパンドンには夕方着けばいいから午後のバスで行きたいんですが、公共のバスも、ツアーバスもなぜか午前便しかないんです。
それとなんとなく同じ方向に「チャンパサック」という町があります。日本橋ができたので微妙に同じ方向ではなくなっちゃったんですが、一昔はシーパンドンに行く途中、1時間くらい走ったところで降りて渡し船に乗っていく町でした。ここいちおう世界遺産なんですね。どうせなら通過がてら見られないかなと。

これ日本でも一生懸命調べてたんですが、海外の旅行BBSの一部*1に「なんとか行けるよ」って書き込みが1つあっただけで成功報告1つもありませんでした。なんで現地で聞いてみたわけです。

結果は。「チャンパサックで一泊しないの?」なるほどすみませんラオス流儀がわかっておりませんでした。チャンパサックに行くのはまた今度にしたいと思います。ラオス、道路はどんどん整備されていますが、バスはまあそんなものです。それはそれで地元住民の足としてはきちんと整備されているのではありますが。

そんなわけで、お勧めされたのは1人60kキップフェリー代込みのツアーバス。さてどうするかは考えるとして、まずは洗濯物。支払いのためATMの場所を聞いてお金下ろしてきます。

下ろしたお金は50kキップ札の束で、50kキップ札で払ったらお釣りがないところまでがたぶんラオスあるあるです。ちなみに10kキップ、だいたい100円から130円くらいのレートです。50kキップは500円から600円くらいだというのに、あるあるなので、30kキップとか請求されて50kキップ札を出すとお釣りがないということが今後も各地で起こります。なおATMで現地のお金を手に入れる方法とリスクメリットについては後々書こうと思います。

さてフロントではまだお願いすることがある。例のSIMカードです。「これどうすればいいかわかる?」とフロントに託すと、「Charge Refillが必要だな」というので50kキップ札を渡してリフィルを買ってきてもらいます。皆さんご存知のiTunesカードみたいなケータイ用プリペイドカードです。いや10kキップでもいけそうな雰囲気だったんですが見知らぬ場所では「とりあえず多めに買っておけ」というところがあるので。結果的にこれが大変なことになるのですがまあそれはそれ。向かいのよろずやから買ってきたRefillがうまくチャージできずに困っていたところ、フロントの彼にいろいろやってもらって開通手続きが無事終了します。あ、これ情報共有できないやつだ、と思いましたが通ってしまえばそれまでです。Refillチャージも終わって「どのインターネットプランにするんだ」っていうんで「10kプランかな」というと「50kチャージしたんだから50kプランにすればいいだろ」と言われて、それもそうだろと思ってそれにしてしまいます。これがどれくらいでかすぎるプランだったかについてはたぶん後述することになります。やっぱり50kキップってそれなりの高額紙幣だったんだなと。

街中を散歩して、ローカルバスをあきらめる

60kキップツアーバスを即答しなかったのは、やっぱりソンテウでシーパンドン行ってもいいかなと思っていたからです。ただソンテウが出るタラート・ダオファンまではどうにか移動しないといけない。そもそもソンテウもそんなに安くないとは聞いています。どこまで歩いていくか。

5分歩いて一番近くの市場に着きました。ここまで500mない。ガイドブックで見た地図だとタラート・ダオファンまでは2kmちょっとあるのです。あ、これ歩けないやつだ。宿に帰ったらツアーバスを頼むことに決定です。

市場で餅米とラープを食べ、デパートを回る。

市場に来たのは、遅い昼食をまた取っておこうと思ったからです。市場そのものはまだやってはいますが、さて何が食べられるのか。うろうろしていたところ、なんとなく人が飯を食っているところが見つかりました。何食べてるんだかさっぱりわからないけれど餅米とラープぐらいあるだろ、と思って「餅米とラープ」とタイ語で注文してみます。ラオ語でもほぼ同じ言い方ですがラオ語喋ってる気分ではないのです。案の定というかあんまり通じませんが飯は出てきました。

餅米でかいです。こういう餅米かごはタイにもあるんですがラオスのかごは本当にでかいですね。ラープはこれラープなのかな。そこそこ辛いのですが茹でた内蔵由来っぽいなんか苦味があります。これはこれでうまい。食べではありました。20kキップくらいだったかな。50kキップでお釣りが出ます。

食べている間に雨が降ってきました。ここは屋根があるから特に困りませんが、ここでずっと待っていてもアレですね。市場の向かいにデパートがあるらしいのでそちらに行ってみます。

ラオスらしい、やる気のないデパートです。

上りエスカレーターと下りエスカレーターがありますがどちらも止まっています。どっちも階段です。上の方はまだ工事中みたいです。エアコン売場の女性は机に突っ伏して昼寝していました(写真なし)。まことにラオスらしい光景で和みます。

いちおう女子高生がうろうろしておりますが何を買いに来たのかな。こちらは何も買いに来たわけではないのですが。

とかなんとか考えているうちに雨が小ぶりになってきたので外に出ます。少し歩いた先にコンビニがあるらしい。気になるのはビールの値段です。ラオスはなぜか缶ビールの値段のほうが瓶ビールより高いのです。とはいえ瓶ビールと缶ビール両方売ってる店ってそんなにないのでここでチェック。

うーん。確かに少し缶ビールの方が高いかな。とはいえ持ち運ぶ手間を考えれば誤差のうちと考えられなくもありません。
さて、改めて明日はツアーバスに乗ることに決めましたので、それを頼みに、宿に戻ろうと思います。4日めはもう少し続きますね。その3に続きます。たぶん次でさすがに最後だろ。

途中のヴィエンチャン行きVIPバス乗り場とか寺とか寄り道して猫など写真に撮りながら帰ります。

*1:トリップアドバイザーだったかな、ちょっと覚えていません