ヒルトン東京エグゼクティブラウンジの「エレガントスマートカジュアル」を考える。

このあいだ、新幹線と宿泊を組み合わせたとても安いプランをみつけたので、用事もないのに上京して宿泊してきたんですよ。

ホテルは、消去法でヒルトン東京。消去法で選んだって言ったらホテル好きの方には怒られるかもしれませんが、まあ許してください。

朝から上京して、まあいろいろ立ち寄って日が暮れてからチェックインしたわけですが、このチェックインの時にエグゼクティブフロアへのアップグレードを提案されたんですね。

もともとかなり安いプランでの利用ですから、予算には余裕がある。アップグレードは数千円。せっかくですので利用することにしました。

エグゼクティブフロアのメリット。

エグゼクティブフロアのメリットはいくつかあるそうでして。

  • 有料の無線LANが無料。
  • フィットネス利用料金無料
  • チェックアウトを専用カウンターで行える。
  • ランドリーサービスに優待がある。
  • 朝刊を無料でもらえる。

などなどあるのですが、おそらく一番のメリットが、

  • エグゼクティブラウンジが使える。

ということ。

今回、初めての利用ですから、エグゼクティブラウンジがどんなものかも分かっていなかったのです。そんなものがあるのが分かったのは部屋に入ってから。

設備詳細
・営業時間 6:30 〜 23:00

・無料飲食サービス  
ご朝食(コンチネンタルブレックファスト・和食などをご提供) / 6:30-10:00(土・日・祝は11:00まで)
アフタヌーンティー / 15:00-18:00   
カクテルタイム(各種ドリンクとライトブッフェ) / 18:00-20:30(土日祝-20:00)   
ジュース、コーヒー、紅茶などのソフトドリンク / 6:30-23:00

こんな感じのサービスです。

エグゼクティブラウンジに入ってみる。

カクテルタイムにラウンジに入ったところ、かなり混んでいまして。といっても、なんとか奥の方に席を見つけてもらえたくらいの混みかた。そして、かなり奥の方まで行くことになったから故にわかったことが2点。

  • 外人、多いなー。
  • iPad、多いなー。

なんとなく予感はして、旅行にiPadを持ち出したは持ち出したのですが、さすがに部屋に置いていったんですよね。残念。いずれ、数テーブルに1台はタブレット端末かPCか、ってな感じでのガジェット率。ラウンジでも無線LANが無料で使えるので、使える人は使いたいんだろうな、ということなんだと思います。

そして、本題。

表題にも書きましたが、このラウンジ、ドレスコードがあります。
「エレガントスマートカジュアル」
これ、検索しても、ヒルトン以外の話題で出てくることがありません。エレガントスマートとか、スマートカジュアルとかはあるんですけどね。今ちょっと思って"elegant smart casual"でも検索してみましたが、微妙に使われている用例がありません。

まあ、上は衿のあるもの、下は短すぎないもの、ということで行ってみたら、だいたいその通りでした。
ついでに、実際にラウンジを見たうえでの雰囲気を見ての印象で語ると。

  • スーツにネクタイ: 大丈夫
  • シャツ(ノーネクタイ): 大丈夫
  • ポロシャツ(むろんノーネクタイ): まあ大丈夫
  • チノパン、ジーンズ(ダメージドでないもの): まあ大丈夫
  • Tシャツ: すこし浮き気味
  • 半ズボン: けっこう浮き気味
  • サンダル: おそらくNG
  • 浴衣とバスローブ: そもそも、廊下に出るのもNG

ぐらいの感じ。なんというか、友人のホームパーティーに行くような感じの服であれば良さそうな気はします。参考になるでしょうか。

問題はそこにはないかもしれない

ちょっと気になることはありました。
居間みたいな利用のできるラウンジで、それゆえ、服装の件は何とかなったとしても、微妙に場違い感はあったりするのですね。
雰囲気的に、ホテルに住んでいる人が夜のたまり場として利用している感じとでもいうか。

foursquareでエグゼクティブラウンジを見ると、mayerは横文字の人です。そこからもなんとなく雰囲気はつかめるかもしれません。

ついでに、朝食。

朝食の内容は、まあホテルの朝食バイキングと思えばあまり間違いない感じ。朝食無料のためだけにアップグレードする理由はないかな、といえば大体レベルがわかるでしょうか。

いずれ、貴重な体験にはなりました。