あるようでない、ないようである「放送禁止用語」

この話題について。
nlab.itmedia.co.jp

先に結論から言えば「放送禁止用語」という言葉は放送局では使われていない。「使用を注意する言葉」というものがあるだけだ。言葉の言い換えかよ、というツッコミが入りそうだが、そういうことではないのだ。以下は、そのお話である。

「使用を注意する言葉」は、番組によって違う。

まずはこれだ。最近はそれほどの差もなくなってきたが、それでもニュースでは絶対に使ってはいけない言葉、というのがある。例えばおおよその量を示す「約」。別に規制する理由もなく普通に使われている言葉だが、これを「やく」と読むニュースは稀だ。おおよその量を示す言葉のあとには必ず数字が来るが、どんなにいい滑舌でこれを読んでも「ひゃく」と聞き間違う人が出てくるから、必ず「およそ」と読むことになっているのだ。だから、訓練されたアナウンサーは完成された原稿でなく普通の文章を読むときもふりがななしで「約」が出てくると「およそ」と読んでしまう。ミステリーなんかの伏線に使えると思うので使いたい人は使って欲しい。

「使用を注意する言葉」は、話者によって違う。

ら抜き言葉」には気がついている人もいるかもしれない。別に放送禁止用語でもなんでもない言葉なので、街頭インタビューを受けた人でもそれを修正するよう言われた人はいないと思うが、文字起こしでは必ずら抜き言葉ではない表記に修正される。これはバラエティでもそう。お笑い芸人は言葉を使うプロではあるが言葉遣いのプロではないので、ら抜き言葉は時々登場するが、テロップ上では大体の場合ら抜き言葉ではない表記になっているはずだ。逆に訓練されたアナウンサーはら抜き言葉はまず使わない。

「商標」は使っていい場合とそうでない場合がある。

NHKが「テトラポッド」や「真っ赤なポルシェ」の出てくる歌詞を規制した、なんて話が過去に言われたことはあるし、NHKは商売抜きでの放送を強いられているのでそういうところに敏感だ、なんて話も聞くことがあるが、この辺実はNHKと民放で差が縮まっている部分ではある。民放は民放でスポンサー競合などを嫌うため、特定の商品紹介でない場面では番組内で商標を使うのを控える傾向にあるのだ。セロテープはそのいい例だろう。ちなみにガムテープも「粘着テープ」という言い換えがまま見られるが、実はその意味でのガムテープは今は商標登録されていない。明治がお菓子の名称として3年前に登録したきりなのだ。明治の「ガムテープ」ってお菓子を見たことはないがそういうアップデートが遅れているところはままあるものではある。余談ではあるが、最近テレビで「無化調」という言葉が特にラーメン紹介で使われているかは調べると面白いかもしれない。

「正式名称」と「愛称」は統一のために無視されることがある。

マスコミ、特にテレビは少なくともニュースでは「東北本線」「国道4号線」とは言わない。「東北線」「国道4号」という。これは現場間の用語統一のために決められていることでまあ説得のために屁理屈は付いているのだが屁理屈以上のなにものでもないので記載は省略する。そもそも「東北本線」は他ならぬJRが使っている言葉なのだがマスコミはそれを何らかの事情で使わないことがある。またニュースではないが、商品紹介の際の形容詞まで決められていることもあったりするものもあり、例えばあるビールでは「すっきりしているのにうまみも十分」という表現しか出てこない*1。まあこの辺はまともな事情から大人の事情まで様々ありすぎて一言では言えない。近々近場では「岩手公園」が「盛岡城跡公園」に名称変更されたのだが、これがまた正式名称の変更ではなく愛称として別の名前をつける、という複雑な命名の仕方をされたためNHKと少なくとも地元民放1局は改名前のまま「岩手公園」として呼ぶという複雑なことになっている。ちなみに残念ながらかどうかはわからないが、本名能年玲奈さんはこの辺でも度々テレビに出ているのだが、その時は「のん」呼びされてはいる。仮に何かの犯罪で逮捕されたら「『のん』こと能年玲奈容疑者」呼びになるんだろうなと思うが未だ犯罪では逮捕されていないので蛇足でしかない。

「蔑称」は揉めることが多い分野である。

ここまで挙げた例はおそらく一般の人が思い浮かべる「放送禁止用語」とは違っていると思う。だから「使用を注意する言葉」は「放送禁止用語」とは別物であると言ったのだが、「使用を注意する言葉」とみんなの思い浮かべる「放送禁止用語」が重なる部分は存在する。それが「蔑称」である。被差別階級や身体障害などに関わる話だけなら判断は簡単そうだが、何らかの職業の後に「屋」をつけて呼ぶような、後から蔑視の意味で使われるようになった言葉まで考えるとどこからどこまでが明らかな「放送禁止用語」かは言えず、だからこそ「放送禁止用語」ではなく「使用を注意する言葉」なのである、とも言える。

実際「魔女」が蔑称なのかと言われると確かにそういう場面もありそうだが日本ではまだそういう場面は少なそうでもあり、昨今は例えば百姓、みたいに自称の場合は問題ないんじゃないかとか、「めくら」みたいに過去許されても今許される表現ではないんじゃないかとか、有料視聴の場所なら但し書き付きでいけるんじゃないか、いや但し書きつけられるならどこでもいけるんじゃないかといろんな異説が生まれつつリアルタイムで揺れ動いている話題であり、個々の言葉ごとに注意度にもグラデーションがあり、少なくともこれらはなんの留保もない「禁止用語集」みたいなところでまとめられるものじゃない、ということは繰り返し言っておきたい。

*1:この表現で検索するとある1つのブランドしか出てこなくなる

【注意】準備なしでタイ米を日本に持ち帰ると没収されますよ!

前回までのタイ旅行記に書かなかったことで、とても大事なことを思い出しました。一言で言えば表題のとおりなのですが。

前提

米の輸入自由化後、タイ米を持ち込むことが可能になりました。特に、個人用として持ち帰る分については100kgまでは関税もかからないことになっています。これがいつのことからかは調べられなかったのですが、1994年以降、少なくとも2000年代に入ってからは普通にできることでした。

手続きとしては買った米を袋ごと到着した空港の植物検疫に見せるだけです。植物検疫では調査用として少量を抜き取り、この1年に持ち込んだ量と今回の量と連絡先など簡単な書類をその場で書き込めばそれでOKでした。年数回しか海外に行かない人が持ち帰れる量には限りがありますから、100kgという最大量はまああってないようなものでした。

法改正(?)が2018年10月1日にあった

ところが、コメの輸入に関しさらなる制限が加えられることになりました。植物防疫所による輸入規制です。
www.traicy.com
2018年10月1日以降持ち込んだコメについては、輸出国政府機関により発行された検査証明書(Phytosanitary certificate)が必要になってしまったのです。私が買ったのはスーパーで買ったコメで、かつ旅行をしたのは10月末から11月にかけての話ですから、この輸入規制にはバッチリ当てはまってしまったのです。
www.maff.go.jp

ということで、私がサイアムパラゴンで購入した超高級タイ米
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は、あえなく没収となってしまったのです。

精米ですから植えられるわけもないし、なんの病気が関連するんだろうと素人考えでは思うのですが、何か植物防疫上の懸念材料があるのでしょうね。残念です。

どうすればいいの?

植物防疫所が「輸出国政府機関に検査証明書を発行してもらえ」と言っているのですからそうすればいいのですが、もちろん日本の政府が海外の窓口を教えてくれたりはしないですよね。頭を抱えました。

ちなみにこれが台湾でしたら(コメではなくパイナップルですが)実施例があります。
www.tabetaiwan.com
桃園空港の植物検疫で無料で行えるそうです。

でも、タイのスワンナプーム空港で植物検疫のカウンターを見た覚えがありません。そこで、知っていそうな人に相談してみようと思いました。

私が有料定期購読しているフリーペーパー「DACO」という雑誌がありまして、ここに「ブンに訊け」というタイの暮らしに関する相談コーナーがあります。この話を昨日書いてメールで相談したところ、即日で返事がかえってきました。早いです。

多くの日本人に興味のあるご質問で、ブンが簡単に調べられることであればブンに聞きますが、一部の専門的な内容なので、見送らせてください。

うーん、専門的ですか。うん、専門的だとは思います。ビザの更新とか免許証の取得と同程度には専門的だと思います。一部にしか関係ないか、まあDACOは定住日本人向けのフリーペーパーだから日本へのお土産には興味薄い人が多いだろうしな。しょうがないか。

でもなんとなく詰んだ感じです。

しつこく検索してみる

米は一部の人にしか興味がないかもしれませんが、タイから植物を合法的に持ち帰ろうとする人はそこそこいるのかもしれないと検索の対象を広げることにしました。最近使えないと話題のgoogleですがまだ検索ワードによっては見つからないこともないですね。
【Frontier Plants】タイ(バンコク)の植物 買い付け旅行記 植物検疫と税関検査編 – Frontier Plants フロンティアプランツ
ここのコメント欄に

関西空港到着時に検疫カウンターで質問した所、タイの場合はスワンナプーム空港の貨物地区(S1ビル)で、おそらく平日のみ、8:30-21:00、1証明書あたり16:30までは100B, 以降は120Bにて発行してくださるとの簡単なチラシを見せて貰いました。

という書き込みがありました。

ていうかこの人の帰国日と自分の帰国日ほとんど一緒だし、着いたのも関西空港だよ!そんなチラシ見なかったよ!でも土曜帰国だからどうせ現地カウンターなんか開いてなかったよ!さらに手数料、買った米の2~3倍になるのかよ!

とまあ言いたいことは山ほどありますが、情報としては役に立ちます。いや、私も含めて「持ち込もうと思ったら断られたよ!」とか「植物検疫のカウンターがどこにあるかわからなかったよ!」ってブログが多すぎるんで真偽わからなくても詳細わからなくてもとっかかりにはなる情報貴重なんです。

タイ人の日本入国ビザも免除になったし、そのうち台湾みたいに空港のカウンターで簡単に手続きできるようになることを祈りましょう。

帰る (8日目・その3+9日目)

今回の旅行記最後のエントリです。トラブル含め、あんまり楽しい話はもう残っていません、たぶん。

追加でお土産を買う。

BTSはとりあえずエカマイで降ります。駅直結のショッピングモール、ゲートウェイ・エカマイに激安の正規DVD店があるからなのですが、あんまりめぼしいDVDはありません。タイでもやっぱり配信のほうが一般的になってるのかなあとしみじみします。「打ち上げ花火、下から見るか、横から見るか」のアニメDVD(PAL、リージョン3)が1000円しないくらいの値段で売られていまして、買うかどうか迷ったのですがとりあえず見送ります。
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象の国にこれがあるとほっこりしますね。
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専門店じゃなさそうな店でもこのラインナップで、ボードゲームはタイでも定着しつつあるようです。


続いてサイアムパラゴンへ。
昨日付で載せた写真
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を適当に晒したところ、その中のリスがiroha+に似ているというので若干盛り上がったんですね。別に電池が入っていないので震えたりはしないのですが1体手に入れて帰ろうと思います。色の在庫が微妙で探してもらっている間に見つけたのが、
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この積木で、デザインなかなかだなあと思いますがこちらも今回は見送ります。
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地下に言って適当にガパオライスなど注文します。こういうタイのフードコート的施設で日本人がやりがちで、でも絶対やっちゃだめ、と言われているのが「荷物で席取りをする」って行為で、いえ別にマナー違反だからどうこうではなく単純に置き引きに合うからなのですがじゃあみんなはどうやって席の確保するのかなあと思っていましたらここには「この席使ってます」という旗揚げ器械が置いてありました。大抵の場合は複数のメンバーで来て留守番置くので利用機会は限定的だとは思いますしそうなるとどこまで認知されるかわかりませんが。

ホステルに戻って荷物をパッキングしつつ、
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最後のミルクティーを飲みます。あまった3バーツスタンプはフロントにあげちゃいました。

空港から日本へ

ホステルに最寄り駅からはBTSで1駅。
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そこから空港鉄道に乗ってスワンナプーム空港です。チェックインして荷物を預けてから1Fに降りて
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蒸し鶏ご飯など食べます。本当は缶ビールも飲みたかったのですが売られなくなっておりました。空港ではここが最安値だったんだけどなあ。と思いながら、
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地下のコンビニに行って、
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ビール飲んで和みます。

まだ時間はありますが出国手続きして制限区域に入ります。そう言えばなんとかっていう香水頼まれてたなと思って免税店で香水など買います。
入ったところにあるよろず土産店には微妙な感じに冷えているビールがあったのですが、これも売られなくなっておりました。微妙な冷えの代わりに制限区域随一の安さだったんだけどな、と残念に思います。ここで買えないと、他のレストランや販売所で売っているビールは1本500円くらい、地下帝国建設現場かよ、って値段になるのです。

しょうがないので
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無料の水を飲みます。最近日本でも増えてきました給水器。ペットボトルを持っているとこれに給水が可能です*1

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ボードゲーマーにはどこかで聞いたことがあるような店名のレストランです。
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縦書きもあと一歩でしたね。

帰りの飛行機は寝るだけです。着いたら自動化ゲートを通って、例のラウンジで一シャワー浴びて、伊丹行きのバスに乗って、
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地元に帰る飛行機に乗ったら、あとは家まであっという間です。途中で空弁買ったような気もしますが忘れました。

そろそろタイでもすることがなくなってきました。聖地巡礼でもしようかね、と思わなくもないですが、それは今後おいおいということで。

*1:LCCキャリアによってはこの水すら持ち込み禁止のところがあるので注意

メガバンナーを見て回る (8日目・その2)

BTSシーロム線とスクムビット線を乗り継いでウドムスック駅にやってきました。ここからメガバンナー行きの無料シャトルバスが走っているのです。
ちなみに有料バスも走っているらしいのですが、無料シャトルバスより時間がかかったりといろいろデメリットがあるので無料シャトルバスがおすすめっぽいです。注意しないと行けないのは、メガバンナーという名前だけれども無料シャトルバスが出るのはバンナー駅ではなくウドムスック駅だということかもしれません。
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他の人のブログによると、無料シャトルバスは「降り口で乗れ」という裏技があるようです。バンコク中心部に向かう方が降り口(写真参照)なのですが、ここで待つのは若干勇気が必要かもしれません。自分は反対側の乗り口で待ちました。
バスはBTS駅に近いあたりで数ヶ所停まりますが、基本的にはノンストップです。あっという間、というほどでもないですがたどり着きます。
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縮尺がわからないのでどのくらい大きいかわからないと思いますが、この地図の四角いところ1つが1つ分のショッピングセンターくらいの大きさがあります。広すぎです。
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とりあえずBIG Cやってきました。偽レゴはもう見つからないと思いますが一応ここでも探してみます。
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こういうマグカップ、お土産になるかもしれませんね。
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広いので屋内でもパノラマ写真が捗ります。
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よくわからないですが、誰かがミニコンサートやってました。素人ではなさそうです。
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ここにも映画館があります。
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待合の椅子はIKEA提供だそうです。
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スクリーンは15個、でいいのかな。今回はさすがに映画は見ません。
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少し遅めの昼飯を食べにフードコートに向かいます。
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若干見通しが悪いのも設計のうちかもしれません。
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ここのを注文しようと思います。
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で、注文した「汁なし海鮮すき焼き」です。屋台で食べられるスキヤキ、早い話が春雨の炒めものだったり、春雨のスープだったりします。
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ついでにスイカシェイクも頼んでみました。

食べ終わった後も一通り歩いてみます。買いたいものはない、別にIKEA行かなくてもいいのですが、それなりに小さいテナントもいっぱいあります。
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トイレ一覧の中に、礼拝所があるのもなんか新鮮ですね。

シャトルバスはいくつか帰りの乗り場がありまして、歩いた先にもあったので飛び乗りました。けっこう満席で上り口に座ることになりましたが、
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まあ眺めはそこそこです。
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到着地点。もともと帰ってから撮った、使い回しの写真です。

川を渡ってバーンナンプン水上マーケットに行くものの、帰り道を誤る (8日目・その1)

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最終日です。なるべく長く休みを取ろうと思うとどうしても休日は前後に入る形になりますね。
今回は、正月にも言ったバンコク対岸の水上マーケットにまた行ってみようと思うのです。別の形で。
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朝ごはんのトーストとフルーツもあっけないですが、とりあえずエネルギー補給と思えばなんとかなります。

バス停まで歩く

で、サイアムスクエア方面へ。
泊まっている宿からサイアムスクエア方面へは、もちろんBTSでも行けるのですが、フアチャン橋経由で歩くことも可能です。午前中の過ごしやすい時間なら歩くのがおすすめです。
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フアチャン橋のたもとは猫の名所でもあります。どうも地域の人たちが猫に餌をやってるらしい。「猫のエサ代を寄付してね」っていう募金箱も置いてありますので猫写真を撮りたい人は撮ったついでに寄付もしたらいいとおもいます。

フアチャン橋からBACCまでは歩いてすぐ。開いてればBACCのエスカレーターを使って楽に歩道橋に登りたかったのですがまだ開いていないようです。
ちなみにBACC(バンコク・アートandカルチャー・センター)はバンコク中心部で特に用事がない方は眺めに行くのおすすめです。
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旅行当時は始まってなかったイベントも、このブログに書く頃にはもう終わってますね。

交差点を反対に渡って南の方に歩きます。
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古い映画館があったところが空き地になってますね。この映画館の裏側テナントで頑張ってたバナナデザート専門店も移転したようです。
MBKの向かいくらいのところのバス停で待ちます。そう言えば卒業旅行でバンコクに初めて来た*1ときもここのバス停でバスを待ったな。

クロントゥーイの渡し船に乗る

ここで乗ったバスでクロントゥーイまで行きました。バスそのものは目的地には行かないので、近めのバス停で降りて少し歩きますが、まだ午前中の暑くない時間帯なのでそれほど大変ではありません。ちょっと気になるのは、クロントゥーイと言えば大きい市場がある反面、隣接したところにタイ最大のスラムがあるという話なのです。今回行く場所である船着き場がどういう場所にあるかが少し気になりますが、歩きます。
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線路あるけど、元貨物線だろうし、今は使ってなさそうだな。とは言え散乱するゴミの多さにはちょっと嫌な予感がします。

でも、予感は外れたようでした。
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南側の寺の入り口。この先に船着き場があるのです。ちなみにこのへんも活気があって個別に歩いてみたいなとは思わせる場所ではありまして、ちょっとスラムとは外れている場所のようでした。
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この奥ですね。
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この船に乗ります。5バーツだったかな。昔読んだ情報ではここから向こうに行く船はあっても、向こうからこちらに戻ってくる船はないとのことだったのですが、本当のことかはわからないです。まあ今回はここに戻ってくるつもりはありません。

渡ったところにはちょっとした食堂とレンタサイクル屋、レンタルバイク屋がありましたがここに戻ってくるつもりがないので使うつもりもありません。というかレンタサイクル屋がここで営業できるなら、渡し船向こうに戻れそうな気がしますがどうなんだろうな。

歩いて行ける距離ではないので近辺をうろうろしていると、休憩していたバイタクの運ちゃんが声をかけてくれましたので「水上マーケットに行きたい」とお願いし、OKしてくれます。

そこから車の通りの少ない道路を数分走ると
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バーンナンプン水上マーケットなのです。
goo.gl

水上マーケットを歩く

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いちおう湿地帯の上に建っている水上マーケットなので、なんとなく水路っぽいものはあるのですが、舟が通れるような水路はありません。基本的には全部土の上に建っているお店ばかりですから、水上マーケットというのはなかなか憚られるのですが、タイの水上マーケットの9割以上はこんなものです。
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でもまあ買い食いにはもってこいの店がならんでいます。
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揚げバナナの屋台の写真がほしい、と言われたのですが、バナナの店があるのはともかく、揚げバナナの店は意外と見つかりません。利幅がうすいのかな。
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はちみつ入りマナオジュース。写真撮っていい、と物を片手にお願いしたところ、いい感じに緊張した顔になりました。
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トイレの入り口にあるティッシュの料金箱、と思って撮ったのですが、タイ文字をよく読んだら「募金箱」と書かれていました。端金の数バーツは入れたらいいと思います。
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イマイチ売られているものがよくわからないように見えますし、何売ってるのかは忘れましたが、この裏側では射的の屋台が立ってました。射的でいい成績あげるとここで売ってるものが賞品としてもらえるはず。
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ナコンパトム県の水上マーケットまで行かないと買えないはずのアヒル型お菓子がここでも売られていました。ただ、バリエーション展開的に多色アヒルにしたんだろうけど、個人的には黄色1色のほうが「っぽい」と思うのですよね。こっちのほうがタイ人好みなのかな、でも残念です。
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揚げラープ。肉を細かく切って炒めたものをスパイスで和えたのが「ラープ」という東北料理なのですが、それを揚げたのが「ラープ・トート」と言いまして、自分も知らないうちにこういうマーケットの定番料理になりつつあります。実は先週の水上マーケット巡りで以前食べたラープ・トートに再会したく探したのですがその日は出会えずじまいでした。これは揚げ物でそれなりに日持ちすると思いますので、このまま日本へのお土産にしようと思います。
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見つからないと思っていた揚げバナナが売られているのが見つかりました。よかったですね。
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人気かどうかはわかりませんが、水上マーケット定番の舟そば店です。
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買い食いしながら歩いているので、このくらいの量でちょうどいいかな、と思いました。
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フレッシュオレンジジュース。昔は塩が入っていたのですが、これには入ってない感じですね。フレッシュオレンジジュースに塩を入れるのはさすがに廃れたのかな。時々飲むのですが出会えた試しがありません。

このほか、寄付を持ちかける人たちとか、服とかいろいろ売っているのをひやかしつつもひと回り。そろそろ次の場所に行ってもいいかなと思います。

この半島へは、バーンカチャオ船着き場からバーンナーの方へ行く渡し船が一番メジャーで、今回何度も「戻る気はありません」と行っていたのはそっちに行きたかったからなのです。市場を一巡りするとバイクタクシーのたまり場がありまして「どこ行きたいの」と聞かれたので「バーンカチャオ埠頭」と言うとOK出されて、たむろってたドライバーの1人が運転するバイタクに乗って向かうことになります。

着いたところは見覚えがあるものの、どうも場所が違う気がします。

船着き場を間違える

行きたかったバーンカチャオ埠頭はこちらです
goo.gl
ところが、着いたのはどうもバーンカチャオ寺(ワット・バーンカチャオ・ノーク)だったようです。
goo.gl
実際バーンカチャオ埠頭のタイ文字をよく読むと「タールア・ワット・バーン・ナンプン・ノーク」と書かれています。バーンナンプン寺の埠頭、でって意味ですね。
バイクタクシーは「タールア・バーンカチャオ」と聞いて、「ワット・バーンカチャオ」のそばの埠頭と思ったらしいのですね。実際にかなり鄙びていますがここにも埠頭があります。
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複数で乗る場合と1人で乗る場合で料金が違ったりします。さてどうなんだろう、そもそもこの時間帯に舟が来るのかな、と思うと本当に舟が来ます。

「どこに行きたいんだ?」って聞かれたのでダメ元で「バンナー」と言うと「とんでもない、遠すぎるよ」みたいな顔をされます。まあ実際遠いでしょうね。しょうがないので「向こう岸でいいよ」と指差しして送ってもらいます。向こう側がどこだかさっぱりわかりませんが、ここよりは賑やかでしょう。

舟は数分もしないうちに対岸に着きます。
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こっちの桟橋もたいがい鄙びていました。さらに道とも言えないような道を歩いて大きな通りに向かいます。これ逆方向だったら絶対に行き方わからないな。

でてきたのはこんなところ。
goo.gl
google ストリートビューでも複数人のバイクタクシーが屯しているのがわかります。場所はラマ3世通りのようです。歩く観光客にはほぼ無縁の通りですが、ありがたいことにBRTがこの道を通るだけでなく、ここを通る路線バスも数本あります。調べるとバンナー方面まで直通するバスもある、よう、ですが……直通バスで大変なことになったのはほんの昨日のことでした。同じ轍は踏まないぞ、とBRTを探すことにします。

バイクタクシーは少し前から料金表を掲げています。どこまで正しいかわかりませんが、「料金交渉はしなくても乗れるよ」という意思表示だと私は理解しています。その中に「BRTナララーム3」という行き先がありました。過去に「タワンデーン・ビアホール」に行く時につかったBRT駅ですが、ここまで行ってもらうことにします。快く了承していただき、バイクタクシーで数分、BRT駅まで無事たどり着くことができました。

この時間のBRTはそんなに本数がないので待ちますが、やってきたバスはそこそこ混んでいました。昼の日中にここまで混んでいるなら廃止することないよな、と思いながら終点サトーンに着きます。
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ここからBTSに乗り換えて、改めてバンナーに向かうことにします。

*1:正確には初めてではない

渋滞にはまる (7日め・その2)

ご飯を食べてひと息ついたのでどこかに移動しようかと思います。この間の飲み会で教えてもらったアプリ「VIABUS」というのがバンコクではけっこう使えるのですね。100%とはとても言えないのですがバスの現在地もわかるし、バス停も下手するとgoogle mapよりもきちんと網羅されていますし。

まあそれで調べてみると、南側、運河を渡ったあたりにちょうどいいバスが走っているのですね。スクンヴィット通りを経由して、サイアムスクエアを通って、さらに中華街まで行くという。ああ改めてメガプラザ行って偽レゴ買うのもいいな、と一瞬思って徒歩5分、待ち時間5分でバスに乗ります。

バスはプラカノンの通りへ順調に曲がってスクンヴィット通りに入りますが、順調に走っていたのはそこまででした。そうでしたね。スクンヴィット通りはものすごく渋滞しています。単なる信号待ちでもあるんですが、バスが停まらなければいけないのは信号だけではなくバス停もなのですね。信号が青なってなんとか進み始めたところでバス停に停まると、後ろから車が追い越して進んだぶんの隙間を埋めるのですね。2時間近く乗っていましたがサイアムスクエアまでたどり着くことなくギブアップしました。いやスクンヴィット通りに入ったくらいで諦めてBTSに乗り換えてたら1時間以上他のこと出来たな。

まあ偽レゴを本気で買いたいわけでもないので、お土産を探します。まずはとりあえずのQUALY。前回来た時に買えなかった「キーボード型のカード立て」があるといいな、と思って。
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はい。ありませんでした。デザインと言うよりはネタグッズっぽかったものなあ、と思いつつ次に向かいます。タイ米です。
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純情米いわてのひとめぼれもありましたがこれ買って買えるつもりはあまりありません。
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こっちの米もここに置いている中では高い方*1なのですが、さっきの日本からの輸入米に比べたら全然安いですね。

あとは歩いてMBKまで行きます。最近は遊歩道とデパート内の通過経路が整備されて歩きやすくなっているのがありがたくはあります。
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パスポート持ってるとウェルカムドリンクもらえるらしいです。

メイドカフェはそこそこ混んでました。で、それはともかく、日本式ラーメン店へ。
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まあ、MBKにわざわざ来るほどでもない店ではあるんですが、こうなってみると1度くらいは食べてみたらいいかな、と思ったのが
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トムヤムクンラーメン。
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量は少なめです。
食べたら、一度宿に帰って、お土産をカバンに詰め込み直します。でもって、もう一度飲み直し。

いつも行っている店が満席で入れなかったので、隣の店で。
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卵焼き
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豚トロ炙り、だったかな。
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たけのこの和え物。

ビールがなくなったので、ホントーンとかセンソムとかいった安酒のソーダ割りを頼もうと思ったのですが、ソーダ水だけ来て「焼酎は売り切れ」と言われます。ソーダ水だけ飲むわけにもいかないので安ブランデーを頼みます。
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安いけど焼酎の倍くらいの値段にはなるんだよなあ。
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隣では野良猫が可愛がられていました。なんだかんだで飲みながら明日の飛行機のWEBチェックインもできましたし、宿に帰って寝ます。

*1:オーガニックっぽい米がこれのさらに倍くらいの値段ではあります

今まで行ったことのないショッピングモールに船で行ってみる(7日め・その1)

なんだかんだで明日の夜にはバンコクを発つので、泊まれるのは今日が最後なんですが、平日に行ったほうがいいところとかあまり思いつきません。思いつかないのでとりあえず船に乗ろうと思います。

例によってフアチャーン桟橋からプラトゥーナムに行って、さらに川上*1に登るフェリーに乗り換えます。ダラダラ乗っているとだいたい終点にあるのが
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ザ・モール・バンカピ。10時前に着いてしまったので近辺のショッピングモールを覗いてみます。はい、テスコ・ロータスです。
goo.gl
例によって書店に行って偽レゴを探しますが、やっぱり在庫はありませんでした。写真を共有したら「買えたらほしい」という人がいたので探したんですが、残念でしたね(じぶんが買ったものを譲る気はないらしい)。

ちなみにここにも映画館はあります。別の映画を見るか迷ったんですが、今回も「HOMESTAY」を見ることにします。午前中の回だからなのか、ここの映画館の立地だからなのかはわかりませんが、観客は少なめ。わからなかったところも2度見るとわかるなと思うことしきりです。

ひと回りショッピングモール内をみてまあこんなものかな、と思います。ナコンパノムのときからうすうす思っていたのですが、テスコ・ロータスはショッピングモールというよりは大きめのスーパーマーケットと思ったほうがいい感じですね。テスコ・ロータスなんだから当たり前と言えば当たり前なのですが、3軒も4軒も回って気がつくあたりもアレです。

続いて、隣のハッピーランド、なるモールへ。ショッピングモールというよりは小間な店が並んでいる屋台市場の延長上にあるっぽいモールで、なんだかんだでケータイ絡みの店がいっぱいありますが、今のところ欲しいものはあんまりなかったり。最上階は不動産だったかフィットネスだったか、やっぱり旅行者にはあんまり関わりがなかったりであまり印象に残らないまま建物を出てきます。

でもってザ・モール・バンカピ。タイ在住者のブログでもまあよく来ている人がいるのは見ていますが、皆さんあんまり積極的に来る印象でないのはどうしてなのかな、と思いながら回ります。うん、どこのモールにも必要とされている店が一通り揃っている感じです。近くに住んでいる人なら必須なんだろうな、みたいな感じ。もう少し昔に来ていればもう少し賑やかだったのかもしれません。そんななか気になったのはこちら
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BNK48 CAFEですね。BKK48じゃないのはなんでだよ、みたいなイノセントな質問は受け付けません。そういえば「HOMESTAY」のヒロインもこのグループ所属だったな、というくらいの情報しか持っていません。
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若干日本とは化粧の仕方が違うような気もしますね。まあ、特にグッズも買わず、お茶もせずにその場を立ち去ります。

昼ごはんはカノムチーンの食べ放題。
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129バーツ食べ放題は高いのか安いのか、と言われるとけっこう微妙です。普通のカノムチーンで50バーツ越えることってまれですよねたぶん。まあ2杯半くらい食べれればお得なのかな、もともとカノムチーンの野菜って食べ放題だったよな,
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盛りが汚いのは許してください。

*1:運河を川上と行っていいのかどうか