リゾートならではのボートダイビングにちょっとビビる。(大阪経由でタイへ・3日目その1)

さて翌日です。今日は、今回の旅行のおそらく一番の目的、スキューバダイビングです。

いちおうCカードはアドバンスで持ってる自分ですが、最後に潜ったのは10年以上前。ダイビングウォッチすら経年劣化で壊れていて、これ含む全機材レンタルです。まあ、海外旅行に自分の機材持っていくとけっこう高くつきますからね。それ考えたらレンタル代はかなりお得です。

ホテル朝食は非常に軽め。何やら、ツアー船で簡単な朝食が出るようなのですね。
ホテル出発は7時予定。準備をしてロビーで待ちます。

港へ、そして出港

契約な運転手がホテルを回って参加者を拾っていきます。実際のところ、何人か乗っていますが、この人たちは同じツアーの人ではないようです。まあそうだよな、日本語できる人、ていうか日本人にガイド頼みましたからね。

プーケットでまともに見た初めての海かもしれません。正直、昨日の夜のビーチでは写真越しにしか海がわからなかったからね。

このバンが向かったのはチャロン埠頭。ここにはあちこちに行くツアー船が集まっているようです。バンに乗っていた人たちも、それぞれ別のツアーのほうに集合していきます。

Google Mapsより引用

チャロン埠頭のマップです。船は実際には、この細長い埠頭の先端部分に集まっています。バンは根本の「meeting point」あたりまで行くのが限界。ここから先は歩くのが大変なので、ソンテウが待っています。

Google Maps ストリートビューより。

このピンクのトラックがそれ。乗って数分で埠頭の先端に着きました。時間はちょうど8時。何せ、タイ国歌が流れてきましたからね。急いでソンテウを降りて直立不動になります。

ツアーボート、というかクルーザーはこんな感じ。この船に乗ったわけではありませんが、これとまあ似たような形の船です。酸素ボンベ、まあ実際には空気タンクがたくさんあるのがわかりますね。基本的にスキューバは1人が1回潜るために1本のタンクを使うのですが、これがたくさんあるのは、1人が3回潜るから3倍置いてあるのではなく、これだけの潜る人数がこの船に一度に乗るからなんだそうです。もちろん、1回しか潜らないのではなく、ほぼ全員がツアー中に3本潜ります。数本潜るときにはそれぞれの間にある程度の間隔を空けなければいけないのはこのツアーに限らず潜る時の大前提なのですが、このクルーザー、空気を詰めるためのコンプレッサーも載せていて、客やガイドが休憩している間に詰め直すんだそうで。正直、ここまで大規模なシステムの船には乗ったことがありません*1

靴、というかサンダルを脱いで乗り込みます。これから船の中では裸足で過ごすんだとか。ゲストは基本2F席にいます。

パノラマで撮った2Fがこんな感じ(顔は適当に加工しています)。まあ、各国(タイを除く)の人たちが乗っているのがよくわかる感じです。ここには写っていませんが、船長がファラン、ケータリングがタイ人、ダイビングのアシスタントもタイ人、かと思ったら、話によるとそのへんはミャンマー人だそうで。まあ本当かどうかはわかりませんが。

ちなみに出港時は安全のため乗客全員ライフジャケットを着させられます。なんでも港できちんと着用しているか監視している人がいるんだとか。港を出て沖合に出ると……まあその辺書くのはやめておきましょう。

船ではいちおう船酔い防止、ということで、酔止め薬が配られます。欲しい人はもらってということで、私も1錠もらいました。

タイの薬なので若干量に警戒していたのですが、今調べてみると薬の種類、量ともに日本でも一般的な酔止めのようです。

いよいよダイビングへ

今回のダイビングの行き先は、そこそこ本数は潜っているもののブランクが長いことを話してガイドにお任せしました。結果選ばれたのがラチャ諸島。この名前よりも、ラチャヤイ島とかラチャノイ島とか言う名前のほうが一般的かもしれません*2。ヤイとかノイという言葉が地名にあるときは「大きい」「小さい」だろうなと連想しているのですが実際そうだそうで、ラチャヤイ島は有人島、ラチャノイ島は無人島のようです。どちらにせよ島には上陸しません。

この島まで移動するには1時間から2時間かかります。その間に朝食です。前述の通り、ガイドからは事前に軽朝食があると聞いていたのでこっちをメインに考えていました。写真は撮り忘れましたが、パンとお粥、卵なんかを含めたいくつかのおかず。ファランにとっては軽いのかもしれないな、という但し書きがつきそうな軽朝食でした。ちなみにトースターで焼ける食パンは大人気。自分は興味がなかったので取らなかったのですが、自分が行ったときには残り2枚。入れ替わりにパン派の同行者が取りに行ったときにはもうなかったようです。

食べ終わった後で、今回のダイビングについてのレクチャーが入ります。予定は3本。うち2本はラチャノイ島そば、1本がラチャヤイ島そばになるそうです。ブランクが長い、ということで1本目の最初に技術チェックが入るそうです。まあそれはやっておいたほうがいいですよね。

ダイビング予定地に着いたらいよいよ準備です。

これは帰りに港についてからの写真ですが、この場所でセッティングを行います。と言ってもウエットは半袖ですから着るのも楽ですし、BCごとタンクを背負うときは船のスタッフが手伝ってくれます。久しぶりながらあまりの簡単さに少しビビります。ちなみにグローブは着用禁止だそうです。なるほどね。

さて、チェックダイブですが。何をやるのかと思っていたらレギュレータのリカバリーと、マスクのクリアでした。レギュレータのリカバリーは、空気タンクからの吸い口をいったん外して水底に落とし、これをもう一度拾って口につける作業、マスクのクリアは、水中メガネに一度全部水を入れて、これに呼気を入れて空気でもう一度満たす作業です。さすがにこの辺はほぼ体が覚えているので難なくクリア。

そのチェックをやったのがこのあたり。

浅く見えますが、ここでも水深10mを超えていたはずです。まあ、個人的にはスキューバだとこのくらいの深度が一番安心です。

これが終われば、あとはサンゴ礁を一回り。

小さい魚とか、

大きい魚とか、いろいろいます*3


さて、1本目が終わったところで昼食です。ひどいことにこの昼食の写真も撮っていません。スマホ圏外だし身の回りから取り外すのでカバンの奥にしまっちゃったからね。あ、いちおうWiFiはあります。

繋がるかどうかはわからない、ていうか結局試さなかったけど。

しょうがないので、以前ガイドから事前に「船によって変わるけどこんな感じですよ」と言われた写真を貼っておきます。

(画像はイメージです)

今回はカレーっぽい感じでした。でもそんなに辛くなかった。辛いと思ってご飯多めに取ったのは取り過ぎでした。

さて、飯を食っている間にも船は少し動きます。次のポイントもラチャノイ島ですが、少し北側。ああ、そうそう、今回はどちらも島の東側です。
次の目標はエイです。もちろん自分らはついていくだけ。あと、こういうのはあんまり期待してはいけません。水族館と違って確実に見られるものじゃないからね。

と言っていたらいました。

この近辺、少し水温が低かったんです*4。そんなわけで、エイがこの辺まで上がってきたんじゃないか、というのがガイドの説明でした。ちなみにこの辺、先ほどより少し暗いですが、これで水深20m前後です。

それにしても、寒さってのは、絶対値じゃなくて、相対値で感じるものですね。日本のプールだったら普通に温かいと思う温度が、相対的に低いと寒いと感じるんだもの。

それにしても、いろんな種類のいる海です。

魚の群れも、バラエティーに富んでます。

この"魚の群れ"は、3本目が本番でした。3本目は船をもう少し北に動かして、ラチャヤイ島へ。こちらのほうには今乗っているクルーザーあたりを廃船にして沈めた沈船があって、ここが目標ですが、沈船は魚礁になるので、魚が集まるようになるのですね。

これが沈船。

この中を通過することも出来ました。

そして、この近くに魚の巨大な群れがいます。

ガイドが「一生分の焼魚定食用」と冗談を書くくらいのタイワンカマスの群れです。うん。写真はうまく撮れているけれど、これは実際に見たほうがいいと思います。

あ、書き忘れていましたが、ここまでの水中画像は、ガイドが案内の傍ら撮影したものです。私は手ぶらで潜りました。

そして、水から上がった後に、軽食、っていうかおやつが出ます。さすがにこれについては写真を撮りました。

完全におやつです。

いちおう予定の3本は終わったので、ここからは酒も飲めます。有料ですが。缶ビールは勝手に取って、取った本数をビールクーラーのある横に置いてある紙に名前と一緒に書いていって、あとでまとめて精算です。値段はコンビニの倍くらい。船の上で飲めることを考えたら全然安いのですが、結果的に全く飲みませんでした。

船は港に戻りつつあります。

船は沖に止まってます。水深の事情があるとか言ってたかな、ちょっと理由は忘れましたが。それにしても、帰りは港に入るときにもライフジャケットを着ないんですね。

終わりの方でチップを求められます。船長っぽい人が募金箱みたいな箱を提示して、スタッフがその箱を持って回ります。まあいろいろとお世話になったので、こちらも100バーツほど入れます。ただ、ファランの中にはいれてない人もいたな。

預けたサンダルを履いて、船を降ります。

ソンテウに乗って、帰りのバンを見つけたら、ガイドとはこれでお別れです。時刻はだいたい17時30分。2人で3ダイブ、フルレンタルでチップまで入れて総額11000バーツですから、1人あたり5500バーツですね。

あとはホテルに買えるだけですが、夕食の店の候補がありません。その対策として、船に乗っている間にガイドにパトンビーチ近辺でオススメのみせを教えてもらいました。帰ったらそこに向かおうと思いますよ。

*1:これまでは漁船とかに乗せてもらってたので

*2:私もラチャ諸島という言葉はこれを書く時に 初めて知りました

*3:具体的な魚の名前は各自調べてください

*4:と言っても周囲が30℃近い水温で、ここが20℃台前半ですから日本では十分暑い水温です

食べたことのないタイ料理を食べて、想像ほどではないことに気がつく(大阪経由でタイへ・2日目その4)

サンダルも買えたことだし、夕飯ですが、実はその前にしておきたいことが1つあります。

バングラ通りを通ってパトンビーチへ

プーケット島に来ていて、まだ海を全く見ていないのです。というわけでビーチに向かいます。ジャンクセイロンからだとバングラ通りを通るのがいいかな、ということでそちらから。


歩行者天国というか、車が進入禁止になっている通りです。両側にはバーが山程あって、ビールの割引のプロモーションとか、性的な見世物の案内とかでいろんな人が客引きしていますが、それほどしつこくありません。もしかすると店の前から離れたらだめなルールでもあるかな。


にぎやかな通りですが、食事をするのに良さそうな店はあまりありません。ビアバーばっかりだな。

まあ徒歩10分少々で、ビーチに着きます。

なんとなくパノラマで写真を撮った結果。実際の海はもう少し暗く見えている時間帯ですが、まあ人の多いこと。

ついでに、帰りのバスの時刻も調べます。

空港行きのバスはバングラ通りのビーチ端にありました。ありましたがホテルからここに来るまで20分はかかりそうですね。9時前後のバスに乗ろうとすると、8時過ぎにはチェックアウトしていないといけなさそう。意外と厳しい日程になりそうです。


それにしても、大麻解禁を大げさに扱っているせいか、あちこちに大麻売ってますの看板がありますね。


微妙にエロい雰囲気のところもありますが、とりあえず通過します。

リゾート地の有名な飯屋はやっぱり殺人的に混んでいて……

夕食会場の候補として考えていたところは2ヶ所ありました。まずは、No.6というレストランです。

Google Maps ストリートビューより。

このストリートビュー画像見ている限り、それほど混んでいないと思うじゃないですか。ところが、行ってみてびっくり。長蛇の列です。

並んでまで食べるほどでもないので、この店は諦めます。

もう1つは、先ほどのジャンクセイロンの向かいにあるショッピングモールの地下にあるフードコートです。

Google Maps ストリートビューより。

こちらもロビンソンと同じくらいどこにでもあるデパート、センタンことセントラル。この地下にはBIG Cと同じくらい有名なスーパーマーケット、Topsがあって、さらに少し大きめのフードコートがあるようなのですね。こちらにします。

リゾートらしく、フルーツ絡みの夕食を。

売り場を一周りして、まあせっかくだから食べようか、というものが2つあったので注文しました。注文カウンターは別ですが、関わっている料理人は同じです。

一つは、カオオップ・サッパロット(ข้าวอบสับปะรด)。蒸しご飯、と言っていますが実際には炒飯です。パイナップルチャーハンをくり抜いたパイナップルに詰めた料理。正直これまで本でしか存在を見たことがない。本物を見たことがありませんでした。

もう1つがこちら。

ソムタムマムアン(ส้มตำมะม่วง)。普通のソムタムはパパイヤを削いで作りますが、こちらは未熟なマンゴーを削いで作るソムタムです。こちらを知ったのは先ほどの料理よりはずいぶん新しく、おそらく1,2年前。どちらもフルーツを使った料理ということで、リゾート地で食べるにはピッタリかと。

これに

ビールを別に買って夕飯です。

そうそう、こちらはフードコートなので、先に食券というかプリペイドカードをチャージして食べ物の会計はそちらで行いますが、酒の会計はこのプリペイドカードでは出来ません。別途現金精算になります*1

さて、肝心の味ですが、「可もなく不可もなく」といったところでした。チャーハンが辛くないのはしょうがないとして、ソムタムもそれほど辛くない。もう少し辛めのリクエストをしたほうが良かったかもしれません。まあ、自分にとっては2度食べる必要もないメニューだったのかもしれませんね。

さらに、帰りに追加でフルーツなものを買います。

イカシェーク。パン・テンモー(ปั่นแตงโม)って言ったかな。同行者はマンゴーシェイクを頼んでました。

ホテルに戻る前に、入り口のセブン・イレブンによって、センソムの小瓶と氷を1袋買って帰ります。正直、これで部屋飲みするから夜遊びする気にならないのかもしれません。

まあ、明日も朝はそこそこ早いですよ。

*1:クレジットカードも使えたかもしれない

サンダルを忘れたことにプーケットについてから気がつく(大阪経由でタイへ・2日目その3)

無事ホテルについて、チェックイン。Agodaで予約したからか、デポジットを1000バーツ取られそうになります*1。払おうとしたら、横から日本語が聞こえてきました。「あ、クレジットカードがあればそれでいいですよ」

そうでした。このホテルには日本語の話せる職員もしくは日本人が常駐している、というのが売りなのでした。ありがたかったので日本語で質問します。「プーケット空港に行くタクシーはここで予約可能ですか?」
「はい、ただ、うちの契約しているところになるので、1台900バーツになります。予約しますか?」
「あ、チェックアウトまでに考えておきますね」

まあ、ここですぐに決める必要はありません。それこそGRUB TAXIやスマートバスと比較して、一番いいのに乗ればいいわけですから。

ホテルは広すぎるけど、まあ部屋はいい。

このホテルは中央に少し背の高いビルがあり、その横に背の低いビルがある構造です。まあフロントのある側が本館、横が別館といった感じかな。充てられた部屋は別館の方にありました。


ベッドがシワシワなのはベッドメイキングが悪いからではなく、最終日のチェックアウト直前に撮ったからです。

バスルームはもちろんこれだけでなく、右側にトイレ、そしてその横にシャワールームがあります。シャワーだけならそっちのほうがいいな。もちろんこちらもチェックアウト直前の撮影なので、棚のタオルが乱れてますね。



なお、これらは夜に撮った本館および別館のバルコニーからの写真です。本館は自撮り棒でかならい

街なか散策と称して、サンダルを買いに

さて、ホテルについて、荷物を広げていろいろ確認をしている間に、まずいことに気が付きました。

サンダルを持ってくるのを忘れました。

これは、バンコクのホテルに預けてきた荷物から取り出し忘れたのではなく、日本で積み込むのをすっかり忘れていたのです。明日はダイビングで船に乗る予定ですし、裸足で靴を履くのはあまり好みではありません。これは買いに行かないと。

まあ、ビーチサンダルは売っているのは通る途中の売店で山程見てきました。問題はどこもわかる大きさで値札がないことで、これで値引き交渉とかしないといけないのはつらいです。少し高くても最初から値札がついているほうがありがたいな。

というわけでショッピングモールに行くことにします。
とはいえ、ホテルを出て正面の道は、露店通りです。島サンダルっぽいのもあるのでいちおう値段を聞いてみると100バーツ。まあ買えない金額でもないですが、微妙に品質と値段が釣り合っていない気がします。同行者は友人に頼まれて涅槃仏のマスコットが欲しいそうで。まあこの辺の量産品なら買って帰っても帰りにどこかで没収されることはないでしょう。聞いてみると160バーツが一瞬で100バーツになりましたが、まあ今買ってもしょうがないので情報として仕入れるだけにしておきます。

さて、このホテルから一番近いところにあるショッピングモールは、ジャンクセイロンになります。さっきのバス停からほど近いところ。

もうすぐ12月だからか、正面にはクリスマスツリーがあります。しかしなんでピンクなんだろうね。別に乳がん防止でもないだろうに*2

案の定、かなり広いショッピングモールですが、上の階はおそらく探すものはないでしょう。1Fにはブランドスポーツ用品店もあります。まああるのは水着ばかりですが、もちろんサンダルもあります。値段は1000バーツ以上。たぶんいいものでしょうが、1日しか使わないものなので、ちょっと論外です。

途中、広場っぽいところで、アウトレット系のセールをやっているところがあり、そこにもサンダルがおいてあります。さすがにさっきの露店にあるサンダルよりは物がいい。130バーツ。候補にして、もう少し先に行きます。ここスーパーマーケットあったはずだよな。

まず最初の建物を通ります。出口付近で、MK Goldを見つけました。ここでタイスキ食べる必要はないけれども、他に店が見つからなかったらここで夕飯でもいいかもな。

出たところにジャンク船を見つけました。ここの建物の名前の由来がジャンク船なのかどうかはよくわかっていません。よくわからないまま、船には向かわずに左手に向かいます。まあデカいねここ。

途中ロビンソンデパートを通ります。水着売り場はありますが、サンダルは売っていないようですね。あと不動産売ってるカウンターがありました。この辺で投資したい人が見つかるのかなあ。

そして、出たところに見つけました。Big-C Extra。

Google Maps ストリートビューより。

入って右側のほうからサンダルを探していきます。右側の方にはお土産品が並んでいます。たぶんばらまき用のどうでもいい感じの小物はここで買うと簡単に揃う感じですね。そういう向きにはここ、本気でオススメです。まあ、タイ2日目にそれを買うことはそれほどありませんが。

さらに奥から左に歩いていきますと。ありました。サンダル。2足で120バーツと非常に安いです。だいたい品質はさっきの露店に売っていたのと同じような感じ。値段だけならやっぱりこっちのほうが安かったですが、まあどう考えても2足は要らない。1足だけなら向こうのほうが安いし、ということで何も買わずに戻ってきます。

最初にみつけた130バーツのサンダル。あれを買うことにします。

*1:書いていませんでしたが、バンコクのホテルでも1000バーツ取られました。もちろん変なことをしなかればチェックアウト時に返却されます

*2:それはピンクリボン

パトンの混雑と物価の高さにビビる(大阪経由でタイへ・2日目その2)

通路側の席で外も見えなかったので、機中ではiPad機内モードにして、関空のラウンジでスクショを撮りまくったガイドブックを読んでおりました。まあ自分向けのガイドブックじゃないのであんまり役に立たなかったけどね。


そして、前エントリで御存知の通り、無事飛行機はプーケットに着きます。同行者が預け荷物が出てくるのを待っている間、こちらは給水*1。ついでに、GRUB TAXI利用推進のパンフがあるのでもらっておきます。

プーケット空港からのバスは3種類あった

さて、次の課題は、どうやってパトン・ビーチに移動するか。パトン・ビーチに限らず、プーケットの主な滞在地は、どこもプーケット空港からは離れているので、何らかの車で移動する必要があるのです。いちおう、検索でバスがあるのは調べていたのですが、わかる範囲ではそれは到着5分後には出発するようで、微妙に間に合いません。あとはロットゥーかな。タクシーとかはなるべく避けたいところです。

空港の到着出口そばにはツアータクシーの窓口があって、客引きが盛んです。そのうちの1人が声をかけてきたので、
「人数2人」と言うと、タクシーを勧められます。持っていた料金表にバンがあったので、
「ロットゥーに乗りたいんだけど」と言うと、「それは人数が多い人じゃないと乗れない」と返されます。
少なくとも、ここの客引きはロットゥーの窓口ではなかったようです。

いちおう調べていた範囲では、建物の外に出て左端の方にロットゥーとバス乗り場があるというので、そっちに向かってみます。そうしたら、バスが1台止まっていました。おや、もう出発予定時刻から5分過ぎているのに。時刻表からズレて運行しているのかな?

客引きしているタイ人に「パトン・ビーチ行く?」と聞くと「大丈夫」と言われるので乗り込みます。しかし、いっこうに出発しません。


そんなことはありませんでした。実は、空港からのバスは3つあるのですね。自分が調べていたのは「Phuket Smart Bus」というバス。これはこの案内ではP1にあたるバスで、これが一番本数が多いのです。

そして、P2はオールド・プーケット・タウンに向かうバス。自分たちが乗ったバスはP3でした。この案内だと一番下の黒い文字で書かれているやつになります。

よく見ると、たしかに左上に、Phuket Bus Expressと書かれていますね。

QRコード、上からWeb Site、Facebook、LINEへのリンクらしい

いちおうQRコードの拡大写真を乗せておいたので、それぞれのバスに興味があるかたはどうぞ。

しっかし、目的に一番近いバスに無事乗れたから良かったけど、そうするとロットゥーはどこで乗れたんだろうな。

無事パトンには着く

さて、バスですが、

基本的には海から離れたところを走りますので、ほとんど海は見えません。ただ、一部信号渋滞はあるものの、けっこうスムースに走っていき、1時間15分ほどでパトンに着きます。

着いたところのバスには、プーケットスマートバスの案内しかありません。しかもこのバス停には南下するバスしか停まらないようです。それはそうで、この道、北から南への一方通行です。おそらく、帰りにバスに乗るのであれば、南から北への道路を探さないといけないのでしょう。まあ、それは後の話です。バス停からホテルへはちょっとだけ離れていますので。


歩いて10分弱で、とりあえず入り口まで来ました。しかしまあ、ここまでのリゾートっぷりが印象とかけ離れています。パタヤでもウォーキングストリートはそこそここんな感じだったけど、プーケットは車が行く道路でもこんな感じか。10mおきくらいにツアー受付とサンダル売り場と仏像売りとTシャツ売りがくっついたような店が並んで、その間にシーフード料理店や外国人向けカフェがあります。わあ、エビの値段、日本と変わらないなあ。この辺では食事が出来ないな、と思い知らされる、というか、少しビビります。

入り口からホテルまでも、微妙に一般の施設が並んでいます。安ホテルとか、貸バイクとか。マッサージ店もありましたが、バンコクのいつも行っているところよりも100バーツくらい高い感じ。まあ、そもそも今回のホテルが「よくわからないので一番有名なホテルにした」ですからね。そういうところの周りの相場が高いのは仕方ないかもしれません。

さあ、チェックインです。

*1:自分が水を飲むのではなく、水飲み場で飲料水を汲む。アジアの空港には設置してあるところが多い

プーケットに行く飛行機はキャンセルされていた(大阪経由でタイへ・2日目その1)

翌朝でございます。

今回は朝食なしプランで泊っています。ここのバイキング評判いいけど、ちょっと朝食にしては高すぎるんですよね。おまけに来てからわかったけど、これまで朝食会場だったカフェ、フロント前にあったから一緒に工事で取り壊されてますしね。

そんなわけでホテルの横の横丁をそこそこ回って飯が食べられるところを探すことにします。

ここは実際にはソイ12

この横丁、ソイ・パヤナークって言ったような気がするけど、この通りと、そこを少し奥に入ったところで繋がっているソイ・ペップリー10の通りが相変わらずで、歩いていて楽しいんです。

猫もいます。

そうそう、朝食会場を調べるついでにコインランドリーや洗濯屋さんも探しています。着替え3日分しか持ってきてないんですよね。たぶん2回は洗濯する必要があります。幸いにして、少し高いけど使いやすそうなコインランドリーがありました。24時間営業らしいのはありがたいです。

ソイ・ペップリー10はそこそこの距離がありますが、けっこうにぎやかな商店街です。この界隈では唯一、パートンコーの食べられるお粥屋があると聞いていたので、その存在だけを確認して戻ってきます。さすがにこの距離を朝食のためだけに往復するのはつらいわ。

というわけで、候補は2,3軒に絞られました。1つはホテルからほど近いところにあるぶっかけ飯屋です。

Google Maps ストリートビューより。

いちおう看板はありますが、「ぶっかけ飯屋、南部地方」としか書かれていません。まあ最大限好意的に見て「ปักษ์ใต้ (南部地方)」ってのが店名なんだと思うことにします。

もう1つは、カーオーディオ屋(推定)の前にあるクウェティオ屋台です。

Google Maps ストリートビューより。

ここは過去にも何度か使ったことがあります、たぶん。

とは言うものの、ここは混んでいました。座席があれば少しぐらい提供が遅くても待つのですが、椅子がないところで待つのはちょっとアレです。というわけでまずはぶっかけ飯屋に入ります。というか、店頭で食べるものを受け取って中に入ります。

このシステムはだいたい共通です。ご飯に何をかけるか2つくらい選ぶ、それだけです。1種類だと少しだけ安いですが、まあ2種類くらい選びたいですからね。いちおうここは特別に3種類まではかけられるようです。

頼んだのはこんな感じ。

ここでは何を飲むかは聞かれません。こんな掲示があるからです。

飲み水はタダだけどセルフだよ、って書かれている

安定した美味しさがありますが、まあ、言うほど量は多くありません。というわけで、会計後、先ほどの店に行くことにします。


メニューがあります。ここ、ただの麺屋だと思ってましたが、実はイェンタフォー(発酵豆腐スープ)の店だったらしいです。でも今回はふつうの麺を頼むことにします。

唐辛子、砂糖など追加済

砂糖を入れるのを見られて、同行者には若干ヒかれますが、タイの麺は砂糖入れるものでしょ、とかなり無視します。


ぐちゃぐちゃにからまった電線は少しずつ撤去の動きがあるようですが、ここではまだ健在です。


食べ終わったら、帰り道にあるセブンイレブンで水の買い足しなどをしてホテルに帰ります。画面内に見えるオレンジの端末、これはけっこう重要で、おそらく後ほど使うことになるでしょう。

買った商品の1つがこちら。

偽ヤクルト

ドンムアン空港へ移動

予定している飛行機は13時台発です。国内線ですからまあ1時間前に空港についていれば間に合うでしょう。ところが、早め*1に食事を終えてしまったためすることがありません。しょうがないので、移動することにします。

ドンムアン空港へは電車とA1バスの組み合わせが王道です。BTSでモーチットまで行き、そこのバス乗り場に発着するA1バスに乗れば、終点がドンムアン空港です。この辺からは渋滞もほぼありません。なので時間が読めます。

バス停的には、ここはモーチットというより、チャトチャック公園らしい。

というわけで、予定より1時間ほど早い11時頃に空港に着きました。想定外だったのは、国際線ターミナル前で全員降ろされたことくらいです。今は国際線と国内線の両方に止まったりしないのね。まあ構内を歩いて、国内線カウンターに向かいます。

さて、受付カウンターはどこかな。

PDFの電子チケット受け取りを見ながら、DD530便の運行を確認しますと、赤字で[CANCELED]と書かれています。え?欠航?

よくわからないので、チケット販売カウンターに向かって聞いてみます。
「チケット買った便がキャンセルになっているんだけど」
「お客様のご予約した便はキャンセルになりましたね。あら、こちら、帰りの便もキャンセルになっています」
「それは困る。今日どうしてもプーケットに行きたいんだけど」
「それでしたら、30分後の便に振り替えますね。帰りの便もこちらで選びましょうか?」
「(まあ帰りはそれほど時間に厳しくないから同日ならそれでいいか)お願いします」
「これが新しい予約です。荷物預かりはプライオリティカウンターでどうぞ」
「ありがとう」

私はタイ国内の移動では預け荷物になるくらいの大きい荷物は最近持たないようにしているので、そのままボーディングブリッジに向かえますが、同行者はデカいスーツケース持ってますからね。これを預けます。あ、タイまで持ってきた荷物は昨日泊ったホテルに預けています。「ここの荷物預かり今工事中で狭いから当日預かりしかしてないんだよ」というのを拝み倒して預かってもらいました。「トップの俺が通すわけに行かないから、彼に頼んでくれ、チップもよろしくな」という謎のプロトコルを挟んでいます。まあ、今回の便にはオプションで預け荷物事前に可能にしてありますけどね。

それはともかく、預け終わって、セキュリティチェックを通過したのが搭乗開始5分前です。これ間に合うのかな、と思いつつ現地に到着した結果がこれです。

乗り遅れたわけではない

まだ飛行機が到着していません。どおりで待合室がガヤついているわけだ。

そもそも、この便、本来なら10時30分の便だったようです。いつ遅れたのかはわかりませんが、既に1時間以上遅れているわけです。
まあ、待っていたら来ましたけどね。

NOK AIRのNOKとは「鳥」という意味なので、機体にはくちばしが描いてある

最終的に搭乗時刻は1時間遅れました。まあ今日は移動のためだけに確保しているのでそれほど困りません。ただ、乗客が待ちくたびれていたのか、全く統率が効きません。アナウンスで「優先座席買った人入れたら、後ろの席から入れていくよ」と言っているのにみんな並びだします。まあ、アナウンスも聞き取りづらかったけどね。

さらに、機内での行動も民度が低い。飛行機が動き出してからも動画見ているファランがいます。

左1つ前の青いシャツの人

電話で話し続けている人もいます。
結果としてCAがチェックに2往復していました。無事飛ぶことを祈るのみです。

ま、これ書けているってことは、無事着いたってことですよ。

*1:と言っても8時台

夜景を見ていたら船を逃す (大阪経由でタイへ・1日目その5)

思ったよりも映画に時間がかかりました。まあ、それほどきついスケジュールではないので、ホテルにチェックインして早速夕飯方向に向かおうと思います。

早速、バスが渋滞にはまる

ホテルがBTSの駅に直結していますが、この駅の下にもバス停があります。このあたりけっこう交通が便利。今回はBTS乗って行ける方向にはないので、ここからバスに乗ります。地下鉄の駅にはこのバスが予定通り走れば、10分かからずにつくはずです。

予定通り走るはずがないんですけどね。

夕方から夜にかけて、この時間はバンコクの渋滞が激しくなる時間です。覚悟はしていましたがやっぱり渋滞にはまりました。ホテルの前はあんなに空いていたのに、その次の信号の通過に時間がかかるのですね。

同乗していた別の人が諦めてバスを途中で降りました。これだけ渋滞してバスが止まった状態になると、大抵はバス停にしか止まらないバスもドアを開けてくれます。こちらもそれから数分待って動かないので降りることに。

まあ、もう目的のバス停も100mかそこらしか離れていないんですけどね。

地下鉄も大混雑

地下鉄(MRT)の目的の駅はサームヤーン駅、チュラ大の最寄り駅です。そういえば今回乗ったバス、バス停がみんな「チュラ大前」だったな*1。こちらもそこそこ混んでいます。

特に混んでいるのが地下鉄の車内。東京の混雑時もこれくらいかな、と思わせる混み方でした。まあ乗る駅は数駅、サナーム・チャイ駅までです。こちらはバンコクの旧市街に最も近い地下鉄駅なんですね。

おすすめの博物館がこの駅に隣接しています。

ライトアップされてた

まあ、行われていたなんかのイベントはともかくとして、この時間にはもう博物館の営業は終わっています。ここを見に来るのはまた今度ということになるでしょうね。

ここ経由で、チャオプラヤ川の方に歩きますと、目的にしていた夜景が見えてきます。

路地の向こうに見える

ワット・アルンです。まあ、正直な話この路地から見るだけでもそこそこ絵になりますね。実際のところ、この写真に写り込んでいるカップルはこのあと写真を撮りだしてました。

一時期は韓国人で埋め尽くされていた(らしい)ルーフトップバーへ

ここで写真を撮るのが目的ではないので、もう少し先に歩きます。行き先は小さいホテルの屋上にあるバーです。ここよりもいい写真が撮れるのです。

こんなふうに。

Google Mapsでここの口コミを見ると、一時期このバーは韓国人観光客で埋まっていたそうです。どうも、韓国の芸能人がここ紹介したことがあるらしい。今日は日が沈んだ後に来たからか、それほど混んでいませんでした。

一番川沿いに近い席も、じきに空くので移動します。

正直な話、ここの飲み物は高いです。ビールの小瓶でも1杯300バーツを軽く超えます。カクテルだと安いのでも360バーツか。あんまり沢山頼んで長居する場所ではありません。まあ、それほど混んでいないので、急き立てられるような感もありませんが。

なお、ここは反対側にワット・プラケオも見られる好立地にあります。

移動する手段を1つ失う。

ここから今日の夕食会場へは、船を使う気でいました。チャオプラヤーエクスプレスボートです。ところがこの船、意外と運行終了が早いのですね。6時30分過ぎにはもう最終便が出ていました。

いちおう、王宮周辺はバスの周回地点であり、ここを通るバスは多くあります。とはいえそういう場所でバスが来るかどうかを判別するのは難しい。VIABUSで確認しても、こっちに来るバスがほとんど動きません。

こうなるとタクシーなのですが、この近辺を走っているタクシーはあまり信用できないのですよね。ここはGRUB TAXIかなと思ってアプリを開きましたが、残念な事に気が付きます。このスマホ、最近買い替えたのですが、それ以来全くアプリを開いていませんでした。そのせいでいくつか必要な設定がされていないことに気が付きます。

道端で設定をしていると、客待ちと思ったのかタクシーが数台止まります。これらのタクシーがどれもこれも、困ったことにメーターを使おうとしません。ダメ元で行き先を言ってみると、GRUB TAXIの提示する価格の倍くらいの値段をつけてきます。

まあ、こういうときにGRUB TAXIで値段の相場が見られるのはありがたいですね。わからないところで提示された金額が相場なのかどうかわからないのが交渉制タクシー時代の難点でした。値切ったり断ったりするにも自信をもって出来ます。

数台のちに、GRUB TAXIの提示価格よりも10バーツほど高いだけの価格提示をしたタクシーが来たので、まあここが潮時かと思って乗ることにします。

着いたのはムーガタ(焼肉)の店

"ピンクラオ橋まで"と言ってたどり着いた場所から数分、目的の店の看板が見えます

この看板の上部に書かれているのが、この店の店名"リムナム・ムーガタ"です。ムーガタは今回の目的である焼肉のこと。リムナムは"川べり"という意味で、実際この店は橋のたもとの下、川の隣にあります。

ありがたいのは、食べ物はほぼ全てセルフサービスだということ。ここ数年はコロナ対策があったのか、肉は全て冷蔵庫に入れてあって店員に注文する必要があったのですが、それがほぼ全て元に戻っていました。

そんなわけで、どう考えてもこの大きさに入らないだろ、という小さい皿に材料を盛って、ビールを別途頼んで、焼肉を始めます。

鍋の側面にはお湯が沸いています。ここに野菜を入れて煮込み、肉の脂をいれてスープを作ります。注意しないといけないのは、これ絶対に出汁じゃないことです。最終的にスープを楽しむわけじゃない。まあここではそんなことはあまり気にしません。

鍋の横には炭火の起こった網があってこちらで網焼きが出来ます。いちおうオプションなのですが、これも頼まずにはいられません。

この網で海鮮が焼けるのですね。ただ、この海鮮も実質エビだけでした。写真ではカニも焼いていますが、このカニにはほとんど身が入っていなかった。

なお、タレは赤いのが肉用、緑色がシーフード用です。どちらも辛いので持ち込める人は焼き肉のタレとかポン酢とか持ち込んだほうがいいかもしれない。

なお、ここの料金は焼肉・海鮮食べ放題が1人299バーツ、ソフトドリンクの飲み放題が1人39バーツ、焼き網の料金が1つ79バーツでここまでがセット。これにビールが別料金で大瓶1本109バーツ。先ほどのバーがどれだけ高いかがよく分かるというものです。

さて、1泊して明日はまた大移動が待っていますよ。

*1:正確には学部名もついている

誰も立たない映画館に戦慄する (大阪経由でタイへ・1日目その4)

さて、見たい映画は今朝アプリの更新ついでに、少なくとも今日まではやってることを調べてあります。問題は今日が最後の可能性があることです。映画が公開されたのは先月下旬。いくら人気があってもまあ映画が公開されているのは1ヶ月くらい。さらにタイの映画館の封切りはたいてい木曜日です。そうすると明日には映画が終了しているかもしれません。

戻るバスに乗ろうとするが、間違える(3ヶ月ぶり3回目)

とりあえず、この近辺には映画館がないので、映画館のあるバンコク中心部に戻ることにします。

あの左側のバスが止まっているあたりにバス停があるはず

この辺はバスの折返し地点にあたるのか、Google Mapsの経路検索があまり役に立ちません。こういうときは別のアプリを使います。

ViaBus

ViaBus

  • Intouch Marsvongpragorn
  • Navigation
  • Free
apps.apple.com
play.google.com
バンコク市内のバスだけでなく、一部のソンテウまで現在の運行状況を教えてくれるアプリです。もちろん100%の信頼はありませんが、下手するとGoogle Mapsのナビよりも使えることも多いです。特に現在バス停前にいるときには非常に便利です。まあ、使い慣れていないというか、入れたのを忘れていることも多くて役に立たないこともあるのですが、それはたぶん自分のせい。

あ、バスですが、台湾でやらかした間違いを今回もやらかしました。番号1番違いに間違えて乗って、行き先を告げたら「そこにはいかないよ」と。降りてチェックし直してから番号間違いに気が付きました。まあ、そんなこんなのうちに逃したわけではないので比較的助かりましたが。

映画のシート購入にはちょっとした制限があった

今回の目的地となる映画館は、というかいつもこの映画館になりますが、セントラル・ワールドにある、SF Cinema Cityです。本当にいつもここで映画を見ることになってるな。セントラル・ワールドもでかいデパートですが*1、その向かいにあるBIG Cもここらの建物としてはそこそこデカい建物です。ここで水を補給しつつ*2、映画のシートを予約購入します。

いちおう映画館は全席指定です。それでもって、比較的後方の席は少し高めです。まあ30バーツくらいしか変わりませんが。もちろんそこまでランクの変わる席でもないので、そこに隣接する一番近い安い席を選びたいと思います。今回は購入が1時間ほど前だったこともあって、既に購入者がいました。1人だけ。彼(女)の隣接席をわざわざ取るのもどうかと思ったので、1席空けて購入しようとします。ところがここでエラー。なんと、ここのアプリでは、座席購入で1席だけ空ける買い方を出来なくしているようです。封切り直後の映画だったら事情もわかりますけどね。1席だけ空いててもそこ買おうとするグループはいないでしょうし。でもこれもしかしたら今日が最後の上映かもの映画なのになあ。まあしょうがないです。とりあえず隣接して購入して、他に客がいなければ上映開始後にズレることになります。たぶんこういう客間のこだわり、タイ人にもあるんだろうからこういう制限つけてるんだと思いますけどね。

暇つぶしのついでにAIS絡みのアレコレを片付ける。

同行者が座って休みたいというので、これまで行ったことのないスタバに行ってみます。いや、スタバ高いですね。まあそんなもんだと思って適当に頼んで休みます。せっかくなので、Youtubeで予告編など見せます。こちら。


www.youtube.com

こちらもこれ以上の情報は全く持っていません。なんとなく映画撮影に関わる青春映画かな、とは思いますが「親友じゃない」というタイトルが若干の不安を感じさせます。ホラーじゃなきゃいいな。

そんなこんなで携帯だのタブレットをいじっていた時に、携帯絡みですることが残っていたことに気が付きます。そうです、空港で断られたアレです。

AISのショップはここにもありました。上映まであと40分ほどあるので、せっかくだからここで頼んでみましょう。同行者といったん分かれて、AISショップに向かいます。

「このクーポン使いたいんだけど、どの窓口に行けばいい?」英語で尋ねると、帰ってくる返事は一択です「英語のお客様」。
ま、そういうものかもな、と思ってそちらに行って同じことを聞きます。なんだかんだで係の人はさらにあちこちに問い合わせます。およそ10分かかりましたが、分かった結論は「このクーポンはK Bankのものですので、K Bankの窓口で出してみてください」でした。まあ、K Bankの窓口もたぶんこの建物の中にあると思いますが、流石に時間がないのと、もう1つやっておきたいことがあるので、それを頼みます。

「これとは別のeSIMが海外でSMSを受信できるようにしてください」

今回、メインで使っているスマホにはAISのsim2FlyのeSIMを契約していました。これを期限延長するかどうかは決めていませんが、延長するなら日本で延長できるようにしておいたほうがいいでしょう。こちらの設定は慣れたもので、数分で終わります。

映画館へ

思ったよりも時間がかかってしまいましたが、映画館に向かいます。チケットは予約購入しているので、チケットブースの無人販売機で、アプリのQRコードを読み込ませれればチケットが出てきます。

映画館は2段がまえで出来ていて、チケットもぎりの手前には今後上映予定の映画のポスターがあります。
こんなのとか、

こんなの。

もちろん、今回見る映画はどちらでもありません。先程予告編を貼りましたが、

(NOT) FRIENDS

こちらです。

しかしまあ、上映開始時間はわからないものです。14時開始だと思ったらそれは入場開始でしかありませんでした。予告編が始まったのはそれから5分ほど後、さらに10分ほど予告編だのCMだのが続きます。客席に誰もいないのは別に上映期間終了直前だからというわけでもなかったようです。

予告編がだいたい終わると、国王賛歌が流れます。
www.youtube.com
冒頭にあるように、これが流れるときには席を立つ必要があります。これはタイ人だけでなく、外国人も同様です。

ところが、隣に座っていたタイ人女性が全く立つ気配がない。さらに、賛歌が流れ終わった後、タイミングを図ったように5人ほどの男性学生グループが入場してきました。これもこの歌を聞く気がなかったんじゃないかな。

以前に映画を見た際にはまずありえない光景でした。なぜそうなったのかはわかりませんが、いろいろ変わるものだなあと思わずにはいられません。

映画本編はそれはそれで面白かった。

ストーリーについてはそれほど細かくは書きません。ただ、予告編でも冒頭で轢かれて死んだ男子高校生が軸となってストーリーは進んでいきます。彼とあまり深く付き合いすることに至らなかった転校生が、死んだ彼の遺作を偶然手に入れたことで、大学に推薦入学できるための課題「短編映画を作って提出する」のきっかけをつかみます。その映画づくりと原作となる遺作を巡って、死んだ彼の周囲にいた友達たちが動き出します。

この映画にはキーワードが2つあります。1つはそれほどでもないコメント「ある科学者の研究によると、人が友達に出来る人数は150人が限界らしい。150人を越えると一番疎遠な友達から忘れていく」。もう1つはもう少し深く「友達のことを親友と呼ぶようになるにはどうすればいいか。僕は、自分の秘密を最初に話した相手が親友だと思う」、というものです。

個人的には、展開が衝撃的な割には*3、ラストが若干弱いかなと思いましたが、これは見ておくべきかなと思います。あとで調べたら、興行収入はあんまりよくなかったみたいですが、たぶんこのレベルが作れていれば今後もgdhには期待可能かなと思います。

映画の後には、今度こそチェックイン、そして夜景だの夕食だのに向かいますよ。

*1:もっとでかいショッピングモールは郊外にあるけど

*2:諸般の事情で1日3リットル水を飲む必要があります

*3:詳細は省略します