IWDD#28でしゃべってきた。

もうすでに、いろんなところ(こことか、こことか、こことか)でレポートの上がっているIWDD#28

今回は「サーバ」にテーマを絞ってということで、お題を3つ。

自社サーバーの『あるある』

本当は自分が先に話すはずだったのだけど、VGAケーブルを忘れる、という失態をやらかして先に話してもらうことに。
まあ、ケーブルは5分くらいでとりに行けたんだけど。

何の話をするのかな、と思ったらネットワークを手配して自社サーバを立ち上げるまでの流れの説明。
これをやる夫シリーズで説明する、というのは、演者本人も言っていたけど確かにわかりやすかった。

そのうちVIPあたりに同じやつのスレが立ったりしてね。

レンタルサーバの『あるある』

実は、ここのところIWDDのテーマ選びとかそういった空気に手詰まり感があった。
一通りネタになりそうな話題は循環したし、演者も一通りだいたいの人がやって、まあ出入りもそこそこあって、さらに最近はIWDD近辺で似たメンバーによる別の会合が開かれるのでそっち系の話題はそちらでやればいいのでは、ということもあったりして。

それとは別にどうにかしないとな、と思っていたのが毎回配っている「ポジションペーパー」。
これいまいち活用されていないな、と思っていた。
IWDDは本職の人がいる割にはビジネス色のうすい会合で、まあ名刺交換とかも控えめだからポジションペーパーにも宣伝文句って少ないし。
一応「今回のお題について」みたいなことを書くような話は出ているけど何の話もわからない状態で書けることってどうせ「今回のお題は興味があるんですがとっかかりがつかめませんいい話が聞けることを期待しています」以外にあるわけもない。正直、ポジションペーパーって存在価値のない状態だった。

それに、そもそもお題が決まるのがギリギリ、ということもあったのがまずいな、と思っていたので、今回はいろいろ仕掛けさせてもらった。

まず、お題提供表明を前回のミーティングの直後(10/16)にやった。運良くもう一人サーバについて話せるよ、と言う人がいたのはラッキーだったけど、まあネタに絡めてしゃべりたい人がいるからそこはなんとかなるかな、と思っていたのはバレバレな内緒話だ。

で、こちらとしてはポジションペーパーをどうにかするアイデアとして「フリートーク形式」というのを考えていた。
他人に見せて面白いフリートークだと明石家さんまくらいじゃないと出来ないんだろうけど、パロディと内輪受けを活用すれば素人でもそこそこいけるはず。
ということで、フリートーク形式の番組「恋のから騒ぎ」を下敷きに。

これパワポで音付きで出せば安易に笑いはとれるかなと。

アンケートは当初「サーバについてあなたの経験を教えて下さい」だけだったんだが、たぶん自分がこれもらっても回答のしようがない。フリートークで仲間はずれを作るわけにはいかないし、と、あしかけ3日ほど考えてワード文書8ページくらいのアンケートを作った。
まとめる時間を考えると、IWDD#28の数日前には回答が欲しい。今回第1週が連休だったので、その連休に入る前にはどうしてもアンケートを回しておきたかったのだが、前の週の金曜日になっても参加申し込みフォームが出てこないのには焦った。
まあ、常連参加者のほとんどがtwitter使っていたので、そちらの方で告知を流したり、mixiで告知したりといろいろやった。
結果として今回参加出来ない人からもアンケートを回答していただいたのはありがたかった。

まあそれにしても、返ってきたアンケートのバラツキのすごいこと。最新のソフトの名前が羅列される人から、ほぼ全ての回答がPHPに絡まっている人から、ActionScript話が熱い人まで。本当にIWDD参加者の属性ってバラバラだな、と。

アンケートをまとめるのにかかったのは実は3時間くらい。全部プリントアウトして、面白そうなネタには赤線ひいて、それをテキストファイルにまとめて。それをOpenOffice.org3のImpress(プレゼンツール)に1回答1画面で書き出した。*1これでスライド枚数は70枚くらい。高橋メソッドに近い形のスライドだと思えば、それほどの量でもないでしょ?
本番前にデジカメで全員の顔写真を取って、スライドの間に挟み込んだ。これが何を意図しているのかはあの番組を知っていればわかるはず。これでスライド総数が約2倍に増えたけど、まあそんなもんだ。

本番で困ったのは、音が出ないこと。理由はわからないが、自分が普段使っているPCでは問題なく出てくるmp3音声が全く出ない。Windows上のOpenOffice.orgでmp3音声はDirectShow経由で流すらしいのだけど、普通にMedia Player10が入っている環境でmp3を再生できない理由がさっぱりわからない。ウェブ検索しても見つからないので、これは今後の課題だな、と思った。(追記した)

で、この形式が今後続くのかはどうかな。個人的には3セッションのうち1セッション使って毎回行われてもいいような気はするけど。誰がやるのか、という問題は残るだろうなあ。

.htaccess

.htaccessについて話すはずのテーマがなぜかCentOSのインストールから始まる(そして、時間内にApacheのインストールが終わらない)という不思議なセッションだった。

で、交流会。

しゃぶしゃぶ。「rootを自分が持ってはいないサーバは管理したくない」って言ってた人が鍋のroot奪取(鍋奉行化)したのには笑った。

その他

今回初めて来た人がいたけど、今回のネタは若干偏っていたので、次回とかでもう少しWeb(というかHTML近辺)に近い話をする時に来た方が良かったんじゃないかな、というか、次回来てくれるのか若干心配。

追記

OpenOffice.orgで音声が再生できない話だけど、とりあえずffmpegを入れて再起動して、ffmpegを使うよう設定したら音が鳴るようになった。*2これどっちかというと副作用的回復の仕方だと思う。DirectShowのmp3サポートってどうなってるんだろう?

さらに追記

さっぱり再現性がなくて困っているのだけど、mp3はそれでも読み込める時と読み込めないことがある感じ。先に適当にwavを読んでからmp3を読みに行くとうまく行くことがありそう。
そして、くだんのプレゼンは、現地で修正を行った際に外部ファイルであるところの音声ファイルとの連携が切れてしまったっぽい。よくわからないが、上書き保存の際にリンクするはずの音声ファイルがなかったらリンクをなしにして保存するんだろうか?
なんというか、Impressでのページ切替の際にどんなSEが設定されているか、を確認する方法がないんだよな。*3

*1:参加しない人の回答はまとめたりした

*2:再起動しないとクイック起動の有無とかでffmpegが監視したりしなかったりではまるらしい。久しぶりに再起動のあるなしではまったなあ。

*3:右側のページ切替設定はまさに設定であって、現状を出してくれない。