買い物をハシゴして帰る (4日め)

テレビを見ていると……

台湾のテレビはいろいろな事情からだいたいCATV化していることで有名です。もともと日本のBSを見るためだったかどうかは忘れましたが、これまで泊まったどこのホテルでもNHKワールドプレミアが見えたりしました。日本のドラマも中国語字幕付きで放送されてます。6月に最終回を迎えた「私、定時で帰ります」が6月末に最終回を迎える形で台湾でも放送されていました。

そんななかとあるチャンネルで放送されていた「日本紹介」するTV番組

どこかで見たことがあるような地図が出てきて


どこかの連続テレビ小説で舞台になったようなビルが出てきて


同じ連続テレビ小説でやはり舞台になった駅を紹介する


男女二人の(おそらく)台湾人が


有名な地底湖を探検しているという、まさか地元がこんなところで見られるとは、という内容のテレビをやっていました。

テロップから検索してみると、たぶんこの番組です。

japan.videoland.com.tw
おそらく初放送は2016年の8月12日。3年経っても再放送されているんですね。

Youtubeに本編も公開されていました。

日本學問大前進岩手~三陸鐵道+龍泉洞篇

日本學問大前進岩手~流水蕎麥麵+淨土之濱篇

日本學問大前進岩手~甫嶺站老夫婦+戀濱站幸福鐘篇

そんな番組を見ていると、日本からLINEで通知があります。
「台湾にいるんだって?」
「お土産買ってきてよ」
「塩水意麺」
「雙連朝市にあるらしいよ」

塩水意麺、調べてみると台南の名物でした(塩水は台南にある地名)。ええ、今回食べそこねた意麺でした。まさかそれを頼まれるとは。

双連駅から、豆漿店へ

翌朝、7時ちょっと前に宿を出ます。朝市オープンは7時。朝ごはんを食べて7時半くらいになれば買えるでしょう。

双連朝市は台北車站からは行きやすいところにあります。台北車站を南北に貫く地下鉄、淡水信義線で乗換なしの2駅目だからです。雙連駅は出口が2つ、1番出口と2番出口がありまして、民生西路を挟んで南側と北側に出る感じです。雙連朝市は民生西路の北側にあるので、2番出口から出るのが行きやすいのですが、まあ1番出口でもそれほど遠くありません。

その2番出口からほど近いところにある豆乳店が「世紀豆漿大王」

先に注文して受け取ってお金払って、中で適当に座って食べるタイプの朝食店です。

鹹豆漿(しぇんとうじゃん)は最近覚えました。「スープ的に味付けした温かい豆乳」のことです。これに卵焼き入りのクレープ風パン、焼餅加蛋と揚げパン、油條を加えて頼みました。

さらに、油條を入れて水分を吸わせます。

水分が減るとなんとなく豆乳が豆腐っぽくなります。

朝市と文昌宮へ

さて朝市は世紀豆漿大王から公園を挟んで反対側です。

北上しながら歩いていくと、あちこちのブログで紹介されてもいる意麺売りはすぐにみつかりました。

頼まれてた意麺と乾燥ニンニクと乾燥タマネギをそこそこの量買ったら、ついでにおまけで生ビーフンをいただきます。

ちなみに意麺はさらに北上した文昌宮そばの店にもありまして、今回買った意麺一袋120元より少し安かった(100元)ので、急ぎでない方は一通り朝市を見て買うことをお勧めします。

で、文昌宮。ここの朝市は文昌宮の門前市なのかな、と思うくらいにジャスト朝市内にあります。

中に入って裏に回ると、線香が配られています。まあタダでもらえるっちゃもらえるのですが、近くに賽銭箱もありますので気持ち入れて、お勧めされている順番にお参りしましょう。

入り口側から、

入って左側の手前と、

左側の奥と、

右側をお参りして、

最後に中央にお参り。

いちおう学問の神様で、学問や出世に御利益があるそうですよ。

バスに飛び乗って、お土産を買いに

ここからいつものパイナップルケーキを買いに佳徳鳳梨酥に向かいます。
文昌宮のそばからですと、三重-基隆を結ぶ中距離バス、1802番が乗り換えなしで直行していることが検索でわかりました。
15分から20分に1本のバスですが、いい感じに待ち時間なしで飛び乗れます。

8時ちょっと過ぎにお店に到着。混んでいると入場制限のかかる店ですが、幸いにしてそれほど混んでいませんでした。
入り口の横に紙と鉛筆が置いてあって、箱入りの商品はこれにチェックを入れるだけで購入できます。今回はパイナップルケーキ以外のフルーツケーキにも挑戦したく、バラ入れの箱詰めにもチャレンジします。

買ったあとにバラしたものですが、鳳梨酥がいわゆるパイナップルケーキ、鳳黄酥がエッグタルト風パイナップルケーキ、残りの一つがクランベリーケーキ。ほかにもメロンやイチゴ、龍眼やサクランボなどのフルーツケーキもあります。1個あたりの個数は控えめで買ったのでほとんど味見できませんでしたが、メロンケーキは確かにメロンの味がしました。他のケーキもだいたいそのフルーツの味がしたようで好評でした。

この店で面倒なのが、クレジットカード決済。横の方に「皆さんの地元の通貨で決済できます」みたいなことが書いてあるんですが、クレジットカードの場合、現地通貨でない決済はだいたい損になるんですね。案の定JPYでの決済になっていて「台湾ドルでお願いします」と言う一手間が増えました。あとここは最低決済金額が(600元だったかな)決められています。パイナップルケーキそのものは1個30元ですから、20個くらい(12個入り2箱とか)まとめ買いしないと決済できないわけです。前に来た大陸系っぽい人は箱買いしてさらに現金決済してましたけどね。あれはあれで豪快だなとは思いました。

勢い余って牛肉麺も食べてしまう

あとは宿に戻ってパッキングし直すだけなんですが、乗ったバスはちょうど西門町の方に行くようです。まだちょっとだけですが時間があるようなので台北車站を通り過ぎて1駅。5分ほど歩いてしまいます。

台北車站の南西部には

「富宏牛肉麺」と

「建宏牛肉麺」という24時間営業の牛肉麺の店があります。噂によると元は兄弟の店だったとか。以前は「富宏牛肉麺」で食べたので、今回は「建宏牛肉麺」の方の味見をしようと。


自分の記憶が確かなら、お勧めは「綜合麺」なのですが、発音が悪かったのか普通の牛肉麺が来てしまいました。


まあこれはこれで美味しいです。とはいえ味付けは例によって甘めぼんやり、ですので近くにある牛脂で辛味つけ、酢で味をはっきりさせて。

ちなみに「富宏牛肉麺」ですが、

全く同じメニューだと思っていたのですが、こっちのほうが少し安いですね。

あと「建宏牛肉麺」ですが、ほぼ同じ名前で近くに別の店があります。同じ店の支店なのか、単なる便乗店なのか、台湾の興味はつきません。

急いでパッキングして、空港へ

飯を食べた直後ですが、昼飯のために肉まんじゅうとキャベツまんじゅうを買っていきます。

ほぼオールメニューが15元というわかりやすい店で、何度も利用しています。

さて、泊まっている宿に戻って15分でパッキングを終わらせます。空港には国光客運のバスと、桃園MRTの地下鉄があってちょっと国光客運のほうがちょっと安い(10~20元くらい安い)のですが、乗ってる時間は快速MRTのほうが短い(20分くらい早い)のです。とはいえ泊まっている宿から桃園MRT台北車站は少し遠いですし、空港でも駅と空港はバスの到着所よりは離れているのですよね。こうなると20分の差は駅まで歩いているうちに埋まってしまいそうですし、台北でパイナップルケーキを買いすぎて帰りの荷物はちょっと重いですので歩く時間の短いバスの方を選択します。

バスのUSB充電座が壊れているという問題はありましたが、渋滞もなくバスは空港に着きます。

ちなみにこれは「動画見て無料で石ゲット」な広告で出てきたゲーム。四字熟語でクロスワードやるゲームらしいのですが、日本ではおま国対応されててダウンロード出来ないようです。海外でCM動画見るとこういうことがたまに起こりますね。


あとはチェックインして荷物を預け、無人ゲートで出国手続きして、給水器でペットボトルに水を入れ、


搭乗が始まるまでに昼食を済ませ、


乗って帰るだけです。

なお、日本の税関はG20の影響もありやたらと気合いが入っておりました。タイと台湾の出入国ばかりしてる単身の男性だからより疑われたかな。

なお、帰りはえらくバスの出発が遅れたのでJR乗り換えはせずそのまま乗って帰りましたが、乗り換えて(遅い電車を)待って電車乗っても到着時刻は同じだったらしいです。

以上、たぶんつづきません。

今日買えるうちにお土産を買っておく (3日め・その3)

台北車站は広い

台北転運站ことバスターミナルに来るのは始めてでした。いつもはもう少し駅に近い国光客運の専用ターミナルで台北-桃園空港間を行き来するくらいでしたから。とはいえ、そんなに入り組んだ場所ではなくて、バスを降りて荷物を受け取り、エスカレーターで地下まで降りればあとは地下街が台鉄台北車站まで接続しています。ただ、接続はしているのですが、ここからがわかりにくい。地下街は梅田ほどじゃないですが入り組んでいますし、台北車站の場合、台鉄、高鉄、さらに地下鉄も含め全ての鉄道は地下にプラットホームがあるのです。道のりを間違えると通り抜けの出来ない道に入り込んでしまうことがあります。私はこれに今回もハマりました。前に高鉄から降りてハマった時以来、2度めです。逆に台北車站は地上部分が広場風の吹き抜けになっていますから、できるだけ地上部分を歩くことをおすすめします。

それはさておき、今回は宿に行く前に少し寄り道します。

この地下街の先に「誠品書店」という書店があるというのです。ホテルのそばの地下鉄出入り口そばにも誠品書店あるのですが、少し小さめ、こちらのほうが大きいというので一度見てみようと。

ちなみに店内の一部

そこそこボードゲームが置いてあるのがわかります。


まあ、ここであえて買うほどではないかもしれない。ちょっと最近の台湾ボードゲームについては調査不足の感が否めません。

台北車站は駅舎を囲むように地下街が出来ています。帰りは隣接する別の地下街を経由して

さらに、地下鉄乗り場のコンコースも通って

先ほど公開した地下街を含めて、この3つの全く違ったデザインの地下街が100mと離れていないくらいのところで隣接しているのが興味深いです。

今回泊まる宿はM8出口から徒歩1分もかからないところにあります。

狭い中でも広めの部屋が確保できました。


お土産を買いに

無駄に台北車站を歩き回ったおかげで、すでに15時半を回っています。明日の午前中には買えないおみやげを買いに出かけることにします。
台北車站の眼の前まで歩いていき262番バスに乗り、15駅乗って介寿国中で降り、そこから3分ほど歩くと、

微熱山丘ことサニーヒルズの台北店舗に着きます。
ここの店員はほぼひと目でどこの国の人かを当ててきます。そしてパイナップルケーキの試食を勧めてきますので、

あまり遠慮することなくいただきます。
平日の16時頃ですが、お客さんはそれなりに。でも、混んでいるというほどではありません。


そんなこんなで、小箱3箱ほど買って帰ります。ちなみに、帰りの飛行機で一緒になった人はダンボール一箱買っている方もいました。爆買いって中国人だけの特権じゃないなという気もします。


なお、このお店は現在は閉店時間が早まっているようです。18時閉店とのことなので夜に買いたい方は別の支店でどうぞ。


生ビールの角打ち

ここから一度行ってみたいところがあります。台湾ビール工場の売店です。
台湾ビールの工場売店に関しては情報が錯綜しています。数年前まではビール工場の北側にビアホールがあって、南側の工場からずんずん歩いていった先にあったのですが、現在はここはいったん閉鎖され、その後改装されてライブハウスになっているのです。

北側に入り口も出来ていて、ビール工場を突っ切らなくても行ける行き方が推奨されています。バンド演奏を聴きながらのビールも美味しいとは思うのですがまあ入場料もかかるし、今回の目的はここではありません。もう一つの場所です。

ビール工場の入り口から西に向かったあたり。西から歩いてきたらこちらの入り口に先に出会うと思います。

この中にある商店が台湾の酒販公社直営の売店なのです。中は撮影していませんが、ビールの他にもいろいろな酒が売られていますのでお土産に買うにはちょうどいいかもしれません。

この一角に立呑コーナーがあって、既に数人が談笑しながら飲み交わしていました。それはあまり気にせずに、レジに行って「Draft Beer Please」と言うと会計60元を済ませたのちその立呑コーナーのほうへ。泡少なめで注いでくれます。

本当に泡少なめでした。外の机と椅子で、蚊を追い払いながら1杯。

さらにもう1杯、今度は瓶ビールを頼もうと思います。冷蔵庫からビールを取り出し、生ビールコーナーに置いてあるグラスも取って、40元で会計。

18日以内で売り切るという生ビールです。直前に飲んだジョッキ含め、今回の台湾旅行で飲んだビールの中でいちばん美味しいビールでした。

なお、飲み終えた瓶とコップを返す際に「コップ売ってくれない?」と聞いたのですが買えませんでした。買えるときもあるらしいのでまた来て聞こうと思います。


歩いて熱炒へ

売店から歩いて10分くらいのところにある長安東路一段という通りには「熱炒」(るーちゃお)という居酒屋が集中しています。せっかくなので夕飯を混みだす前の熱炒で、ということでそこまで歩きます。

通りに面したところにたくさん海鮮が置いてあるのが熱炒の印かもしれません。


案の定まだオープンしたて、ほとんど人のいない店に入りました。


そもそもまだ店員がまかないを食べてる状態だったりします。


注文メニューは中国語ですが、横に日本語メニューがあります。


ビールはセルフサービスで冷蔵庫から取りに行き、お通しのガーリック枝豆をつまみながら料理が出るのを待ちます。


何はおいても、の空芯菜炒め。今から考えたら地瓜葉(サツマイモの葉っぱ炒め)のほうが現地レア感高かったな。


カエルの炒めもの。少々骨が多いですが、言われなければカエルとは思えません。
ビールだけでなくご飯も進むのがこの辺の料理のいいところです


ご飯はセルフサービスで取り放題です。

他に刺し身の盛り合わせも頼んだつもり(メニュー参照)だったのですが、いつまで待っても来ませんでした。まあ2品にご飯も入れてそこそこ満足でしたし、刺し身の請求もされなかったので良しとします。


宿に戻る途中でuBikeを見つけました。長安東路は微妙に台北車站からの交通の便が悪いので、これに乗れれば便利かもしれないですね。

宿周りでDVDを探す

一度宿に戻り、

帰りしなに買った臭豆腐と麺線を追加で食べて、お土産を置いてまたでかけます。今度探すのはマンゴーを剥くための果物ナイフと、DVDです。
果物ナイフについては売っているところになんとなくの心当たりがあります。宿のすぐそばにダイソーがあるからです。

店内からはAKB48の「桜の栞」が聞こえてくるなど「日本の店」を強調した感じの店内です。まあダイソー、だいたいのものはMade in Chinaな気もしないでもないですが。
折りたたみ式のナイフを40元で買って、ついでにDVDも探します。

1軒目は「佳佳唱片」地下にあるCD/DVDショップです。DVDコーナーの半分くらいはハリウッド映画。残りの半分くらいが邦画と韓国映画。タイ映画は他の国の映画とまとめて1段くらいでしょうか。残念ながら在庫のタイ映画DVDはほぼ所持しているものでした。英語字幕を求めて1本と、台湾映画を1本買うことにします。

向かいには中古CD/DVDショップ「愛楽唱片」があります。

電灯がついてオープンしている風ではあったのですが、書かれている営業時間的には終わっていました。覗いてみてもCDばかりが並んでいる風だったので今回は入らないでおきました。

さらにバラエティーショップ「光南大批発」にも行ってみます。

なんでも置いてある店ですが、1FはCD/DVDとスマホアクセサリーなどが並ぶフロアになっていました。残念ながらDVDは特に興味のあるものがありません。代わりと言ってはなんですが、台北行きのバスで壊れたイヤホンを探したところ、ステレオイヤホンマイクとして120元で売られていたものがあったので購入します。

この店の隣には「五大唱片(Five Music)」というCD/DVD店があります。

価格は他の店より少し高めですが、それ故かDVDにもマニアックな在庫がありました。

ベトナム版「あの頃、君を追いかけた」と謳っている台湾版DVD。左側に見切れているのは「Die Tomorrow」というタイ映画、右側にあるのは「15+ IQ KRACHOOT」という下ネタギャグ満載のタイ映画ですね。左側は既に購入済み、右側も字幕も入っていないのにタイ語版何故か買ってますので今回は買いません。ベトナム版の「あの頃、君を追いかけた」は若干気になりましたが、も中国語字幕しか入っていないようなので今回は見送ります。とはいえ2本買って。

今回買ったDVDは計4本になりました。タイで直接買うのと違って、英語字幕が入る可能性が高いのがいいところです。

ちなみに、ベトナム版「あの頃、君を追いかけた」と称する映画は現地名を「4 Năm 2 Chàng 1 Tình Yêu」というようです。

Phim chiếu rạp "4 NĂM, 2 CHÀNG, 1 TÌNH YÊU" OFFICIAL TRAILER

興味のある方のために、「Die Tomorrow」と「15+ IQ KRACHOOT」の予告編も貼っておきます。

DIE TOMORROW (INTERNATIONAL TRAILER)


15+ IQ Krachoot (2017) - Trailer

マンゴー食べるよ

昨日おまけでもらったアップルマンゴーですが、

日本には持ち帰れないのでここで食べる必要があります。
宿のダイニングに行きまして、ここに先ほど買ったナイフで切り込みを入れていきます。


ここに縦横に切れ目を入れて


いい感じに。
ごちそうさまでした。

ちなみに途中で食べた臭豆腐と麺線の店は「阿泉面線」といいます。

つづく

昼行バスでゆっくりと台北に向かう (3日め・その2)

ホテルをチェックアウトして、バスターミナルへ

今回2泊したホテルともお別れです。

そろそろ日も登ってきて、青空もいい感じ。そういえば曇りがちな2日間でした。

T-Bikeを山ほど使ってきたのに、T-Bikeそのものの写真はほとんど撮っていませんでした。唯一残っているのがこの誤操作で撮ったと思われる写真。

途中の「漫画の森」も開いている時間に来ることはありませんでした。

昨日のエントリでも書いた通り、ホテルから駅までは上り坂なのですが、それほどキツくもないので5分ほどで到着します。もちろん使用料0元。いい感じで台南のバスターミナルへ到着します。

台北までのチケットは430元。桃園から乗り継ぎで来たのが45元+405元だったので、それよりは安いですね。

いちおう、台北から桃園に行くには100元ちょっとかかるので、もし桃園空港-台南をバスで行き来したいならU-BUSの乗り継ぎが一番安いということにはなります。

チケットを買ったところで、飲み物やら食べ物やらを買い込みます。路線バスとは違って高速バスは飲食物が持ち込み可能なのです。ティースタンドでアイスミルクティーを、コンビニで鶏肉飯おにぎりとパパイヤミルクの500ccパックを購入。

バスは5分前くらいにターミナル前に着きます。

10時、定刻にバスは出ます。

台北行きのバスはノンストップではない

来るときは真っ暗でかつ台南の土地勘もよくわからなかったのですが、だいたい来るときと同じような感じで帰るときもあちこちのバスターミナルへ寄ります。

まずは塩行転運站

時刻表には鹽行と旧字体で書かれているバス停でした。定刻通り出発の20分後に着きます。近くにインターチェンジがあるのでそこ対応のバス停なのかもしれませんね。

ここから高速道路に乗って、1時間弱でいったんインターチェンジを降りて

モーテル(汽車旅館)をぐるっと回って、着くのが新営転運站

なお、モーテルは夜来たときにはこうこうとネオンが灯っていました(うまく写真には撮れませんでした)が、別に単なる連れ込み専用、というわけではないようです。そういう用途にはガッツリ対応してそうではありますけどね。


新営そのものも、そのうち来てみたいような気はします。

バスに乗って2時間、まだまだバスは走っていますが、そろそろお昼に。

生ジュース的に絞らないパパイヤミルクもフルーツ牛乳的に美味しいもんです。そしておにぎりは関西風?かどうかは知りませんが味付け海苔で巻くタイプ。鶏肉飯もなかなか美味しい感じでした。

なお、12時半近くには台中の中港転運站で休憩

非常に効率的なバスターミナルみたいな気がします。

台北は10番乗り場

併設されているコンビニ風売店「新東陽」で軽食を買い足して


バスに戻ります。

軽食はわかりにくいですが、おでん系の串物が2種類3本。2種類というのは、片方がおでんで、片方が滷味(るーうぇい)という料理として売られていたのでした。おそらく違う料理なのですが、同じ練り物を買ってしまったからか、そのうえ同じ袋に入れてしまったからなのか、あまり味の変化がわかりませんでした。しょうがないな。

ここからさらに1時間半ほど。桃園の経国転運站というところにも止まった気がします。

ここでは休憩というほどの停車時間はなく、そこから30~40分で台北のバスターミナルに到着です。

つづく

朝から並ぶ牛肉湯と並ばない牛肉湯の店をハシゴして、並ぶことの価値を考える (3日め・その1)

せっかくだから行列の出来る店に並んでみるかね

1日めよりは長めに寝た気もしますが、それでも6時には目覚ましが鳴ります。ダラダラして7時頃ホテルを出ます。昨日のうちに「ホテルの自転車ならタダで貸すよ」って張り紙を見ましたしそっちのほうが安いのですが今回もT-Bikeを使うため最寄りのステーションへ


なんとなく地方都市って感じがする町並みです。


朝からそこそこ暑いんですが暑さが画面に写らないのはありがたいですね。

前日使っていたところとは別のところにあるT-Bike Stationです。

ここから5分ちょっと直進して南下したところにあるのが

「六千牛肉湯」という牛肉湯のお店。

4時だか5時から開いている店であり、席は満席の上さらに20人ほどが並んでいます。


雰囲気は「ガイドブックの写真に載る台南」って感じです。


食べ方の看板があります。「肉はあんまりたくさん外に出してると美味しくなくなるよ」って書いてあると思う。


肉のほかに、肺、心臓、レバーとか入りもあるらしい。「白飯」の中国語読みをいっぱい練習してブツブツ言ってたのですが、店員に「ご飯は?」って日本語で聞かれて練習が無意味となりました。ありがたい。


牛肉湯に白飯、ショウガ入りのソースはセルフサービスで前金払いでした。


スープもタレも微妙にボケっとした味ですが、これはこれで美味しい。


食べ終わり。ボケっとした味が苦手な方は奥の方の辛味ソースをつけるとピリッとします。おそらく茶色いのは胡椒ソースじゃないかなって気がする。

なお、並んで30分、座って10分ほど待つ超行列店(自分的に)でした。

もう一軒の牛肉湯の店にも行ってみる

牛肉湯そのものはおかわり自由ですし、ご飯も1杯10元とまあここで腹を満たしてもいいのですが、せっかくなのでもう一軒行ってみようと思い、もとのT-Bike Stationに戻ります。自転車そのものは片道5分程度ですがStationに置けなかったので放置時間も利用時間に含まれまして、合計で20元くらい。今回のT-Bike利用で一番高くなりました。


ライチー売り。買いたいのですが手元にはまだ生マンゴーが1個残っています。

ここを少し東に歩いたところにあるのが「永楽市場」。

そこの外郭部分にある「永楽牛肉湯」という店に行ってみようと思います。写真では手前から5番目の看板のところにあるお店です。

並ぶこともなく、カウンターに座って牛肉湯を注文。

さっきのところよりも20元ほど安いですね。ここも先払いのようですが、さすがに品物と引き換えではありました。

つけダレとショウガはここではセルフサービスではなく、一緒に出してくれます。

味はというと、六千牛肉湯とほとんど同じですね。正直一見の者には差がわかりませんでした。自転車使うほど遠くなくて、行列作るほど並んでなくて、大した差じゃないけど安くて、味もほとんど変わらない。一部の人が「なんであそこに並んでいるのかわからない」と言っているのかなんとなくわからないでもなくなりました。


Google評価はあんまり変わらないけど、評価者は10倍近く(8倍か)違いますね。

つづく

最後の二番館での映画鑑賞を終えて、夕飯を食べる (2日め・その5)

今回の旅の目的はほぼ終えてしまった

今回の旅行記については「最後の二番館」をしつこく連呼していたわけですが、いちおう「最後の」が付く理由はないわけではないのです。もちろん全美戯院が台湾に唯一残った映画館だ、という意味ではなく、今回見た「限時好友」を上映していたのがこの映画館だけだった、ということではあるのですが。

さて映画をのべ3本見たところで思ったのは「これならなにかおやつも持ち込めばよかったな」ではありました。全美戯院は持ち込みがかなりゆるくて、「仮面飯店」を見ている最中もおやつを取り出すためにビニールをがさこそやる音が響いたりしました。ケータイの着信音もありましたね。気になる人がいるのはわかるのですが、あのくらいゆるいほうがいいのでは、という気分になるところもありました。そのへんは金額と「入れ替え制じゃない」みたいな部分のかもすところなのかもしれません。

夕飯についてはあまり考えていませんでした。せっかくなので夜市にでも行こうかと思っていましたし、近くにあればタウナギの意麺も食べたくはあったのですが、見かけたのが「咖哩飯」ことカレーライスの店です。

日本統治時代に持ち込まれて台湾的発展をした由緒正しい台湾メシで、なんとなくこれをテイクアウトしました。店の人は「店内で食べるかい」って言われたしそのほうが写真映えすると思うんですけどね。

玉井や林百貨店で買ったお土産品もあるので、これを部屋に置くためにいちどホテルの部屋に帰ります。

カレーを食べて。

例によってT-Bikeで花園夜市に向かいます。

途中でアプリで調べると「花園夜市のT-Bike Stationは満車だよ」という情報が。悩ましいのですが途中の公園で停めて歩くことにします。夜になっても暑いです。自転車こぐと風で涼しいのになあ。

花園夜市へ

歩くこと5分ほどで花園夜市に到着します。

夜市。大したものがないとわかっていてもワクワクしますよね。

とりあえず飲み物を買おうと思ったのですが、パパイヤミルク屋さんは微妙に混んでいましたので後回しにします。

今回狙っているのは臭豆腐です。

ちょうど揚げる直前の現場に出くわしました。

これに付け合せのすっぱいキャベツなどを乗せて

一人前出来上がり。

今回撮った食べ物の写真の中でいちばん映えているような気がするのは気のせいでしょうか。


隣にはタイのクレープ風食べ物である「ロティ」の屋台があります。中国語も読めなくはないのですが、今の自分にはその下に書いてあるタイ文字のほうがよほど読みやすかったりもします。
ちなみにタイ料理屋台、この他にもソムタム屋台があったりしました。青パパイヤは日本より手に入れやすいでしょうから作りやすいでしょうね。

食べ終えてパパイヤミルク屋台に行くと、先ほどよりは空いていました。

パパイヤミルク(木瓜牛奶・むーぐおにょーない)を一つ頼みます。

コップいっぱいに作って、ビニールの蓋をして出てきます。60元。そういえばこのパパイヤミルクを飲むのにもストロー使いますね。台湾はそのうちプラスティックストロー廃止するそうですが、どんな風にこの辺対応するのか、気になりますね。

パパイヤミルクを飲みながら残りの屋台をひやかします。

カジキのさつま揚げ。


葱を入れた薄焼き的なお好み焼


地瓜とはさつまいものこと。さつまいもをフカフカもちもちに揚げたボール状の食べ物ですね。


たぶん非公認ですが、キティさんの仕事の選ばなさの一端ではあります。


新宿・横浜店という謎のたこ焼き店を見ながら夜市を後にします。

帰りの自転車確保のためにT-Bike Stationに行ってみると、自転車を停める場所は山ほどありました。一時間のうちに隙間が増えたのか、アプリの情報が更新されていなかったのかはわかりません。まあ自転車があるうちに帰ろうと思います。

ちなみに最寄りのStationの方に停めたときもBike Stationのカードの効きは微妙にダメで、それに悪戦苦闘しているときにホルダーに入れたスマホを回収するのを忘れました。一緒に停めた別の人に指摘されたので紛失は危うく避けられましたが、ホルダーやばいな。

今回泊まっているホテルの難点は、このBike Stationよりもコンビニが遠いことです。帰りにコンビニに寄ってから帰ります。

路地がいちいち美しいです。

今回唯一口にしたタピオカミルクティ。味はまあまあ。

クラシック台湾ビール。普通の台湾ビールより安いですが、この値段差だったら普通の台湾ビールのほうがいいかもしれないな。

つづく

最後の二番館に入って二本立て映画を3本見る (2日め・その4)

いよいよ今回のメインイベント

正午過ぎの台南は小雨でしたが、まあ傘をさすほどではありません。自転車をステーションに置いて映画館に着いたのは13時の10分前くらいでした。

全美戯院というのは台南の観光名所にもなっている、手描き看板が有名な映画館です。

地元にもつい最近まで手描き看板あったんですが、描いてた人がなくなってなくなりました。今日(6/27木曜日)が上映最終日なので、看板そのものは次に上映されるものに差し替わってますね。左は「シャザム!」「アリータ: バトルエンジェル」「キャプテン・マーベル」でしょうか。一番右がわからなかったので調べたのところ英題「Extreme Job」という韓国アクション映画のようです。

チケット売り場も由緒正しい感じで入れ替えなしの二本立てです。

もう1本の「仮面飯店」つうのがなんの映画かわからなかったんですが、見たいのは「限時好友」(FRIEND ZONE)です。入れ替えなしですから1名ぶんを示すように指1本立ててお金を出せばチケットは買えます。

それにしてもチケット売り場右上に書かれている「蜘蛛人」って「スパイダーマン」のことだと思うんですが、漢字で書かれるとなんだかアクション映画というより怪奇映画風味が増しますね。「バードマン」なら笑い飯のネタになりそうな気もしないでもないです。

チケットは1枚140元でした。大体500円ってところでしょうか。さすが二番館、安いです。

映画館は2スクリーンあって、B館は2階です。階段を登っていくと、雰囲気のある廊下に出ます。

左手にあるドアを開けると、そこが座席です。いい感じに急ですね。本当に、在りし日の盛岡東映を思い出させる映画館です。

スクリーンもでかいです。でかすぎてこれだけ横画面で撮ってしまいました。

観客もそこそこいる

平日の昼間ですからそれほど観客いないかな、と思っていたのですが、10分前の段階で10人くらいは座っていました。1人は明らかに持ち込みの弁当を食べています。ああここは持ち込み可なんだなと思って、自分も先ほど買ったちまきを食べることにします。米は餅米で、大きさを超えて食べでがありました。

自分が入ったあとも十数人の人が入ってきて、30人強で上映開始です。

一瞬Google翻訳を試してみて、諦める

ところで、最近Google翻訳はカメラ入力が出来ることをご存知ですよね。特に英語絡みの場合はリアルタイムで翻訳結果を上書きしてくれたりもします。予告編の最中にその機能を試してみました。やってる外見的にはグレーですが、記録不要で翻訳可能なため盗撮にはあたらないと判断しました。

結果的にはバッチリ中国語字幕を英語翻訳可能でしたが、実際には使えませんでした。字幕をきちんと範囲内に収めないと翻訳できない上に、そちらの結果を読もうとするとスクリーンを全く見られなくなるのですね。実際、3つか4つあった予告編の1つについては全く記憶に残っていませんでした。これじゃ映画を見てることにならない。万が一中国語字幕しかなくても気合いで読もうと決意します。

いよいよ本編開始。字幕は……

GDHに「gross domestic happiness」の英文字が付いた(私にとっては)おなじみロゴが流れて、本編開始です。ありがたかったのは中国語字幕の下に英語字幕も付いていたことでした。タイ映画を台湾で見るときには英語字幕付いてくる、ということだけははっきりしたことになります。これ事前に調べてもわからなかったので非常にありがたいことでした。そしてGoogle翻訳など使う必要ないこともわかります。

とはいえ、英語字幕もそうそう読みやすいものではありません。時々全く知らない単語が出てきたり、よくわからない熟語が出てきたりします。「period」*1とか「slut」*2とか「break up」*3とか、意外と大学入試にも出ない言葉で、こうやって英語字幕のついた映画を見まくって覚えた単語がいっぱい出てくるの見ると、「英語字幕を見ながら英語を覚えよう」ってやつがどこまで役に立つのかよくわかりません。ついでにいうとタイ映画は文化圏がハリウッドとは違いますので「monk」*4に始まる仏教用語も次々出てきたりします。まあ何もないよりはマシなのは事実です。

「FRIEND ZONE」はラブコメですが、主人公2人の関係が「友達以上恋人未満」っていう微妙な間柄ですので、基本的にはラブよりコメディのほうが多めです。特にこの類の映画では股間に肘鉄を食らわせるとか、酔ってしなだれかかった相手に酒をリバースするとか、ヒロインに野グソさせるとか下ネタも山ほどあります。そのいちいちで観客に笑い声が起きます。同じ映画ではないですが、タイでgdh映画を見たときとだいたい同じ反応です。なるほど、そのへんもタイ映画が台湾でも公開される理由なのかなと感じました。

また「FRIEND ZONE」はASEANを中心に中国を含めた世界をまたにかける映画でもあります。ヒロインが付き合っている相手が、「免税店のキャンペーンCMのための歌を作る」という理由で北は香港、東はフィリピン、南はマレーシア、インドネシア、西はミャンマー、さらにカンボジアベトナムラオスとレコーディングしているからです。台湾は舞台に入っていませんが、香港は山場の一つですからそこそこ中国語も聞こえてきます。主人公が中国語でお経を読んでいるところでは理由はわかりませんが笑いも起きていました。なるほどそういうものでもあるのだなという発見もありました。

あとは知らないうちに、タイでも英語が当たり前になっているなと感じました。「アイ・ファイン・サンキュー・ラブユー」という、gdhの前身であるGTHという映画会社が2014年に作った映画*5があるのです。
www.youtube.com
この映画は「英語が喋れないタイ人」と「タイ語が喋れない日本人」の国際恋愛の後始末をさせられる英語教師が主人公の映画なのですが、随所に「喋れないタイ人がしゃべる英語」のあるあるネタを放り込んで*6爆笑コメディにしていました。今回は「世界をまたにかける音楽プロデューサー」と「その音楽プロデューサーのマネージャー」と「国際線にも乗る男性キャビンアテンダント」というまあ英語が話せそうな組み合わせとはいえ、普通に英語を話しているのですから、5年でずいぶん変わったなという印象でした。あとついでに今回「タクシーつかまえて」が「Grab a taxi please」で済むという知識が増えました。
映画の内容ですが「友達以上恋人未満」のガールフレンドの恋人に浮気疑惑が発覚、という時点でラストは想像付くと思います。思いましたがgdhは過去に「真実の愛を見つけたと思ったけどそれは翌日まで続かなかった」みたいなラストにした映画もありますから油断なりません。なりませんが今回は想像の通りでした。それはそれで安心して見ていられるのがgdhですし、最近の大ヒット邦画みたいにネタバレを恐れて何も言えなくなってしまうこともないのはありがたいことです。

いつも目にしてはいたが気にしていなかった「仮面飯店」の正体は

NGシーンが挟まれたために途中で帰る人も少なく、終わりまで安心して「限時好友」は見られました。ここで一旦退場してあらためて2時間後にお金を払ってもいいのですが、どうせタダなら「仮面飯店」も見てもいいのかなと思わなくもありません。ここに座るまで映画情報だのチケット売り場だので何度も目にしていた「仮面飯店」ですがどこの映画かも知りません。台湾映画ならそれはそれでいい経験になるかな、わからなければわからないなりに昼寝タイムになるかな、などと思って席に戻り「仮面飯店」を検索して調べてみますと、wikipediaの以下の項目がヒットします。
zh.wikipedia.org
邦画じゃねーか!
言われてみれば「飯店」は「ホテル」のことでした。よくよく考えてみれば直訳の題名だったわけです。日本で公開されていたときには全く興味のない映画でしたが、せっかく出会ったのも何かの縁です。ここで見ていくことにしました。なお、客席は数人が帰り、十数人が増え、40人近くになっておりました。台南の二番館、人気あるな。

邦画には英語字幕は付かない

台湾で上映される映画は、中国語の映画でも字幕が付くというのが台湾あるあるなんだそうです。台湾は普段から中国語が3種類くらいあるので、字幕がないと困る人もいるのだとか。それが理由のようなのですが、まして邦画なら中国語字幕は付きますよね。

中国語についてはほとんど勉強していません。豆知識的にいくつか言葉を知っているだけですし、CMの悪影響で、私が数を数えれば「いー、りゃん、さん、すー、うー、ろん、ちゃ」になってしまいます。その程度の知識で見ていると、特にギャグを狙っているわけでもない字幕もたまに面白く映ります。

木村拓哉扮する新田刑事に、小日向文世扮する能勢刑事が「新田さん」と呼びかけると、字幕は「新田先生」になるのですね。確かにその訳し方で正しいはずなのですが、木村拓哉小日向文世より明らかに若いですからね、そこで先生、呼びされると吹き出してしまいそうになります。

あと、これは元からそうだったのか、映画館の環境なのかはわかりませんが、日本語のセリフ、小さいですね。台湾の人間は日本語のセリフを聞いてないのでそれほど困っていないのですが、中国語がよく読めない自分としては「俺達は意味のあるセリフを語っていない、雰囲気で喋っている」並みにBGMに紛れるセリフを語られると困ってしまいました。それこそ英語字幕があればよかった。

まあ逆にここに英語字幕がないことでわかったことがあります。タイ映画の英語字幕は台湾でつけたものじゃないってことです。タイ映画はタイで上映されるときにも英語字幕が付くことが多いのですが、その字幕入りフィルムに中国語字幕をつけたのが先だっての上映バージョンだってことですね。これはこのまま続けてほしいところです。

さてマスカレード・ホテルですが、先ほどの「FRIEND ZONE」に比べて明らかに下ネタは少なめでした。微妙な笑いがあるところはあって、髪型にクレーム付けた場所が従業員用理容室の前だったりとか。とはいえ何でそこで笑うのかはわからなかい部分も多かったのが若干気になりました。まあこちらの映画はミステリーであってコメディじゃないですから笑いは少なくてもしょうがないかもしれません。

あと木村拓哉といえば素人がいちばん欲しがる「ちょ、待てよ!」はありませんでした。似た言葉はありましたけどね。

2回めの「限時好友」は落ち着いて見られる

少しの休憩があって、2度めの「限時好友」です。だいたいの筋はわかりますので、今度は冒頭にヒロインと一緒に乗っている人がヒロインの父であることもわかって見ていられますし、その人が「チョンブリーに出張」しようとしていることも字幕から読み取れます。GDH(というかGTH)の過去映画に関する引用があったりもしますが残念ながら私その映画まだ見ていなかったりもします。調べないといけないなと思うことしきりです。主人公がフライトアテンダントであることもあって地名紹介はIATAの3レターコードを展開して出てきますが、他の地域は国名まで出てくるのに対しHKG(香港)だけは下に国名が出ないのはいろいろあるなと時節柄思ったりもしました。主人公とヒロインは10年近く付かず離れずの関係を続けているので高校時代から社会人まで同じ人が演じているのです。こういう場合「こいつに高校生役は無理があるだろ」ってツッコミがあってもいいのですが、タイだと女子高校生はなぜかポニーテールにするという傾向があるので、まあうまいこと記号化できるなと思ったりもしました。結婚式のシーンがたくさん出てくるのですが、主人公とヒロインの両親は双方とも離婚しているのですね。ラブコメでくっつくはなれる山ほど出すのは面白い視点だとも思いました。

GDHの映画の常としてタイアップが山ほどあるのですが、今回は常連のタイ生命保険はなし。常連のタイアップ先としてはHONDA。今回もデートでバイクの2人乗りシーンに登場。主人公がタイ航空のフライトアテンダント役だったことと世界をまたにかけることもあって、タイ国際航空の機体は山ほど登場します。サイアム商業銀行(SCB)は冒頭でロゴ出してましたが、それ以外にもQRコード決済のシーンで登場しました。食品会社のMaliは「Brother of the year」でも登場しており、その時は練乳チューブを直接食べるシーンで、今回は焼き鳥にチョコソースをかけて「フュージョン料理」とうそぶくシーンで登場。どちらも先方が望む食べ方ではないような気がしておおらかです。同じようにおおらかっだったのは飲料水のCRYSTAL。空港の所持品検査で持ち込めないペットボトルを捨てるふりをして拾い、ラベルを見せつつ一気飲みして改めて捨てるという鮮やかなシーンにゴミ捨て役のグランドホステスが「なにかタイアップCMみたいな光景だったわ」とぼやくというタイアップを見せるというもの。免税店のKING POWERは件の音楽プロデューサーが作っているCMのクライアントですからそのままCMとしても登場。スマホ会社のOPPOは特定できませんでしたが、おそらく登場人物の使っているスマホはほぼOPPOでしょう。唯一登場人物が全く使っているように見えないのにスポンサーロゴが出てきているのが動画配信のHOOQで、ここは日本未展開のLINE TVともども東南アジアでNetflix的動画配信の覇権を握ろうとしている巨頭ではありますがここが出てくるとなるとタイからDVDは出てこないかもしれません。Brother of the yearもタイ発でのDVDは出ませんでした。タイではDVDが違法コピー蔓延のせいか売れていないようですからこの傾向は続くのかも知れません。

つづく

*1:生理、月経

*2:ヤリマン

*3:恋人と別れる

*4:僧侶

*5:これもラブコメです

*6:日本のそれと大差ありませんのでだいたいわかります

最後の二番館に入る前にちょっとだけ台南市内を観光する (2日め・その3)

台南から玉井までは片道1時間半もあれば行き来出来る。

前のエントリにも書きましたが、Google mapで台南車站から玉井汽車站までのルートをバス利用で検索すると、片道3時間半近くのルートが表示されます。もしかすると、マンゴーの最盛期、かつ休日などで渋滞になっているときはそのくらいかかるのかもしれません。


実際最盛期には臨時の駐車場など作られるようでもありますし。

でも、今回朝イチともいい切れないくらいの時刻に台南を出たバスは1時間半で玉井に着きました。帰りのバスも同じくらいです。Googleが何を参考にしてバスの所要時間を計算しているのかは知りません*1が、直せるなら直してほしいところではあります。

ということで10時半ごろ玉井からバスに乗って、正午すぎに台南に戻ってきました。映画館の映画が始まるのは13時からなので、昼ごはんなど用意して映画館に向かおうと思います。

再發號肉粽と林百貨

まずはトイレです。台南汽車站の北站前には有料のトイレもあるのですが、建物の裏手には無料の公衆トイレもありました。無料ゆえ紙など準備されていませんが、コンビニでビール買うついでに紙も買ってトイレに入ります。ここから例のT-Bikeで南下します。

まず行ったのは再發號肉粽。

中華ちまきの専門店です。行きの飛行機の記事にあったちまき店とは違いますが、ここも有名店のようです。
特製ちまきはふつうのちまきの倍の大きさで値段も高めですが、1つを持ち帰りで注文します。

これはあとで食べるときに撮ったもの。豪華中華ちまきらしい具だくさんなボリュームたっぷりのちまきでした。


また南下して向かったのが林百貨。

戦前の日本統治時代にはその名前そのままのデパートとして運用され、

現在は台南のお土産店として観光名所になっているところです。


ここで買いたかったのが「台南名物の食べ物」を載せたトランプ。
5階建て(屋上まで含めると6階ある)のほとんどがセンスあるお土産品売り場なのですが、屋上の鳥居跡そばの林百貨店グッズ売り場にあると聞いていたのですが見つかりません。

一通り回っている間に刻限が迫っています。諦めかけて4Fのカフェに入った裏側に見つけました。

買って帰ってから開けてみると、トランプが3組入っています。

左が台南の甘味トランプ、右が台南の食べ物トランプ、真ん中が台南の建物トランプです。もともとバラ売りしていたものをセットにしたっぽくて、正直台南の建物トランプはあんまり興味がないのですが、バラで2つ買っても30元くらいしか違わないのでまとめて買っちゃいました。

カードはランクごとに13種類の食べ物が分類されていて、4つのスートでお勧めの店を4軒挙げているようです。肉粽もランク中にあったんですが、再發號肉粽は含まれてませんでした。台南の飲食店は奥が深い。

なんとか13時になる前に買い物が終えられたので、急いで映画館に向かうことにします。自転車をT-Bike Stationに停めても10分足らずで行けそうだな。

つづく

*1:参考にしたと表示している現地バス会社のサイトにはもう繋がりません